新年のご挨拶―三島由紀夫で初笑― [2026年01月05日(Mon)]
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新年のご挨拶 ―三島由紀夫で初笑― 新年おめでとうございます。三島由紀夫で初笑といきましょう。 昨年は三島由紀夫生誕100周年でした。憂国の士である三島由紀夫の作品の中に艶笑小話があるとは、三島ファンでも知らない人が多いらしい。それがあるのである。以下彼の「我が思春期」の一節である。 ************** ある国の王子さまが嫁取りをして、三人のお姫さまに会いました。第一のお姫様に、王子さまはこう聞きました。 『あなたの上のお口と下のお口はどちらがお年寄り?』 『下ですとも。だって、上のお口は歯があるのに、下のお口には歯がありません』 王子さまは第二のお姫さまにこう聞きました。 『あなたの上のお口と下のお口はどちらがお年寄り?』 『下ですわ。だって上のお口にはおヒゲないのに、下のお口にはおヒゲが一杯です』 王子さまは、第三のお姫さまに聞きました。 『あなたの上のお口と下のお口はどちらがお年寄り?』 『上ですわ。だって下のお口はまだ赤ちゃんで、ミルクばかり吞みたがります』 王子さまは第三のお姫さまと結婚しました。 ※本ブログは、拙著『紳士の「品格」 わが懺悔録』(2012年3月出版)より抜粋しています。 |






