• もっと見る
«【私の毎日】5月11日(水) | Main | 【私の毎日】5月12日(木)»
leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
Google
<< 2024年03月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            
プロフィール

笹川 陽平さんの画像
笹川 陽平
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/sasakawa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/sasakawa/index2_0.xml

「第三の居場所」―ユニークな施設完成― [2022年05月12日(Thu)]

「第三の居場所」
―ユニークな施設完成―


家庭、学校以外に、子どもを中心とした異世代間交流の場を通して心豊かな子どもを育てるため、全国に「第三の居場所」作りを公募しているが、大好評で、日本財団ではその対応に追われている。当初の目標500カ所よりはるかに多く設置できそうだ。

今回紹介する施設は、障害者アートの収益金で近い将来の運営費用を獲得しようとする取り組みである。

※東京新聞の「Tokyo Web」の記事を借用しました。

******************

 「障害があっても、子どもたちに手を差し伸べることはできる」。みどり市で障害者支援施設などを運営する社会福祉法人「チハヤ会」は、地域の子どもたちが気軽に過ごせる施設「おむすび堂」をオープンした。知的障害のある人のアートを生かした作品販売による収益を運営に活用していく。子どもの新たな居場所となるとともに、多様性への理解にもつながると期待する。

 建物は木に囲まれた温かい空間。子どもたちが、宿題だけでなく、料理や食事などをスタッフと一緒にする。一階にはカフェや足湯があり、地域住民やチハヤ会の施設を利用する障害者も気軽に立ち寄れる。

木に囲まれた暖かい空間の「おむすび堂」いずれも、みどり市で.png
木に囲まれた暖かい空間の「おむすび堂」いずれも、みどり市で


 日本財団が2016年からスタートさせた、子どもたちに家庭、学校に次ぐ「第三の居場所」を提供しようとするプロジェクトの一環。全国各地にある約80の拠点が地域や運営団体の特性を生かして運営する。

 チハヤ会は、知的障害のある利用者が描いた絵やアート作品をTシャツやタオル、コースターなどにして販売。その収益を運営資金とする計画を立てた。石戸悦史理事(52)は「障害のある人も共生社会をつくる一人」との理念を強調する。

「おむすび堂」で販売するタオルやコースターなど.png
「おむすび堂」で販売するタオルやコースターなど


 最初は日本財団の運営助成金も得ながらのスタートだが、限度は三年間。その後は自主財源などでの継続を目指す。おむすび堂にはギャラリースペースもあり、チハヤ会の利用者の編み物や詩も展示されている。運営マネジャーの福本昌彦さん(41)は「支えてもらう存在と思われがちな障害者も、子どもに手を差し伸べ社会の中で輝くことができる」と話した。


コメントする
コメント