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「中国の小話」その228―直接寄付― [2020年07月28日(Tue)]
「中国の小話」その228
―直接寄付―


各国のナショナルアカデミーの会員資格は厳格で、権威あるものである。

かつて、旧ソ連のゴルバチョフ大統領に外交の助言をしていた私の知人であったヤコブレフ氏は、「ソ連のアカデミー会員は130名限定の終身会員。私は首相になるよりアカデミーの会員になりたい」と話していたが、晩年一人が死亡し、めでたく会員になれたときの喜びようは大変なものだった。

この小話は、その中国版です。

****************


ナショナルアカデミーに相当する中国科学院の某委員が、二号さんとの間に私生児を作ったことが暴かれたときの答えは絶妙なものでした。

「相手に同情するあまり、つい精子を寄付した」と。

委員の夫人はこの話に激怒し、どのように寄付したかと夫を問い詰めました。

夫人の問いに対する夫の答えは
「赤十字は信用できないので、本人に直接寄付した」と。

さすがにナショナルアカデミーの委員!
素晴らしい手本を我々に示してくれました。
今の世の中、人を慈しむ心を抱き善を行うのは、内容的にも方法的にも実に大変なことだ。

(注)中国赤十字は資金の不正使用などで再三メディアの話題にのぼり、中国人にはあまり信用がないのです。

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