「勲章・褒章制度」
―紺綬褒章―
勲章・褒章(褒章)制度は憲法の定める栄典です。勲章がその人の生涯を通じての功績を総合的に判断して授与されますが、褒章は、特定の表彰されるべき業績があればその都度授与されるという違いがあります。勲章・褒章の候補者は、各省庁の長が内閣総理大臣に推薦状を提出して決定されます。
勲章制度は春、秋に発表されご存知の方も多いので、ここでは褒章制度について説明します。
紺綬褒章は、内閣府より認定された公益団体に対し、個人500万円以上、企業・団体1,000万円以上の寄附者を当該公益団体が省庁へ褒章の申請を行い、寄附者に交付されることになっています。また、複数回の方には飾板(金)や木杯も提供されます。
日本が抱える様々な社会課題、例えば「子どもの貧困」「障害者対策」「再犯防止活動」「子どもの難病対策」「文化・芸術活動の活性化」等々の解決のためには日本における寄附文化醸成は喫緊の課題です。
皆様も寄附により、社会課題の解決に寄与することを考えてみては如何でしょうか。