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「ちょっといい話」その105―聴覚障害者の留学― [2018年11月12日(Mon)]

「ちょっといい話」その105
―聴覚障害者の留学―


日本財団は、向上心に燃える聴覚障害のある若者に何とか夢の海外留学の機会を与えたいと、2004年から留学制度を開始した。

留学先は主にアメリカで、聴覚障害者の学生の受入れに実績のあるギャロデット大学、オーロニ大学、ロチェスター工科大学、ボストン大学等で、既に17人が帰国して専門分野で活躍している。現在7人は現地で学業に励んでいるが、このうち2人が卒業して挨拶に来てくれた。

1人は牧谷陽平君で、専門は「ろう・難聴者の中学・高校生の教育プログラムの作成」。山本芙由美さんはギャロデット大学で、最近日本でも認識されはじめた「LGBT」の研究であった。

牧谷さん.JPG
牧谷さん

山本さん.JPG
山本さん


アメリカの大学、大学院卒業には相当な努力が必要であるが、ハンディキャップがありながらの卒業は、日々の生活から英語、それにアメリカ手話もマスターしなければならず、強い精神力が必要である。明るい笑顔の中に、卒業の喜びとこれから社会での活躍に夢を託す若者に接すると、我ながら、よき仕事をさせて頂だいているなぁ!!と、喜びに浸る瞬間でもある。

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コメント
平素から聴覚障害学生へのご支援に心より感謝申し上げます。
認定NPO法人長野サマライズ・センター小笠原と申します。
弊NPO法人は主に初等中等教育における聴覚障害生徒への情報保障の制度が整っていないことに注目し、難聴児の保護者の会と共に支援制度の実現を目指して、現場に出向かなくても、支援者が十分いない地域でも、支援が受けられる環境づくりのため『モバイル型遠隔情報保障システム』を世に送り出すことができ、東日本大震災後にも、ニュースに字幕や手話通訳がついていないというニーズを受け、貴財団のご支援で「ニュースの内容をインターネット上に配信するボランティア活動」を、全国49名+7組織と連携して実施させていただいたりしました。
その後、貴財団が電話リレーサービスに取り組まれた時期とほぼ同時期、2012年から3年間、貴財団のご支援を受け、全国25の都道府県に赴き、難聴児に対する授業での情報保障の必要性をお話させていただいたり、実際に、支援を体験してもらい、保護者と学校・行政、そして当事者にも情報保障の必要性を認識していただくことを目的に活動をさせていただきました。
現状、障害者差別解消法の施行で、高等教育では爆発的に支援体制が整いはじめ、弊法人も長野県内だけでなく、関西の4大学の支援体制づくりにかかわらせていただいております。
一方で、初等中等教育現場での支援制度は進むどころか、逆行しているかのようにも見える現状があります。
聴覚障害学生が、高等教育現場で力を発揮できるよう、ぜひ、初等中等教育現場での支援体制についても、お知恵を出していただけますよう、お願い申し上げます。
(このコメントは、公開を希望したものではありません。特に、自団体の紹介部分は省いて頂く必要があろうかと思いますが、ご判断はおまかせします。)
Posted by: 小笠原恵美子  at 2018年11月12日(Mon) 16:52

ご無沙汰お許しください。PEN-International設立以来お世話になっております元筑波技術大学長の大沼です。聴覚障害者のための電話リレーサービスや有為な青年の留学支援など、笹川会長のご尽力に常々感謝しております。
Posted by: 大沼直紀  at 2018年11月12日(Mon) 09:33