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「海ごみゼロ」―瀬戸内海を世界のモデルに― [2021年07月21日(Wed)]
「海ごみゼロ」
―瀬戸内海を世界のモデルに―


 瀬戸内海の海ごみ削減に岡山、広島、香川、愛媛の4県が日本財団と提携して取り組むプロジェクト「瀬戸内オーシャンズX」のキックオフシンポジウムが4日、高松市のサンポート高松で開かれ、約500人が“母なる海”を守る対策への意識を高めた。

 冒頭、同財団の笹川陽平会長が「オール瀬戸内で『海ごみゼロ』を実現させ、美しい瀬戸内海を世界に発信しよう」と呼び掛けた。東京大大気海洋研究所の道田豊教授は基調講演で最新の知見などを披露し、世界中の海で増え続けるプラスチックごみが、2050年には魚の総量を超えるとの試算を示した。

 海ごみ削減に力を尽くす学校や企業などによるトークセッションでは、身近な商業施設で啓発を進めている山陽学園中・高(岡山市)の地歴部の活動などを紹介。御南中(同市)や高松地区底曳網協議会(高松市)の取り組みは、河川や海上の現場と会場をオンラインで結んで報告された。

 「瀬戸内オーシャンズX」は、海ごみ対策の広域的な「瀬戸内モデル」の構築を目指し、日本財団が4県に呼び掛けて昨年12月に協定を締結。5年間で調査、研究、啓発といった共同事業を行い、毎年4500トンとされる瀬戸内海への流入量を70%削減するとともに、回収量も10%増やすことで、実質的な海ごみゼロを目指す。

※2021年7月4日付「山陽新聞」の記事です。


以下、当日のシンポジウム「瀬戸内オーシャンズX」での挨拶です。

写真6瀬戸内オーシャンズX キックオフシンポジウム.JPG
瀬戸内オーシャンズX キックオフシンポジウム


瀬戸内オーシャンズXキックオフ記念シンポジウム挨拶
日本財団会長 笹川陽平
2021年7月4日(日)
於:サンポート高松

ご紹介にあずかりました日本財団の笹川です。休日にも関わらず多くの方にご出席を賜り、心から感謝申し上げます。特に浜田敬三・香川県知事にもご臨席賜り、心より感謝を申し上げます。私は実は、香川県或いは対岸の岡山県にはご縁があります。私は世界のハンセン病を制圧するWHOの大使を20年間続けており、世界120ヶ国以上を回っています。大島青松園、或いは対岸の長島愛生園、邑久光明園には度々お邪魔をしました。また、上皇様は全国のハンセン病施設を回ていらっしゃいますが、この大島青松園だけは上陸することができず、船の上からのご挨拶しかできなかったことが非常に残念であったとおっしゃっていたことが思い出されました。

(スクリーンを振り返りながら)映像は、アフリカのマダガスカル島の近くにコモロ連合という国がありますが、そこのものです。世界には100近くの島国がありますが、ごみの焼却場がない国も沢山あります。ごみをどのように処理しているかといえば、海に捨てるか、或いは東南アジア等雨季のある国では、乾期の時には川に水がなくなるので、みなそこにごみを捨てます。アフリカでも同じです。そうすると、雨期になると、一気にごみが海に流れ出すということになります。

いまや地球環境というのは大きなテーマになっていますが、母なる海という言葉があるのは日本だけです。そのくらい、日本人は海と共に歴史を生きてきました。気候変動を含めすべては海からの影響を受けており、母なる海が悲鳴をあげていることに私たちはもっと早く気が付かなければなりませんでした。このままいけば、人類が今後500年、あるいは1000年生存できるか否かは、海洋環境の保全の持続性にかかっていると言っても過言ではありません。

日本中で海洋のごみに対する対策が行われていますが、それぞれ志のある人が個別に対応をされています。今日お越しの、浜田知事も先頭に立って、瀬戸内四県がまとまって、美しい瀬戸内海を取り戻そうと努力をされています。実は私は小学校の時分、修学旅行の時に船でこの美しい瀬戸内海を旅した記憶を忘れることはできません。勿論、今も美しいですが、年間約4500トンともいわれるごみが流れ込んでいます。これは単に、四県の海に接している方々ばかりではなく、海の見えないところに住んでいるそれぞれの県民の方が捨てたごみが、様々なルートをつたって海に流れ込んでいるのです。

