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「メータオ・クリニック」 [2012年11月14日(Wed)]
「メータオ・クリニック」


メータオ・クリニック(Mae Tao Clinic)は、1989年、タイ・ミャンマー国境に位置するタイ側の町・メソットに設立され、無料診療を続けている医療施設である。

設立者のシンシアさんは、カレン族の女性医師である。ミャンマーの軍事政権による弾圧を逃れてきた人々や、戦闘で家屋を焼かれ畑を失った避難民の多くも国境を越えてこのタイ側の町、メソットに逃れてきた。設立以来これらの人々の医療を一手に担い、今日ではその活動が国際的にも高く評価されているが、財政的には非常に困難な状況に直面しているらしい。

私がチェンマイで少数民族武装勢力の幹部達から事情聴取を行うため滞在していることを聞きつけた日本人看護師・前川由香さんと田畑彩生さんのお二人は、バスに乗って6時間をかけて面会にこられた。

私は二人との約束通り、9月23日、メータオ・クリニックを視察した。

まるで野戦病院のようで、どの建屋も雨を凌ぐ屋根はあるものの、蜘蛛の巣は張り、患者のみならず家族までもがベッドの周りに座り込み、満員の状態であった。ほとんどの患者は家族に付き添われ悪路をオートバイか徒歩で辿り着いた病人。そのため診療所では何日も入院する患者の家族の食事まで負担しなければならないという。不幸にして亡くなられた小屋掛けの死体安置所には、引き取り手の遅れから3〜4日も留め置かれるケースもあり、かすかに異臭を放っていた。

23日 メータオクリニック内.JPG
クリニック内は野戦病院のよう


この診療所開設の2年後の1991年、笹川良一は現地を訪れ建物を寄贈しているが、20年以上経過しており、その敷地は現在駐車場になっていた。

二人の看護師は日本のNGO・メ−タオ・クリニック支援の会(JAM)より派遣されており、前川由香さんは最近マラリアで1週間程床についたそうだが、元気に我々を案内してくれた。

メータオクリニック関係者と.JPG
クリニック関係者とミーティング


日本財団では約1000万円の緊急支援と、シンシア先生が日本で募金活動をするための旅費を負担することになった。来日は11月16日からで、心ある方々には先生の話に耳を傾け、募金活動に協力していただきたいものです。

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