• もっと見る
«【私の毎日】5月15日(木) | Main | 【私の毎日】5月16日(金)»
leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
Google
<< 2025年06月 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
プロフィール

笹川 陽平さんの画像
笹川 陽平
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/sasakawa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/sasakawa/index2_0.xml

「海と日本プロジェクト」―本年度開始式典― [2025年05月16日(Fri)]

「海と日本プロジェクト」
―本年度開始式典―


日本財団主催の「海と日本プロジェクト」は今年10回目を迎え、一区切りです。10回を総括の上、新たな取り組みへと発展させたいと考えています。

51放送局の参加、10年間で4万件を超える様々な海にまつわるイベント、延べ2000万人が参加されたことになる。

海ゴミの回収、海の民話のアニメ化、灯台の利活用、高校生を中心に魚を使った新しい商品開発等々、海に興味のなくなってきた国民に今一度、海に親しみを持ってもらう活動は、大きな成果をあげて、25年度で最終年度となります。

以下は本年最終年となる「25年度海と日本プロジェクト開始式典」での挨拶です。

*******************


お忙しいところお集まりいただき恐縮です。海と日本プロジェクトに皆さんにお力添えをいただき、25年度のキックオフをできますことを感謝申し上げます。

海と日本プロジェクト開始から10年という期間で51の放送局からの献身的なお力添えを頂きました。海洋立国日本と政治家は口では言いますが、口先だけで政府が機能していないという状況下にあり、これではいけないということで、皆さんのお力添えを頂いて参りました。海の大切さ、そして我々日本人は海と共に生きてきた歴史もありますから、特に子どもを中心に海を再認識して欲しいと活動を頂いております。これまでに4万件に上るイベントを開催いただき、延べ2000万人を超える人が参加下さったということで、改めて皆さんのご尽力に感謝申し上げます。

私も多くの国際会議に参加致しますが、今や世界の最も大きな問題の一つが海に関わる問題、すなわち海洋問題です。ここから気候変動が起こり、地球環境の悪化も進んでいきます。人類の生存に最も大切なものは海であるにもかかわらず、人間は宇宙に興味を向けがちで、人類の生存に一番肝心な海洋への認識が大変薄かったことは御高承の通りです。しかし、今や世界の国際会議では、一番の問題は海洋の問題と言われるまでになってきました。これはお集まりの皆さんの地道な活動の成果の積み重ねと思います。皆さんの地道な活動で蓄積されたエビデンスを基に我々が国際社会で発信することで海洋問題のトップリーダーは日本財団と言われるところまで来ました。皆さんに改めて感謝を申し上げます。

日本財団はこれまで様々な海洋課題に取り組んできました。例えば北極海航路の開拓、最近でいえば暗黒酸素に関する記者会見も行いました。ご承知の通り、酸素は光合成で生成されると従来考えられておりましたが、海底5000メートルにあるマンガンノジュールという物質から酸素が発生しているのではないかという発表がスコットランド海洋科学協会からあり、日本財団はこの組織といち早く連携しメカニズムを解明しようとしております。また海の生物は実は10%しか知られていない現状に鑑み、新しい海の生物を発見する事業も開始致しました。動物や植物、昆虫には分類学が発達しておりますが、海にこれだけの生物がいながら9割が未知であり分類学も存在しない状況であります。しかし、中には我々の健康に有益な物質を持った生物も沢山いると言われており、海を科学することで人類が更に発展できるよう、こうした方面でも日本財団は活動しています。

日本財団は1972年のストックホルム宣言の時から、環境問題を解決せずには人類の将来はないと認識して活動を開始しております。近年、国連海洋会議が出来ましたが、形だけで十分機能していない実情があるほか、国連、政府がやることにも限界があります。例えば海洋ゴミ対策でいえば、実は海のゴミの7割は陸地から海に流れ込んでおり、特にプラスチックはそれを魚が取り込み、そしてその魚を食べている我々人間にも影響が出るという事象も発生しています。つまり、大切なことはゴミを捨てないというのが基本となります。海と日本プロジェクトの主たる活動の一つにゴミを拾う活動もありますが、こうした取り組みから「一度ゴミ拾いに参加した人はごみを捨てなくなる」ということが分かりましたので、日本財団は「スポGOMI」と称しゴミ拾いをスポーツにすることで多くの人を巻き込んでおります。既に「スポGOMI」のW杯を開催しており、昨年は約30ヶ国が参加し、英国が優勝、日本代表であった新潟のチームは2位という成績でした。このように、ゴミを拾えば捨てなくなるという特徴を活かして、海洋環境の改善に民間の立場から取り組んでおりますが、全ては、海と日本プロジェクトの成果であろうと思います。