多くの、瀬戸内の市民或いは団体が、海洋ごみをなんとかしたいという大変強い希望をもって日夜取り組んで活動をされていることはよく存じ上げています。日本財団が「海とニッポン・プロジェクト」という活動を初めて10年近く経過しますが、子供たちを中心に200万人以上の心ある方々が、そして約1万社の企業或いは団体が参加して、毎年6月から10月まで海のごみをとる、海と環境問題を考える、といった催し物をやっています。特に世界的な学者のネットワークを組んでこの海洋環境問題に取り組んでいますが、この瀬戸内四県の皆さんは海の環境問題に対して熱心で、多くの方が実際に活動をされていることはよく承知しております。しかし、これがもっと大きなまとまりになれば、素晴らしい成果として出てくるのではないかと我々は考えています。そこで浜田知事を中心としまして、四県の知事と日本財団は、瀬戸内の海洋問題に対して協定書を締結して共同で取り組んでいこうと約束しました。今回は第一回目のキックオフになる「瀬戸内オーシャンズX」という名前で、会合を開きました。

この四県で意識の高い皆さんは勿論、一人一人の県民の皆さんにいかに海が大切であるか理解をいただき、ごみを出さない努力をすることが重要ではないでしょうか。是非、ご家庭においても話題にしていただき、子供たちにも海の大切さを教えていただきたいとも考えています。最近では、コロナ対策のマスクなども海に流れ込んでいます。大変憂慮すべき状況にあると思います。四県の皆さまが共に瀬戸内海を美しい綺麗な海にしようと、一致団結いただき、日本財団も5年間で15億円の資金を用意し、皆さま方と共に汗をかいていきたいと思っています。その為にも私たちのもっている専門的な知見を皆さまに分かりやすく共有していきます。

この取り組みは世界で初めてのことでもあります。世界でもごみ問題は大きなテーマでありますが、それぞれの自治体が一つにまとまって、違った自治体に住む方々も海洋ごみについて一致団結して成果を上げようというのは他に類を見ない素晴らしい取り組みであります。一方、みなさまにご理解を頂きたいのは、最近瀬戸内海が綺麗になりすぎて、貝類や海苔などは色が悪くなったのではないかという報道も一部あることです。浄水した水の質が良すぎて塩分が不足してきているということがあり、貝類や海苔或いは魚類の減少にも影響しているのではないかという報道につながっていますが、ここは大変重要な点です。水質の問題と現実の海に流れ込んでいるごみの問題は、全く性質の異なる話です。

依然としてごみは海に流れ込んでいます。四県の県民の皆様におかれましては、これを機会に、この美しい世界に冠たる内海である瀬戸内海が先陣をきって、5年以内に素晴らしい成果をあげて参りましょう。世界に対して海洋問題、海洋ごみの問題、その中でも特にプラスティックごみの問題に素晴らしい成果をあげたのが日本の瀬戸内海であると、モデルケースとして発信していくことで、日本が世界の海洋環境のリーダーシップをとっていくという壮大な計画を我々は考えています。今回のシンポジウムをキックオフとして、四県の知事の皆さん、各企業・団体、そして県民の皆さん、子供たち、全てが一致団結して、素晴らしい成功例を皆さんと共に汗をかきながら作り上げ、近い将来世界に発信できるようにお互い努力していこうではありませんか。

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コメント
愛媛県県民環境部長の宇佐美伸次です。
コロナ禍の中、今回、主催者、関係者の御尽力により、瀬戸内オーシャンズX キックオフ記念シンポジウムが開催され、私もWebで拝聴いたしました。シンポジウムでは、海洋プラスチックごみに関する瀬戸内海地域での最先端の調査状況や最新の科学的知見をはじめ、地域での取組みや現場の声を紹介いただきましたが、特に海洋ごみの主要な発生源となる河川流域の広範囲な調査や時節ごとの海流の変化による漂流、漂着ごみのシミュレーションは今後の事業展開の参考となるもので、本協議会が海ごみゼロを目指す意義と重要性への思いを改めて強くいたしました。
先般、改正瀬戸内法が公布されましたが、本県としても、瀬戸内海の環境保全に向け、関係自治体と連携し、海洋プラスチックごみの効果的な削減・回収対策に一層取り組んで参ります。
Posted by: 愛媛県県民環境部長  at 2021年08月02日(Mon) 17:08

是非笹川会長様のお力で日本財団様と本学が協働できる機会をいただけると幸いです。
Posted by: 城下えつろう 香川大学  at 2021年07月25日(Sun) 20:29

