「満87歳の誕生日」―まだまだ死ねません― [2026年01月09日(Fri)]
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「満87歳の誕生日」 ―まだまだ死ねません― 午年の本年、馬に失礼だが、去る1月8日、馬齢を重ねること87歳となった。老妻と二人で質素な夕食を共にした。幸い健康に恵まれ、体力・気力ともに充実している。今年もハンセン病制圧のため世界を駆け巡り、裂帛の気合いで「現場には問題点と答えがある」、また「知行合一」の精神のもと、一人でも多くのハンセン病患者を救い、彼らに対する偏見や差別の解消のため、全力で活動して参りたい。 死亡適齢期の私にとって、自宅や病院は終末の場所ではない。世界いたるところ青山(墓)あり。どこで死を迎えても悔いはありません!!願わくば、アフリカの砂漠で満天の星空を見ながら最期を迎えたいと考えている。ここで老妻の一言。「そんなことをしたら、同行の職員の皆さんに多大な迷惑をかけるわ。そんなことやめて!」。女性はどこまでもリアリストですね…。 さらに老妻から、「世界を飛びまわっているのは飛行機で、あなたは読書と寝ているだけでしょう」と、するどい一発をいただいた。確かに家庭内では手のかかる老人に過ぎないわけで、かつて読んだ「妻の目に英雄なし」との箴言を思い出した。 |