改めて皆さんの活躍に深甚なる謝意を表したいと思いますが、これまで10年間やってきた結果を受け止め、しっかりと今後の在り方を見直す時期でもあろうかと思います。10年一区切りではありますが、これで事業を止めようという考えではなく、10年間の成果を分析し、次どのように更に活動していくかを考えて参りたいと思います。すでに、灯台プロジェクト、海にまつわる民話の映像化、高校生による海にまつわる様々な取り組みなどを実施しニュースとして広く多くの国民に広がっています。是非とも引き続きご参加の皆さんの協力を賜り、海洋問題は日本がリーダーシップを取っている国であると世界に理解してもらえるようになってほしいというのが私の願いです。今年は一つの区切りであり、心から感謝を申し上げるとともに引き続きの協力をお願い致します。ありがとうございました。
コメントする
コメント
オールジャパンでの取り組みに10年近く参画させて頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
島根エリアでは今年、10年の集大成として、高校生を中心にした「海部〜UMIBU〜」というミニ番組を立ち上げ、若い世代の海への取組を応援しています。
また、隠岐諸島への体験学習会は恒例になりつつあり、子供たちが海に触れ合う機会の創出につながっており、今年は過去一番の勢いで応募者が集まっています。
時間はかかりましたが、ようやく目が出つつある状況です。
10年一区切りとは申しますが、次の10年は更に羽ばたくために重要な期間だと思います。
海の環境悪化は、海洋問題にとどまらず、気候変動、食の安全など国際的にも大きな問題です。
今後も、島根から草の根の活動を続け、一助になればと思います。
今後とも宜しくお願い致します。

海と日本プロジェクトinしまね事務局
Posted by: 海と日本プロジェクトinしまね事務局 藤谷  at 2025年06月11日(Wed) 14:50

10年にわたる「海と日本プロジェクト」へのご尽力と、このような壮大なプロジェクトに関わらせていただいていることに、心より感謝を申し上げます。
岡山の人たち、特に未来を担う子どもたちに何を感じてもらいたいのか、自分たちも勉強させてもらいながら、活動に取り組ませていただきました。
体験学習イベントなどで子どもたちと時間をともにして感じたことは、「きっかけ」の大切さです。
海と関わるきっかけ、海の問題を知るきっかけ、そして自分自身が行動をおこすきっかけ。
海と日本プロジェクトでは、多くのきっかけを提供できたと思っています。
そのきっかけは、“夏休みの自由研究で海について調べる”というちょっとしたことから、“海を守るためのボランティア団体を作って活動する”というものまで、子どもたちの中で、次へ、次へ、とつながっています。
海と日本プロジェクトに関わった子どもたちが、将来、海洋ゴミ問題や温暖化対策、海底研究、担い手不足など、様々な海洋問題に携わっていくことを期待するとともに、支えていければと思っています。
大切な海を再認識させる取り組みに、我々の活動が一助となっていれば幸いです。引き続き何卒よろしくお願いいたします。
Posted by: 海と日本プロジェクトin岡山事務局  at 2025年06月03日(Tue) 09:45

海と日本プロジェクトin京都の小原と申します。
長年にわたり当事業に参画させていただき、誠にありがとうございます。
「海と日本プロジェクトin京都」では、海と接する機会の少ない京都市内に住む子供たちにとって、海の大切さや環境保護の必要性を学ぶ貴重な機会をいただいております。
これまでに、子どもたちを対象とした「海の京都調査隊」によるフィールド学習、祇園祭などの地域イベントと連動したゴミ拾い活動、さらには地域産品とのコラボによる啓発活動(例:天橋立ワイン「海の京都ロゼ」)など、多角的な取り組みを展開してきました。
「CHANGE FOR THE BLUE」の海洋ごみ削減活動は、京都府内でも多くの市民を巻き込む形で行われ、啓発と行動変容のきっかけとなりました。
海と日本プロジェクトに関わった人たちの中には「海と共に生きる」という意識が着実に根付きつつあります。今後もこのような活動を継続し海の魅力を発信していきたいと考えております。
引き続きどうぞよろしくお願い致します。
Posted by: 海と日本プロジェクトin京都  at 2025年05月28日(Wed) 14:11

