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「スーチー女史 訪米へ」 [2012年09月19日(Wed)]
「スーチー女史 訪米へ」


一昨日(17日)、タイからの帰国の機中で、訪米途中のスーチー女史とお会いした。挨拶したところ「あら、まぁ」と、奇遇に少し驚かれていた。

草色の民族服を身につけ、ビジネスクラスの最後尾11番に深く座られた。私は急の帰国となったため1枚のカーテンで仕切られたエコノミークラスの12番席。降機の折、少し離れたところから「おはようございます。ボンボヤージ」と挨拶をしたところ、にっこりと笑顔を返された。

先般のブログで、自宅での面会の記述の中に女史の白髪(しらが)のことを書いたが、今回、座席に座られていたので全体的に根元から約3〜5cmの白髪があることがわかった。普通は女史の花飾りをつけた美しい黒髪に目線がいくのであろうが、私は少しへソ曲がりで、レディーには失礼なところを見てしまった。しかし女史はあまり気にかけておられないのであろう。次回お目にかかる時は日本の白髪染めをプレゼントしようと思うが、失礼になるだろうか。「自然のままの人間でいたいのよ!!」と、叱られるかも知れない・・・。

スーチーさん、会談は45分に及んだ.jpg
美しい黒髪にはオレンジ色の花の髪飾り


アメリカには3週間滞在されるとのこと。各地で大歓迎を受けられ、オバマ大統領も激烈な選挙戦に勝利するためにも、万障繰り合わせてスーチー女史との会談を実現させることだろう。

2年前のスーチー女史は、ミャンマーへの援助や投資は軍政を豊かにするだけなので止めてほしいと、再三再四欧米に訴え続けてきた。しかし、テイン・セイン大統領が打ち出す民主化政策を追認するように、最近のスーチー女史は援助や投資歓迎の発言をされており、今や海外に対して大統領府の広報担当外務大臣の趣すら感じさせる。予定通りならば、訪米後は年内にドイツ、ポ−ランドを訪れて一連の外国訪問は終了する。

スーチー女史の最大の懸案事項は、ミャンマーの民主化のシンボルから、如何にミャンマーの政治家として活躍するかである。彼女が議長の「国民民主連盟」(NLD)はいまだ具体的な施策を発表出来ないでいる。人材的にも手薄で、政策立案能力も欠如しているように見受けられる。テイン・セイン大統領の矢継ぎ早の民主化政策を追認する立場に追い込まれているのが現状で、NLDが政策と実行力のある政党として脱皮しなければ、やがて国民の期待は失望に変わるだろう。

政治指導者スーチー女史の真価はこれから問われる。
悩みは深いのである。
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