この度は、瀬戸内オーシャンズX記念シンポジウムの開催、誠におめでとうございます。また、ありがとうございました。えひめ海ごみ調査プロジェクトでは、当日愛媛県内からの中継もございました通り、非常に深刻な漂着ごみの現状をしっかりと伝え、改善されるよう、関連団体と連携しながら活動していきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します。
Posted by: えひめ海ごみ調査プロジェクト実行委員会  at 2021年07月22日(Thu) 10:16

岡山県寄島で漁をしている大室です。
この時期はマナガツオの流し網漁をしているのですが、今年は全くいません。昨年も少なかったし、自然相手なので原因はわからないですが、明らかにこの海が変わっているのは確かです。自分に出来る海ゴミ回収で、豊かな海を守る手伝いになればと思います。これからもよろしくお願いいたします。
Posted by: 大室 欣久  at 2021年07月21日(Wed) 17:58

瀬戸内オーシャンズX キックオフシンポジウムの開催、誠にありがとうございました。
今後も美しい瀬戸内海を未来に残すため、広島県内でごみ拾い活動や活動促進など実施し、このプロジェクトの一端を担うべく、尽力してまいります。引き続き何卒よろしくお願いいたします。
Posted by: 海洋ゴミ問題ジブンゴト化プロジェクトin広島  at 2021年07月21日(Wed) 17:36

「瀬戸内オーシャンズXシンポジュウム」に参加させて頂きました。識者の講演、現場からの生中継、トークセッション、落語に至るまで、裾野が広く、かつ、興味深い内容と構成に感嘆しました。特に、衛星による海洋ゴミ調査の取組みは、東南アジア諸国の海洋環境保全機関の興味を注ぐ技術だと確信しました。海上災害防止センターは、油等が船や工場などから海に流出した場合、その原因事業者の代行者として防災活動を展開する民間防災機関です。油等が海岸に漂着する前に海岸漂着ゴミを清掃することは、「油濁防除の一丁目一番地」です。何故なら油汚染されたゴミが再流出すれば、海洋汚染がより深刻化するからです。油濁対応と表裏一体の本プロジェクトの進展を祈念するとともに、可能な限りお手伝いさせていただきます。
Posted by: 海上災害防止センター萩原貴浩  at 2021年07月21日(Wed) 16:45

笹川陽平 会長先生

こんにちは!中国北京から亡命して来ている16期生の池順姫です。日本の皆さんのおかげで今まで何とかやってきました。感謝申し上げます。だが、日本に助けを求めた事で一層酷い嫌がらせと攻撃を受けるようになり、何時どうなるのか分からない状況です。借りているアパートにいろいろありまして引っ越ししないといけないですが、部屋が見つかりません。
会長先生にこのような形で連絡するのは大変失礼だと思いますが、止むを得ずの事です。お許しください。どうかお力を貸してください。池順姫(16期)
Posted by: 池  at 2021年07月21日(Wed) 16:41

「瀬戸内オーシャンズX」キックオフシンポジウムを開催していただき、誠にありがとうございました。当日は、岡山県内でのイベント連携やシンポジウム会場での取材を実施させていただきました。
シンポジウムで各分野の皆様の意見を拝聴し、自治体・企業・団体等の垣根を越えて、手を取り合い一丸となって海洋ごみゼロに向けた取り組みを実施していくことの重要性を改めて実感しました。
我々も岡山県内での活動を通し、美しい瀬戸内海を次世代に繋ぐ本プロジェクトの一端を担えるよう、今後も尽力したいと考えております。引き続き、よろしくお願いいたします。
Posted by: 海洋ごみゼロプロジェクトin岡山実行委員会  at 2021年07月21日(Wed) 16:18

笹川陽平 会長先生

こんにちは!中国北京から亡命して来ている16期生の池順姫です。日本の皆さんのおかげで今まで何とかやってきました。感謝申し上げます。だが、日本に助けを求めた事で一層酷い嫌がらせと攻撃を受けるようになり、何時どうなるのか分からない状況です。借りているアパートにいろいろありまして引っ越ししないといけないですが、部屋が見つかりません。
会長先生にこのような形で連絡するのは大変失礼だと思いますが、止むを得ずの事です。お許しください。どうかお力を貸してください。池順姫(16期)
Posted by: 池 順姫(笹川医学研修生16期)  at 2021年07月21日(Wed) 16:11

