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11月26日(月) [2012年11月26日(Mon)]
11月26日(月)

7:00 バンコクより成田空港着

9:30 自宅着

15:00 自宅発

15:30 財団着(書類整理、決裁)

18:00 松岡正剛 編集工学研究所所長
「アメリカの選挙と日本の選挙」 [2012年11月26日(Mon)]
「アメリカの選挙と日本の選挙」


アメリカの大統領選挙は、民主、共和両党の指名獲得競争から始まり、本番の大統領選挙まで、世界一長い選挙戦である。

結果はオバマの勝利、再選で終わった。

今回の大統領選で特に際立ったのは選挙資金の巨大化で、投入資金の大きさと相手候補を中傷するテレビ広告の多さは史上最大であったという。

非営利の政治基金調査機関(Center for Responsive Politics)のデータによると、2011年1月から選挙日までの22ヶ月余に両選対が集めた選挙資金は、オバマ6億8000万ドル、ロムニー4億5000万ドル、合計11億3000万ドルに上った。

その上、今回の大統領選では新たに「特別政治活動委員会」なる組織が登場した。連邦最高裁が2010年、候補者から独立して活動する団体の寄付上限を撤廃する判断を示したのを受けた新組織で、直接、特定候補を支援する選挙運動はできないが、現実には特定候補の側近や所属政党の政治参謀等が取り仕切っている。党派色は明瞭であり、委員会は富豪や企業経営者から無制限に資金を受け入れ、それを使って対立候補を中傷するテレビCM攻勢をかけるなど「集金・攻撃マシン」となっている。

この資金を加えると、両陣営の選挙費用はオバマ11億8000万ドル、ロムニー12億1000万ドル(約2000億円弱)に達し、投票者約1億2200万人で計算すると、「一票はおよそ20ドル」だったことになる。
(ワシントン・ウォッチ 発行人 山崎一民)

日本でも「金権選挙」なる言葉がメディアに氾濫したことがあったが、この数字を日本語に置き換えれば「超金権選挙」ということになろうか。

それにしても家族総出で全米を飛び回るあの体力と執念は、どこから来るのだろう。愛国心だけではなかろう! 「権力」の魔力に取りつかれた人たちなのだろうか。不精者の私には想像すらできないことである。

同時に行われた議会選挙では、上・下両院とも米議会史上最多の女性議員が当選した。下院総数435人中81人。上院は100人中20人が女性議員となった。1992年の選挙から20年間で女性議員は10倍になったことになる。特にハワイ州のメイジー・ヒロノ女史は、確か福島県出身の日系人一世で、アジア系初の女性上院議員となったことは誠に喜ばしいことである。ニューハンプシャー州では、非改選を含め、州知事、上・下両院の議席全てを女性が独占、米国史上初の「かかあ天下」州となった。

アメリカ最大のお祭り騒ぎは終わった。
日本の選挙はどのようになるのだろうか。

厳しい政策論争もなければ人柄すら分からない人もいる。党を離れる議員も多く、新しいグループが乱立。政治の世界の合従連衡もここまで来ると喜劇の一幕を見る感すらある。女性議員にいたっては、路チューだとか不倫の話題ばかりで、多くは真面目に政治活動を行っているのだろうが、真剣さがさっぱり伝わってこないのである。

昔、各自食材を持ち寄って真っ暗闇の中で鍋をつっつく「闇鍋」というものがあった。食べていても何だか分からない食材もあり、30〜40分後に明かりをつけて一同、笑い転げたものである。しかし選挙では、真昼間に何が何だか分からない人の中から一人を選んで票を投じなければならない。自信のない1票を闇鍋のように笑い飛ばすこともできず、いつもながら無責任な思いさえ付きまとう。今回こそ、我が選挙区から尊敬できる秀れた立候補者の出現を望みたいものである。
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