いつも大変お世話になっております。
10年にわたる「海と日本プロジェクト」へのご尽力に、心より敬意と感謝を申し上げます。
山形エリアでは、オリジナル体験学習イベントを毎年開催しており、イベントに参加していた当時小学生だった生徒が、海と日本プロジェクトの活動を通して「海に関わる仕事に就きたい」と地元の水産高校に入学したという嬉しいお話をいただいております。
「海と日本プロジェクト」として多くの県民に地元の海の魅力や課題を発信することができ、この事業に関わる機会をいただけたことに心から感謝いたします。
これからも豊かな海を次世代につないでいく活動に尽力してまいります。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

海と日本プロジェクトin山形 一同
Posted by: 佐藤  at 2025年05月28日(Wed) 11:07

海と日本プロジェクト北海道事務局の山根です。私は2020年から海と日本プロジェクトに参加しています。毎年思うことですが、海の環境に関わる学びの場を提供することで、子どもたちが生き生きと知識を吸収していく姿に感銘を受けています。北海道地区は2016年から海と日本プロジェクトの取り組みに参加していますが、今年度、海と日本プロジェクトのイベントに参加したOB・OGから地元の水産高校に進学する子どもが現れました。小さな一歩ですが、北海道に少しでも海の環境問題を自分事にする子どもたちが増えていることを実感します。今年度で「海と日本プロジェクト」は一つの区切りを迎えますが、今後とも海洋問題の啓発を進めていければと考えています。
Posted by: 北海道事務局  at 2025年05月28日(Wed) 10:43

海と日本プロジェクトinかがわ 事務局の壁下と申します。2023年度から事業に携わらせていただいております。
体験学習に参加した子どもたちが、真剣な眼差しで瀬戸内海を豊かな海にするために話し合っている姿を見て、深く感動いたしました。
この取り組みに関わる機会をいただけた日本財団の皆様に心から感謝いたします。
これからも地域のため、子どもたちの未来のために一年一年、尽力していきます。
引き続きのご指導とご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
Posted by: 香川事務局  at 2025年05月27日(Tue) 17:17

神奈川県は、日本屈指の魅力を誇る湘南を擁し、魚種の豊富な相模湾、マグロで知られる三崎港、ミナトYOKOHAMAといった、海に纏わるモノ・コトの宝庫です。
そんな神奈川で「海と日本プロジェクトinかながわ」を担い続けてきたことを、スタッフ全員誇りに思います。同時に、この10年の間に兆したムーブメントを、全力で次代に繋いでいかなければならないという重責を、強く思わずにはいられません。

10年前の第1回で実施した企画<かながわシー・ガーディアン(SeaGuardian、海の守護者)>で、参加したどの子の眼もキラキラしていたことを懐かしく思い出しました。
そして、次の10年、何をすべきか。あらためて気を引き締めています。
日本財団様の10年間にわたるご支援に、心から感謝を込めて。

海と日本プロジェクトinかながわ 一同
Posted by: 海と日本プロジェクトinかながわ  at 2025年05月27日(Tue) 11:42

海と日本プロジェクトin高知事務局の射手と申します。
このたびは、長年にわたる海と日本プロジェクトの取り組みに、心から敬意を表するとともに、深く感謝申し上げます。
高知県で活動をおこなってきたこの10年、子どもたちだけでなく、その子どもたちを見守る大人たち、活動を実施してきた私たち自身含め、多くの人たちに気付きと行動するきっかけと与えることができたと思います。
また、毎年の取り組みの中で、県内の教育委員会や、大学・高校などの教育機関、県内の海の専門家とのネットワークが年々大きくなり、取り組む事業のスケールもそれに比例するように大きくなってきました。10年目で一区切りを迎えましたが、本年度の活動は今までの集大成とし、これから先についても培ってきた経験を活かした活動を続けていきたいと考えています。引き続きのご支援、ご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願いいたします。
Posted by: 射手  at 2025年05月26日(Mon) 15:26