海洋ゴミの問題は、国際法上も重要な問題となっております。私も研究者として、この問題に関する意識を高めると共に、日本国民に対しても情報発信していく必要があると感じております。
下山憲二(研究機関)
Posted by: 下山憲二  at 2021年07月21日(Wed) 16:08

NPO 里海づくり研究会議 の田中丈裕です。
2021年7月4日「瀬戸内オーシャンズX キックオフシンポジウム」に参加させていただきました。視点や角度を変えながら、様々なお立場の方々の活動をご紹介いただき感銘を受けました。本日、午前中に岡山市において開催された「被覆肥料に関する意見交換会」に参加してきました。新たに浮彫にされたマイクロプラスチックの発生源として脅威ですが、何よりも長年使用している農業者がプラスチックを使っていると知らなかったという事実に驚愕し、不知の怖さを痛感致しました。知らない、知っていても目を背ける行為が、他人事となり海ごみ発生抑制の障害になっています。万人に知らしめて、目を背けさせず、自分事とするためにも、瀬戸内海オーシャンズXに大いに期待し、自らも汗をかきたいと思います。有り難うございました。
Posted by: 田中  at 2021年07月21日(Wed) 14:46

広島県環境県民局長の新宅郁子です。
先日は私も瀬戸内オーシャンズXのキックオフシンポジウムをWebで拝聴し,瀬戸内海における海洋ごみ対策について,改めて瀬戸内4県での連携した取組の重要性を認識したところです。

広島県では,海洋プラスチックごみ対策に取り組むための官民連携プラットフォーム「GREEN SEA 瀬戸内ひろしま・プラットフォーム」を先日6月23日に設立し,瀬戸内オーシャンズXとも連携しながら,瀬戸内エリアの海洋ごみ対策に取り組んでまいります。
Posted by: 新宅郁子  at 2021年07月21日(Wed) 14:10

瀬戸内オーシャンズX推進協議会会長(香川県環境森林部長)の木村士郎です。
瀬戸内オーシャンズX キックオフ記念シンポジウムの開催ありがとうございました。
ご参加の皆様とともに、最新の科学的知見と現場の実態を共有し、幅広く様々な分野の皆様の取組みやご意見などを伺うことができ、今後の事業展開を考えるうえで大変興味深い内容でした。
プラスチックごみが多くを占める海ごみ対策については、県だけでなく、国や市町村、企業、NPO、教育関係者、漁業関係者をはじめ、あらゆる主体が協力しながら取り組む必要があると考えています。
瀬戸内オーシャンズX推進協議会としましても、このシンポジウムが、海ごみの新たな対策モデルを形成し、全国、そして世界へ向けて発信していくというプロジェクトのキックオフとなるよう精いっぱい頑張っていきます。
Posted by: 木村士郎  at 2021年07月21日(Wed) 11:31

日々、漁をしてる中で海底ごみが減ってきてる事は感じるが、場所によってはまだまだ多く海底ごみがあると感じています。
今回、網にかかったごみの中にはペットボトルや靴などの生活ごみもありました。
香川県も梅雨明けし、海水浴等で県民の方が水辺に行く機会が多くなると海底ごみの量も増えてきます。
私たち漁師だけでなく、県民一人一人が意識して、瀬戸内海からごみがゼロになるようにこれからも継続して活動していきます。

高松地区底曳網協議会 会長 男谷 勝
Posted by: 高松地区底曳網協議会 会長 男谷 勝  at 2021年07月21日(Wed) 11:17

先日は「瀬戸内オーシャンズX」キックオフシンポジウムを香川県で開催していただきありがとうございました。瀬戸内から世界に!モデルケースの実現に向け精一杯がんばります!
Posted by: CHANGE FOR THE BLUE inががわ実行委員会  at 2021年07月21日(Wed) 10:23

思慮深いご意見いつも拝見し、多様な社会問題の危機意識を感じています。海洋プラ問題はゴミの最終末路がどこに集まるかを示しています。私の所属する日本建築家協会では「建築ゴミを出さない」というスローガンを掲げ、建築から出るゴミをどうしたら減らせるか、意識改革を考えています。スクラップアンドビルトから材料の循環、長寿命の建物価値など直ぐに行動できることはたくさんあります。津波や洪水が頻繁に起こる現在、建築ゴミ問題は、建築界が取り組まなければいけない最優先課題だと感じています。皆様との活動を模範にしながら努力していく覚悟を感じました。ありがとうございます。
Posted by: 宮田多津夫  at 2021年07月21日(Wed) 09:56