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「”Don’t Forget Leprosy”キャンペーン」―第三回ウェビナー「世界におけるハンセン病制圧活動」― [2021年12月16日(Thu)]

「”Don’t Forget Leprosy”キャンペーン」
―第三回ウェビナー「世界におけるハンセン病制圧活動」―
2021年12月2日


(53カ国が参加。コモロ連合、エチオピアにおける活動等の報告を受けて)

笹川制圧大使:
コロナの状況下でウェビナーの開催を続けて下さっていることにまずもって敬意を表します。また、モエティ・WHOアフリカ地域事務局長、ラオ博士からアフリカとインドの実情について詳細な説明をいただき感謝申し上げます。そして、ガーナのコフィさん、コモロのムゼンババさんからも積極的な取り組みについて報告を頂き嬉しく思うと同時に、力強い活動に謝意を表します。最後に、エチオピアのテスファイエさんは、保健省ではなくENAPALという回復者団体として積極的に活動をされていらっしゃり、回復者の立場から新規患者の発見に努力されているというのも、有難く拝聴しました。コロナという世界的な感染症が蔓延する中での、我々のハンセン病の病気と差別をゼロにする活動は困難を極めていることは承知していますが、今日の報告は私たちを力づけるものでした。皆様においては、ハンセン病との闘いに情熱を失うどころか、一人でも多くの患者発見をしたいと一層の情熱を燃やしていることを理解できました。ウェビナーをご覧になっている方々にも、今日の話を理解いただき共に闘いを進めていこうではありませんか。また、困難な状況下ではありますが、来年の世界ハンセン病の日には総力を挙げてキャンペーンを世界的に実行していきたいと思います。この日は我々にとって啓発活動、新規患者発見、諸々の知識を一般の人に伝える最大のチャンスです。来年の1月の世界ハンセン病の日には、世界中で皆さんとともに大キャンペーンをしたいと思っていますので、ご協力をお願いします。

(Q&Aセッションに移行)

(インドのハンセン病回復者団体APALのベヌ・ゴパール副会長からの「ハンセン病制圧に向け若者を取り組んでいくにはどのような戦略がありますでしょうか」という質問に対して)

笹川制圧大使:
ベヌ、元気そうで何よりです。お孫さんは大きくなりましたでしょうか。インドにおきましては、あなたたち回復者の方が精力的に活動しています。その活動の中身は世界で、大変評価されるものです。なぜなら、皆さまが各州において州の最高レベルの首相や保健大臣に直接話をし、陳情をすることをしているからです。このインドの方法を世界も見習っていただきたいと考えています。世界の人々にまだまだハンセン病の正しい知識を持っておりません。こうした状況に対して、あなたが話した若い人たちにターゲットを絞るのは何よりも素晴らしいアイデアといえます。なぜならば、若い人たちは皆さんが大変苦労した昔のことについて十分知らず、また、恐らく皆さんが話をすれば驚きをもって聞くと同時に、彼らは正義感を持っているので必ず大きな力になってくれるでしょう。若い人たちにこういった話をぜひ聞かせてあげて欲しいと思います。私もインドの学校で何度か話をしたこともありますが、APALの皆さんは今や各州の首相や保健大臣にも会える立場になっていますから、積極的に若者の集まる学校や集会で正しい知識の普及をしていただければと思います。若い人は人権上の問題も存在しているとすぐに理解してくれるでしょう。若者をターゲットとしてこれからの啓発活動をしていくのは素晴らしいと考えています。

(ネパールのオランダ・ハンセン病協会のラディ・シャクヤ氏からの「ネパールのような途上国におけるハンセン病活動に、どのような戦略が必要でしょうか」という質問に対して)

笹川制圧大使:
活躍いただき感謝申し上げます。ネパールの制圧活動には沢山の思い出があります。私は皆さんの協力を得て、内戦状態の時からあらゆる地方を訪問しましたが、あなたが悩んでいることはよく分かります。しかし、各国に比べて、ネパールでNGOの活動は活発であり、素晴らしい成果を上げていると理解しています。特にインドとの国境における地域においては、ネパールの施設が優れた治療をして下さるということで、インドから国境を越えてきた多くの患者が入院している姿を拝見したこともあります。ご指摘の通り、制圧を達成したことによって、政府においても目標を達成したからと活動が低下していることは事実です。患者をゼロにするために、さらにロケットのブースターをいかに点火するかは私に与えられた大きなテーマです。その為には、早くコロナが終わって私が貴国を訪問することも大事な仕事ですが、限られた時間ではありますが、来年1月の世界ハンセン病の日にはNGOの皆さんがこぞって啓発活動をしていただくことも大切と考えています。ネパールにおいては、ジャーナリスト協会が制圧時に大いに協力して下さったこともありますので、新聞や特にラジオの活用が重要になります。1月30日の世界ハンセン病の日に焦点を合わせてNGOの皆さんが参加したキャンペーンをお願いしたいと思います。

(インドのIPSニュースのステラ・ポール氏からの「ポスト・コロナの時代には、各国が緊急的な課題を抱えることとなるが、その中でハンセン病の制圧を優先させていくにはどうすればよいでしょうか」という質問に対して)

笹川制圧大使:
素晴らしい質問です。世界120ヶ国以上を回ってハンセン病を無くす活動をしてきました。あなたの質問の通り各国の保健省は、ハンセン病の患者数よりも多くの患者を抱えている病気にも対応しなければなりません。マラリヤやHIV/AIDS、結核などです。ハンセン病と比べると何十倍も患者数が多い病気です。その中でハンセン病の優先順位を上げてもらうのは極めて困難です。しかし、国家元首にお話しすると大変協力的になることは経験上間違いありません。しかしながら、現下の情勢はあなたの指摘の通りです。何が問題かと言えば、人々のハンセン病に対する知識の欠落です。ハンセン病に対する正しい知識について国民一人一人が理解すればすぐになくなる病気です。ですから、回復者の皆さまは、ゴパール氏の話にもありましたが、インドではAPALは各州の首相に会える立場になっていらっしゃいますので、彼らの活動と同様に、回復者自身が中心となって、国民の皆さんに正しい知識を理解してもらうことが、これからの我々の使命ではないでしょうか。コロナの状況下で活動が不自由でありますが、まずは1月の世界ハンセン病の日を活用し、全国的なキャンペーンをはるかということが、我々の今できる最大の方法ですから、あなたにもお力をお借りしたいと思います。
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