海と日本プロジェクトinひょうごの宮本と申します。
長年当事業に参画させていただき、誠にありがとうございます。
当事業(CHANGE FOR THE BLUEプロジェクト・海の民話プロジェクト等含む)を通して、地元行政・企業・学校・団体等、さまざまな方々と連携させていただき、多くの地域住民に海体験を提供するとともに、海について学んでいただくことができたと感じています。
活動に参加いただいた方からは、「継続的に参加したい」「なにかできることはないか」等、前向きなお声をいただくことが多く、近年の社会情勢から各個人の意識は確実に高まっているとも感じています。
まだまだ地域内でやり切れていないことも数多く、次のフェーズにおいても、日本財団様はじめ全国の当事業に携わる方々と共に、海を未来に繋いでいく活動に邁進したいと思っております。
今後とも何卒宜しくお願い致します。
Posted by: 海と日本プロジェクトinひょうご  at 2025年05月26日(Mon) 15:14

海と日本プロジェクト東京事務局でございます。
2020年から海と日本プロジェクトに参画させていただき、これまで全国の小学生を対象に海洋インフォグラフィックコンテストをはじめとしたイベントや番組放送を実施してきました。
年々、小学生の海に対する意識や興味関心、課題を解決しなければならないという意欲が高まっていることを感じており、多くの参加者や保護者からも『海と日本プロジェクトの活動がきっかけで、海の〇〇について興味を持ちました』というお言葉もたくさんいただいております。
改めまして日本財団の皆様のご支援・ご協力をいただき感謝を申し上げるとともに、より多くの若い世代へ今後も発信し巻き込みながら活動を継続できるよう尽力してまいります。
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
Posted by: 川島  at 2025年05月26日(Mon) 10:36

10年にわたる「海と日本プロジェクト」へのご尽力に、心より敬意と感謝を申し上げます。
私たちの住む宮崎は、青く澄んだ日向灘の海、サーフィンの聖地・木崎浜、港に揚がる新鮮な魚、豊かな漁場、そして海から吹くあたたかい風とともに、生きてきました。
潮の香りが日常にあるこの地で、「海を想うこと」の大切さを、改めて深く感じさせていただいた10年だったと実感しています。
この活動を通して、私たち自身も改めて宮崎の海の魅力に気づかされました。

海難事故や海洋環境の変化、さらには地球温暖化といった問題は、決して他人事ではありません。
海とともに生きる私たちにとって、いずれも身近で重要なテーマです。

だからこそ、このプロジェクトを通じて一人ひとりに届けられたメッセージや気づきは、かけがえのない財産となりました。

そして何よりも、宮崎の子どもたちのキラキラとした笑顔や、まっすぐなまなざしに、毎回心を打たれました。
「子どもたちの人生に少しでも良い影響を届けたい」という想いを胸に、私たちも毎回全力で取り組んでまいりました。

この節目の年にあたり、改めて感謝の気持ちを込めて、これからも宮崎の海から、海を愛し、海とともに生きる力を、全国へ、そして未来へと届けてまいります。
Posted by: 海と日本プロジェクト in みやざき  at 2025年05月26日(Mon) 09:58

海と日本プロジェクトin千葉県の山田と申します。長年にわたりこれ海と日本プロジェクトに参画させていただきまして本当にありがとうございました。これまでのCFB事業・エリア事業・海の民話など数々の海プロの事業を通して、数多くの県民の方に地元の海の魅力や課題などを知っていただくことが出来ました。大変嬉しく思っております。全国のみなさまと積み重ねたこの歩みを礎に、今年度も広く海の魅力と課題を伝えていきたいと考えております。
Posted by: 海と日本プロジェクトin千葉県  at 2025年05月23日(Fri) 20:01

いつも大変お世話になっております。海と日本プロジェクトinながさき事務局 増田です。長崎は多くの離島を有し、海岸線も長く、海洋県として水産業も盛んなエリアです。そのような県ですが、意外と海への親しみが全国的にみてそれほど突出してはいませんでした。
「海と日本プロジェクト」の活動を通して海への関心、体験が増えたことを肌で感じました。離島との交流、新技術の体感、海洋問題の自分ごと化、様々な団体との協業、次世代を担う子供たちを主役に多くの笑顔に触れ合いました。
長崎県大村湾は、外海からの影響を受けにくい超閉鎖性海域と呼び全国でも珍しい湾です。そこを舞台とした「大村湾ワンダーベイプロジェクト」も立ち上げ、周辺自治体も巻き込んだ新たなネットワークも広がりました。
これもひとえに日本財団の皆様が海洋問題のトップリーダーとして牽引していただいた賜物であると思います。日本財団および笹川会長へ感謝申し上げます。10年一区切りとし、新たなステージへのリスタートになると考えております。これからもご指導、ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
Posted by: 増田  at 2025年05月23日(Fri) 19:06

