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resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
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「ハンセン病差別撤廃」―グローバル・アピール― [2021年02月10日(Wed)]
「ハンセン病差別撤廃」
―グローバル・アピール―


毎年1月31日は「世界ハンセン病の日」である。
私にとって大切な日でもある。

WHO本部からもWHOハンセン病制圧大使として声明を発信。多くの賛同も得た。私の非力を補うために、世界の指導者や影響力のある団体に協力を願い、毎年ハンセン病の差別撤廃のグローバル・アピールを発信している。

今年は第16回で、国際労働組合総連合(参加163ヶ国、332の労働組合、本部・ベルギーのブリュッセル)と行った。残念ながらコロナ禍でもあり初めてのオンライン宣言式典となってしまった。

以下、アピールと私のメッセージ及び過去の記録を掲載します。

GA2021_ブログ原稿用.jpg


「私のメッセージ」

2021年1月31日

世界保健機関(WHO)テドロス・アダノム事務局長、国際労働組合総連合(ITUC)シャラン・バロウ事務局長、ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官、ご来賓の皆さま。日頃のご支援と今回メッセージをお寄せいただき誠にありがとうございます。

そして、ハンセン病の差別撤廃に向けてご尽力いただいている皆さま、本日は第16回グローバル・アピール宣言式典にご参加いただき誠に感謝申し上げます。

ハンセン病と病にまつわるスティグマと差別のない世界。私はこんな世界を夢見て、40年以上にわたり世界各国で活動を続けています。これまでにジャングルから砂漠、絶海の孤島にいたるまで世界中を訪問してきました。

今やハンセン病は完治する病気であり、薬も無料であるにも関わらず、差別が消えることはありません。「神様の罰である」とか「遺伝をする病気である」といった偏見が依然として根強く存在しています。

こうした社会に蔓延る偏見をなくすべく、2006年にグローバル・アピールを始めました。ハンセン病患者、回復者には尊厳があり、人権があるのです。いわれのない差別は解消しなければなりません。

以来、グローバル・アピールは、政治、ビジネス、学術、宗教、法曹、医療など様々な分野からの賛同を得ています。

本年は、すべての働く人々の権利と利益を促進、擁護することを使命としているITUCと協力して、グローバル・アピールを宣言できることは、私にとって大変心強いことです。

働く権利を否定されるというのは、ハンセン病患者、回復者が直面する最も深刻な課題だといえます。ハンセン病と診断された瞬間から、たとえ回復したとても、いわれのない差別の為に生活の糧を失ってしまうのです。働く能力と意欲があるのに、このような差別的な理由で労働機会が奪われる。これは決して許されるものではありません。

ITUCと共にグローバル・アピール2021宣言を発信することで、社会の耳目を集め、ハンセン病回復者の働く権利が擁護されていくことを期待しています。
現在、世界の人々は大変困難な時を迎えています。社会の分断は顕在化、そして深刻化しています。しかし一方で、世界中の人たちが力をあわせ共に困難な時を乗り越えていこう、という動きが生まれていることもまた事実です。

“One World One Family”。これは、世界を1つの家族と捉え、政治・思想・宗教・人種・国境を越えた活動を実施するという日本財団の基本理念であり、私の大切としている信条です。

今この時ほど、このグローバルな家族として様々な困難を一緒に乗り越えていくべきではないでしょうか。

長らく社会に蔓延るハンセン病に対するスティグマと差別。これを一致団結してなくしていこうではありませんか。

ありがとうございました。

――グローバルアピールの過去の実績――


第1回グローバル・アピール2006
デリー(インド)ジミー・カーター元米国大統領、ダライ・ラマ師、デズモンド・ツツ大司教他、ノーベル平和賞受賞者5名を含む12人

第2回グローバル・アピール2007
マニラ(フィリピン)世界各国のハンセン病回復者代表16人

第3回グローバル・アピール2008
ロンドン(イギリス)アムネスティー・インターナショナルや国際セーブ・ザ・チルドレンなど、人権問題に関心を持ち世界的に活動する9つのNG

第4回グローバル・アピール2009
ロンドン(イギリス)キリスト教、イスラム教、仏教、ユダヤ教などの宗教指導者17人

第5回グローバル・アピール2010
ムンバイ(インド)世界の財界リーダー15人

第6回グローバル・アピール2011
北京(中国)世界64カ国、110大学の学長

第7回グローバル・アピール2012
サンパウロ(ブラジル)世界医師会および50カ国の医師会

第8回グローバル・アピール2013
ロンドン(イギリス)国際法曹協会および40カ国、1地域から46の法曹協会

第9回グローバル・アピール2014
ジャカルタ(インドネシア)37カ国、2地域から39の国内人権機関

第10回グローバル・アピール2015
東京(日本)国際看護師協会および各国の看護協会

第11回グローバル・アピール2016
東京(日本)国際青年会議所

第12回グローバル・アピール2017
ニューデリー(インド)列国議会同盟(IPU)

第13回グローバル・アピール2018
ニューデリー(インド)障害者インターナショナル(DPI)

第14回 グローバル・アピール2019
ニューデリー(インド)国際商業会議所(ICC)

第15回 グローバル・アピール2020
東京(日本)国際パラリンピック委員会(IPC)

第16回グローバルアピール2021
バーチャル開催 国際労働組合総連合(ITUC)

※「日本の苗字」を3回にわたり掲載したところ、読者より出典を明示すべきとの温かい指摘を頂いた。まことにその通りで失念しておりました。

「日本の苗字おもしろ百科事典」
丹羽 基二著 
芙蓉書房出版社


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