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「コロナ対策第3弾」―50億円規模の医療機関支援― [2020年05月27日(Wed)]
「コロナ対策第3弾」
―50億円規模の医療機関支援―


新型コロナウイルスに対する緊急事態宣言が解除されたが、依然、第2波、第3波の感染拡大も予想され、災害シーズンを迎え台風、集中豪雨などとの複合災害も懸念されている。そんな中で日本財団ではコロナ対策第3弾として、救命救急医療現場に対する50億円規模の支援を行うことになった。全国139の救急指導医指定施設を中心にドクターカーなど医療資機材の整備を支援し、新型コロナだけでなく複合災害にも備えたいと考えている。

わが国の救急医療は消防法で第1次から第3次までの医療体制が組まれており、特に重症、重篤な患者に対応する第3次救急では全国約300の医療機関に救命救急センターや高度救命救急センターが設置されている。今回は日本救急医学会が指導医指定施設に認定した139施設(医療機関)を中心に3ヵ年経計画で支援に取り組む予定。専門家を交えた第3者委員会で申請を受け付け、6月中にも具体的な支援を開始したく思う。

既に東京医科歯科大付属病院(東京都文京区)、日本医科大多摩永山病院(同多摩市)、横浜労災病院(横浜市港北区)、大阪府済世会千里病院(大阪府吹田市)の4病院に関しては、医療用器具を搭載したドクターカーや人工呼吸器、医療従事者の感染防護用資機材などを先行的に配備する予定。これにより他の医療施設のモデルケースになると期待している。

ドクターカーを囲む報道陣.JPG
ドクターカーを囲む報道陣


139施設は東京の31医療機関を筆頭に全国37都道府県に広がっており、これ以外の医療機関であっても申請があれば委員会で検討する予定だ。

今回のコロナ禍では病床や防護服など医療資機材の不足も重なって当初、医療崩壊が懸念された。そんな中で日本財団では第1弾で感染者を受け入れる病床の整備(300床、船の科学館)、第2弾では感染者移送に活用するためタクシー会社と協力して100台に空気清浄機などを設置したほか、日夜奮闘する医療関係者用のタクシーチケット配布を進め、今回は感染者の治療に当たる医療機関の支援に取り組むことになった。

わが国のコロナ禍は死者数も各国が驚くほど低い数字に抑えられ、3密(密閉、密集、密接)を避ける対策などに国民が予想以上に理解・協力した結果と思われ、第3弾を発表した26日の記者会見でも「今後、世界的に評価されるのではないか」と感想を申し上げた。

いずれにしても災害対応は救命救急医療が要であり、「救うことができた命を守る」ことが焦点となる。こうした努力の先に「ニューノーマル」と表現されるコロナ後の新しい社会の救急医療の在り方が見えてくるような気もしている。

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