いつも大変お世話になっております。一区切りを迎える今、10年間の歩みを糧に、次の10年へとつながる新たなアクションが始まることを期待しています。『海と日本』が引き続き未来の世代にとって誇れるテーマであり続けるよう、私も一層尽力してまいります。引き続きよろしくお願いいたします。
Posted by: 海と日本プロジェクトin大阪  at 2025年05月23日(Fri) 14:39

「海と日本プロジェクト」がこの10年間で築いて​きた歩みに、
深い敬意と感謝を申し上げます。

海は日本の文化や暮らしに深く根ざした存在である一方、
気候変動や海洋ごみなど、未来に向けての課題も数多く抱えている中で、
「海と日本プロジェクト」が一つひとつの行動を通じて確実に
社会を動かしてきたことは、自分にとっても強い動機づけとなっています。

私自身、まだプロジェクトに関わって日は浅いものの、
地域に根ざした活動の​積み重ねが未来の海につながると信じて、
これからも取り組んでまいります。

​今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by: 橘川  at 2025年05月23日(Fri) 09:44

サバ缶、ビタミンちくわ、魚肉ソーセージ、塩丸いか、えご。いずれも冷蔵技術が発達していなかったころから、信州人にタンパク質やミネラルを届け、食卓を支えてきた海の産物であり、今も信州の食文化として根付いています。
海と日本プロジェクトin長野では、このうち、サバやイカをテーマに子供たちに山と海の結びつきを学んでもらう体験学習プログラムを実施してきました。
今年のテーマはカツオ。鰹節生産会社の社長は信州の山林は鰹節づくり生命線だと言います。カツオの身を燻し、乾燥させるばいかんという工程に、信州から仕入れる薪が大量に必要だからです。今回、参加する子供たちは薪割体験をし、その薪をバトンとして、鰹節生産会社に手渡し、日本の食文化を支えるリレーを体感してもらう予定です。
これまでの海と日本プロジェクトも、まさに海の親しみや海を大切にしたいという思いを次世代につなぐリレーだったと思います。体験学習プログラムに参加してくれた子供たちがやがて大人になった時、その思いや体験をその次の世代に伝えてくれるはずです。このリレーがこれからも続き、海や水産業をめぐる諸課題が改善していくことを願ってやみません。
Posted by: 黒岩  at 2025年05月23日(Fri) 09:16

海と日本PROJECT inみやぎエリア事務局の田沼と申します。
海と日本の10年間の歩みは、私たち東北に住む者にとって震災からの本格的な復興と軌を一にするものでした。水産県として海からの恩恵を受けて生活をしていた宮城の人々が、震災後に海とどのように向き合っていくのか。その大きな課題を、プロジェクトに参加して頂いた大人から子供まで多くの方々、趣旨に賛同してくださった企業や自治体の皆様と、じっくりと考える機会となりました。これからも歩みを止めることなく、海との良い関係をエリア全体で考えていけたら、と思っております。引き続きのご指導、ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
Posted by: 田沼  at 2025年05月23日(Fri) 01:45

海と日本プロジェクトinかがわ 事務局の河野と申します。初年度から事業に携わらせていただいております。
10年前に体験学習イベントに参加されたお子様が、既に成人され、あの体験を通じて海に関心を持ち、未来を担う人材として活躍されていることを想像すると、とても感慨深いです。
瀬戸内オーシャンズXとも連携し、香川県内でプロジェクトが大きなムーブメントとなり、その一助となれたことが嬉しいです。
今後も瀬戸内海の課題や魅力を発信し、地域の皆さまとともに海を未来に引き継ぐ活動を継続したいという想いです。引き続き、宜しくお願いいたします。
Posted by: 香川事務局  at 2025年05月22日(Thu) 13:28

