「中国の小話」その305―三つの代表理論― [2023年02月03日(Fri)]
「中国の小話」その305 ―三つの代表理論― 20年前、江沢民氏が中国共産党第16回大会において、中国共産党は以下を代表すべきとする「三つの代表」理論を打ち出した。 @ 中国の先進的な社会生産力の発展の要求。 A 中国の先進的文化の前進の方向。 B 中国の最も広範な人民の根本的利益。 江沢民氏は上記3つの代表が共産党立党の基本、執政の本、力の源であることを強調し、マルクス・レーニン主義、毛沢東思想、ケ小平理論とともに党の重要思想と位置付け、党規約に明記した。 三つの代表理論に対する中国一般庶民の解読。 @ 腐敗官僚が逃げた国は、先進的な社会生産力を発展要求代表する国。 A 腐敗官僚の子供が留学している国は、先進的文化を代表する。 B 腐敗官僚の奥さんまたは愛人が帰化した国の制度が広範な人民の利益を代表する制度。 ということは、腐敗官僚が逃げた方向は、中華民族新文化の方向になるし、人類が進歩する方向になると一般市民は考えているのでしょう。 |