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「国際海事大学連合」―36カ国68大学― [2021年11月12日(Fri)]

「国際海事大学連合」
―36カ国68大学―


世界の物流の97%は海上輸送である。近年、経済合理性から船舶はコンテナ船をはじめとして大型化し、その上、LNGや危険な化学物質の海上輸送も激しく増大しているが、海難事故の約7割は乗組員によるものと言われている。

世界各国にはそれぞれ自国のルールに基づいた船員養成学校があり、海上輸送の担い手の船員教育もバラバラであった。私の夢は、船員が国や人種を超えた共通の職場で働く以上世界共通の教科書、カリキュラムが必要と考え、又、船員の能力向上ために等級制度の導入も提案してきた。

その思いから1999年に国際海事大学連合(IAMU)を創設、日本に本部を設置した。

世界海事大学(スウェーデン)の教授を勤められた中澤武事務局長の熱意と努力で、今や国連機関である世界海事連合(IMO)でも発言の地位を獲得し、世界36カ国、68大学が参加した立派な国際的組織に成長した。

以下はIAMUの名誉会長として、第21回総会へのメッセージと参加メンバーです。

****************

イスマイル・アブデル・ガフール・アラブ・アカデミー学長、グレン・ブラックウッド・国際海事大学連合(IAMU)国際理事会会長、そして世界36ヶ国68の大学・機関からお集まりの皆さん。まず始めに、コロナ禍における難しい情勢の中、イスマイル学長の卓越した指導のもと、第21回年次総会の開催を実現下さったアラブ・アカデミーをはじめとする関係者の皆さんに感謝申し上げます。そして、長年にわたり船員(maritime professional)育成や海上安全に係る調査研究等を通じて、国際海事社会へ貢献下さっている皆さまの活動に改めて敬意を表します。

ご承知の通り、船員教育は各国で長い歴史のなか独自に発展してきたこともあり、教育内容・方法が世界的には統一されていません。私の夢は「人類共通の財産である海」という同じ場所で働く船員の皆さんには、世界共通の教科書や教育理念で勉強いただける環境を作ることでもあります。こうした環境の実現に向けて、私は2年前に東京で開催した年次総会において、グローバル・マリタイム・プロフェッショナル(GMP)の理念を体現する会員大学の学部生および教員を対象とした人材養成の為の奨学金の設置、のを提唱致しました。学部生向けの奨学金事業は今年9月からパイロット的な運用がスタートし、教員向けの方も具体化に向けて順調に進んでいるのを嬉しく思うと同時に、皆さまの努力に改めて感謝申し上げます。

世界の物流の9割は海運が占めており、我々の豊かな生活は皆さまが長年育成して下さっている船員の方々に支えられています。引き続き船員養成プログラムの向上に向けてIAMUがリーダシップをとり、また、各海事大学がIAMUを通じて海事社会ひいては国際社会に発言力を強めていくことを強く期待しております。ありがとうございました。

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IAMUの活動に対するご理解とご支援に深く感謝いたします。
創設以来初となるハイブリッド方式による総会は、主催大学のアラブアカデミーの多大なる努力とオンラインおよび直接参加による多くの会員大学の教職員並びに海事業界や行政からの参加者により成功裡に終えることができました。10月26日の開会式典に頂いた笹川会長からのビデオメッセージは、新型コロナ禍で減速を余儀なくされていたIAMUの活動に転換点を与えるものだと、ブラックウッド会長、ガフール学長はじめ多くの参加者から評価をいただいております。帰国後の隔離期間が終わったところで、改めてお礼に伺いたいと考えております。
Posted by: 中澤 武  at 2021年11月12日(Fri) 10:23