いつも大変お世話になっております。
この事業に携わらせていただく以前は、日本人としてずっと身近にある海について、身近過ぎるがゆえに改めて考える、という機会は無かった気がします。
しかしこの事業を通じて新しい発見や新しいつながりがたくさん生まれました。これは、この活動をしなければ得ることのできなかった素晴らしい成果になりました。
実際に目を輝かせて課題に取り組む子どもたちを見ているとこちらもうれしくなりましたし、少しでも未来につながる活動ができたことを誇りに思います。
この10年活動させていただけたことに深く感謝申し上げます。
今後もこの経験とつながりを生かし、終わることのない問題解決に少しでも貢献できるよう尽力したいと思います。
引き続きよろしくお願いいたします。
Posted by: 木元  at 2025年05月22日(Thu) 12:22

10年という長期にわたる「海と日本プロジェクト」の取り組みに心より敬意を申し上げます。関わらせていただき、どうもありがとうございました。
私たちもその一員として、これからも多くの方々に海の大切さやごみ拾いの意義を伝え続けていく所存です。
引き続きのご指導とご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
海と日本プロジェクトin愛知県一同
Posted by: 海と日本プロジェクトin愛知県  at 2025年05月22日(Thu) 12:16

海と日本プロジェクトin沖縄県の宮城です。
地域や国を超えた取り組みである「海と日本プロジェクト」の10年間に沖縄県事務局として、関われたことに大変感謝しております。
沖縄県内での活動を通しまして、「海と日本プロジェクト」の取り組みが地域の方々の意識を変える力を持っていることを実感した10年でもありました。
これからも沖縄の海を未来に繋げていく活動をしていきたいと考えます。引き続きよろしくお願いいたします。
Posted by: 海と日本プロジェクトin沖縄県  at 2025年05月22日(Thu) 12:12

海と日本プロジェクトinふくおか事務局の柴田と申します。
一昨年から関わらせていただいております。それまでは
海ごみには全く無関心でしたが、スポGOMIなど、自分も
ごみ拾いに参加したことで、ごみを捨てなくなりました。
また子どもたちの体験活動も今やエリアにすっかり定着。
海に親しむ子どもたちの様子を見るのが楽しみになりました。

今年で一区切りとなる海と日本プロジェクトですが、
今後も新たな形で関わらせて頂けますと嬉しい限りです。
Posted by: 柴田喜之  at 2025年05月22日(Thu) 10:54

海と日本プロジェクト富山事務局の蟹谷と申します。ひとまず10年間ありがとうございました。言うまでもなく我々富山県民にとって海はとても大切な存在です。改めてその気付きを与えていただき、そして海と人を結ぶ様々な活動に対し、時には後押し、時には引っ張っていただいた笹川会長、日本財団の皆様のご尽力に感謝の念に堪えません。おかげ様で積み重ねることができた様々な経験・知見をさらに発展させ、より海のため、地域のため、人々のために次の1年1年をともにご指導いただきながら邁進したく考えております。引き続きよろしくお願いいたします
Posted by: 海と日本プロジェクトin富山県  at 2025年05月21日(Wed) 14:32

平素大変お世話になっております。
海と日本プロジェクト福井県事務局の辰川と申します。
このたびは、10年間にわたる「海と日本プロジェクト」の歩みに、心より敬意を表します。
私たちもその一員として、多くの方々に海の大切さやごみ拾いの意義を伝える活動に携わることができ、大変光栄に存じます。
これまでの成果を糧に、今後もさらなる発展と社会への貢献を目指し、尽力してまいります。
引き続きのご指導とご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。
Posted by: 辰川  at 2025年05月19日(Mon) 13:07

瀬戸内オーシャンズXにて宇多津町の大束川の水抜き掃除をして、農地の維持、水路維持管理などいろいろ考えるようになりました。水路でごみを回収して海に行くのを減らす。香川県より全国で川の水抜き掃除が出来ること祈願してます
Posted by: 谷川大道  at 2025年05月18日(Sun) 22:57

海と日本は、この国の海を想う人々の「志脈」「知脈」「人脈」が折り重なり、築かれてきた希望のうねりです。

その構想の初期から関わり続け、気づけば人生の10年を、ほぼこのプロジェクトと共に重ねてきました。

各地で生まれた物語と、それを支えた一人ひとりの情熱が、確かな変化を生んできたと感じています。

この取り組みに長く関わる機会をいただけた日本財団および笹川会長に、深く感謝申し上げます。

この節目を、新たな出発点として。「海をチャンスに。その挑戦を世界に。」――そんな未来を、日本財団が切り拓いていかれることを、心から願っております。
Posted by: 波房克典  at 2025年05月18日(Sun) 12:46