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「中国大学生の日本語熱」―クイズ大会と図書寄贈― [2018年02月14日(Wed)]
「中国大学生の日本語熱」
―クイズ大会と図書寄贈―


ジェトロの最近の調査では、中国人が訪れたい国の一番に、初めて日本がなったと報道されていた。喜ばしいことである。

日本財団は、民間レベルで両国民の相互理解促進のために、長く活動を続けている。

隣国・中国とは地政学的に離れ難く、相互理解のための恒常的な努力を惜しんではいけない。時に、政治的に緊張状態になることは仕方ないことであるが、世界史的に見ても、2000年もの間ほぼ穏やかな関係が続いている二国間関係は日・中両国以外に存在しない。

世界で日本語を学んでいる人々の約7割が中国人で、その内の大多数は大学生で、彼らのための日本語の教科書作りをしたこともある。又、今回13回目を迎える日本の知識を競うクイズ大会「笹川杯全国大学知識大会」は、昨年12月10日、全国56都市から116大学、約500名の学生が参加して、上海交通大学で盛大に開催された。

大学生に対する日本語の図書寄贈事業も、別紙のとおり、20年間で69大学、370万冊の規模になった。どの大学を訪れても図書館にきちっと整理・管理されていることは、寄贈側としても嬉しいことである。当初、この事業を中国の大学関係者に説明した所、多数の反対意見があった。教授より先に学生が知識を得たら困るからで、当時の社会主義の国では、情報こそ価値あるものとされていたからである。又、学校にコピー機がないため、学生が本の一部を切り取ってしまう恐れもあり、教授だけの図書室にして欲しいとの要望もあった。しかし粘り強く説得の結果、事業は開始された。

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大連外国語大学38万冊、吉林大学22万冊などは、立派な日本図書専用の部屋に整然と管理され、多くの学生が毎日利用してくれていた。時代を担う大学生が正しい日本の姿を学ぶために活用されている風景はさわやかでさえあり、これからも息の長い活動を続けて行きたいと考えている。

先般、現代日本を知る100冊の中国語翻訳をこの欄で報告したところ、多くの方々から賛意を頂いたので、関連のある図書寄贈事業も報告させていただいた。
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