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「香取・草なぎ・稲垣さん有難う」―能登半島地震・豪雨に1億3千万円追加支援― [2025年02月19日(Wed)]

「香取・草なぎ・稲垣さん有難う」
―能登半島地震・豪雨に1億3千万円追加支援―


表題の3人が参加する「新しい地図」と日本財団が共同で運営する基金「LOVE POCKET FUND」は、設置以来約5年にわたり、多くのファンに支えられ、寄付金総額は2月17日現在約8億円となり、これまでコロナ対策支援、難病の子供支援、そして能登半島地震等に活用されてきたことは、2023年7月24日、2024年11月18日のブログで報告してきた通りです。今回は、能登半島地震・豪雨に対する第5回目の支援として約1億3千万円の追加支援をして下さった。

以下「LOVE POCKET FUND」能登半島地震支援プロジェクト第5弾に関する2月7日付ORICON NEWSの記事を掲載します。

*******************

稲垣吾郎・草なぎ剛・香取慎吾の「新しい地図」と「日本財団」が共同運営する『LOVE POCKET FUND』(愛のポケット基金)の令和6年能登半島地震支援プロジェクト第五弾支援が決定した。震災・豪雨で甚大な被害が出た輪島市街地の中心に『コミュニティBASEうるしはら(仮称)』を開設するため、1億3105万7301円を支援する。

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新しい地図(左から)草なぎ剛、稲垣吾郎、香取慎吾


昨年1月に発生した能登半島地震、そして9月に発生した奥能登豪雨の甚大な被害を受け、『LOVE POCKET FUND』は継続的に支援活動を行っている。しかし、現地ではいまだ安心できる生活環境を取り戻すことができていない。「特に、地震と豪雨の二重被害が深刻な輪島市などでは少子高齢化が進んでいたうえに、医療体制まで大きなダメージを受けてしまい、仮設住宅で孤立しがちな高齢者など、リスクが高い方々の災害関連死などの二次被害の危険性が高まっています」とする。

『コミュニティBASEうるしはら(仮称)』は、こうしたひっ迫した状況にある現地の医療体制を補完し、特に災害関連死の危険などがある高齢者を支え、さらには輪島市街地全体の復興に寄与する取り組み。あらゆる世代の地域住民、復興を支援する関係者、医療関係者らが日常的に訪れ交流できる、輪島市河井町の交流拠点として、地域住民から譲渡された民家を、隣接する総合診療クリニック「ごちゃまるクリニック」の地域ケア活動を発展させた「一般社団法人ごちゃらあと」が改築し、運営していく。拠点開設の工事は今年春頃開始され、年内に竣工・運営開始する予定。

市街地の中心にあり、周辺の仮設住宅からもバスや徒歩でアクセスしやすい立地。お茶会や季節のワークショップなど、高齢者でも気軽に立ち寄れる場づくりを通じて、クリニックの医療関係者をはじめとした多職種連携や、周辺住民が互いの近況を気に掛け合える状態が生まれ、結果として孤立による健康状態の悪化や災害関連死を未然に防ぐことにつなげる。

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『コミュニティBASEうるしはら(仮称)』完成イメージ


『LOVE POCKET FUND』にとっては、新たな施設の開設という初めての大型支援となる。また、日本財団としても大規模事業となる。輪島市街地の被災状況・医療体制の衰退が著しく、エリア全体の住民が医療・福祉という枠組みだけに留まらず、気軽に集い相談できる場所が必要不可欠と判断されたことから、今回の支援の実施にいたった。

代表して稲垣は「大変な日々をお過ごしの方々に、今回の支援を通じて、安らげる場をご提供できるようにと願っています。 これからも能登半島の皆さんに寄り添っていきたいと思います」とコメントを寄せた。

■輪島市の被災状況
・震災・豪雨による被害:地震による死者が181人・負傷者は516人。豪雨でも11人が死亡。地震で6244棟、豪雨で544棟の家屋が全半壊(すべて2025年1月21日時点)。また輪島朝市エリアでは約240棟の建物が火災により焼失。2897棟の仮設住宅で輪島市民の方々が生活をしている(2024年12月24日時点)。

・医療体制へのダメージ:地震後、輪島市を含む奥能登地域の4つの公立病院では、病床数が538床から240床に減少し、看護師計約60人が、家族と避難を迫られるなどして24年3月末までに離職した。

・災害関連死:輪島市だけですでに80人の方が災害関連死として認定されている(2024年12月24日時点)。
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