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「中国人民解放軍来日」―笹川平和財団― [2024年05月23日(Thu)]

「中国人民解放軍来日」
―笹川平和財団―


中国人民解放軍と防衛省・自衛隊との佐官級(大佐、中佐、少佐)交流が笹川平和財団主催で再開され、5月16日に歓迎式典を開催した。以下私の挨拶です。

**********************


張保群少将を団長とする中国人民解放軍の佐官級の皆さん、ご来日を心より歓迎申し上げます。また、事務的な手続きをしていただいた中国国際戦略学会の皆さんにも感謝申し上げます。

この日中佐官級交流は当方から中国側に申し入れたことです。2000年でした。当時は副参謀長の熊光楷さんとの間に、日中というのは地政学的に離れがたい二国間であり、軍人同士の交流をしっかりやっていくことが大変重要であると合意しました。勿論、二国間には様々な政治的問題があり、新たに惹起することもありますが、互いによく知ることが大事であります。人民解放軍も自衛隊も、決して闘って命を亡くしたいという兵隊はいないわけであります。勿論国家レベルの判断があれば闘わざるを得ませんが、そうならないように互いを良く知ることが重要であると合意に達しました。この間、様々な政治的困難が惹起したことはご承知の通りで、中断したこともあります。今回はコロナもあり、約5年振りということになります。

実は昨年5月に中国に参りまして、再開しようと、張保群少将に申し上げたところ、すぐにやろうとなり、7月には自衛隊の皆さんを快くお迎え頂きました。大歓迎を受けて見学したわけですが、中国側は遅れてしまいようやく今回お越しいただけました。

2001年からの23年間で日本から中国に行ったのが14回、来日頂いたのが12回となります。断続的ではありますが、続いてきました。ともすると、G to Gのプログラムですと、プログラムがどうしても堅苦しくならざるを得ません。しかし民間が入るトラック1.5になりますれば、単なる軍事交流ではなく、日本の社会、例えば農村部や企業なども見ていただけます。そうした意味で、自衛隊が中国を訪問した時も、人々の生活様式を見ていただき社会を学んでいただくことが重要と思います。かつて両国関係が難しい時期には、日本が軍事大国を目指しているという報道が中国でも出ましたが、その時に実際に中国の訪日団がいらして「笹川先生、市中に制服を着た兵隊がいないのはどうしたことでしょうか」という質問を受けたのを懐かしく思います。このように実際の状況は大きく異なることもありますから、実際にその国を見ていただくことが大変重要だと思います。自衛隊も中国に行ったことがない方が多く、こちらも刺激的な知識を学んでくれるものと思います。民間が仲介する防衛交流は世界で日本財団と笹川平和財団しかありません。欧州でこの話をいたしますと大変驚かれ「我々もこうした交流が出来ると良い」と言われます。2001年から人民解放軍、中国国際戦略学会、自衛隊、防衛省の皆さんが本交流の重要さを認識され続いてきたことに主催者として感謝致します。

私の夢はまだ実現していませんが、東南アジアにおいても災害が発生しておりますので、何とか日中両国の軍隊が共同して災害救援活動をして欲しいというものです。以前、四川省の大地震の際は自衛隊も出動の準備をしていましたが上手くいきませんでした。第三国の救援活動に両国の軍隊が協力して欲しというのが、まだ実現できていない私の夢です。

今回人民解放軍の訪日メンバーの中に女性の方が入っているのを嬉しく思いますので、特に女性の皆さんに敬意と歓迎を表したいと思います。自衛隊も今秋に中国に行きますので、女性も意識的に参加いただくようご協力を頂きたいと思います。

改めて将軍閣下をはじめとする訪日団に心から改めて歓迎を致します。また自衛隊、防衛省の皆さんが、万全の歓迎準備を頂いたことに御礼申し上げます。交流が末永く続いていく、そして続けていきたいという我々の願いがこれからも実現することを心から願っています。最後に、本日は記者団も沢山いらしてくれています。話せる範囲で構いませんので、日本の国民への理解を進めるために、記者団からの質問がありましたら、答えられる範囲で質問に答えていただければ幸いです。ありがとうございました。

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張保群少将を団長とする一行のみなさん

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お酒を酌み交わして交流

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人民解放軍の女性幹部の皆さんと談笑
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2000年代、つまりこの交流の早い時期に私も参加させていただきましたが、その意義はとても高いと思います。先年も舞鶴で出会った海自の基地司令が、当時、私同様、これに参加したということで旧交を休講を暖めました。
笹川会長は先日、台湾の頼総統以下幹部にお会いしたばかりなのに、今度は北京から大勢の佐官級を招聘され、まさに1.5の大切さをこっ宣して示しておられるようで、おおいに拍手しております。
Posted by: 吹浦忠正  at 2024年05月23日(Thu) 08:59