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中央アジアその2 [2006年08月03日(Thu)]
「中央アジア」そのA



留学生の代表3名が財団を訪問


私は50歳を超えてから、人を育てることが一つの使命と考え、本格的に種々の人材育成プログラムを実行してきた。

特に海外活動におけるコスト・パフォーマンスを考えると、その国の人材育成こそ最も重要であり、効果が大きいものと確信している。

いくつかの「人材育成プログラム」を列挙した。

中国人医師の日本での教育 20年間で2000名(現在19年目)
世界69大学の奨学金制度(修士博士課程) 9000名
世界海事大学 1987年以来 332名
アフリカ農業大学 卒業生921名、在学生576名
アジア公的知識人養成 180名
サモラノ農業大学 66名(この大学はホンジュラスにあり、中南米の貧農の子弟を中心に奨学制度を行っている)

書き出せばまだあるが本題ではないので割愛する。

私が考える人材育成は、単に学費や研究費を支援するだけではない。最大の特徴は、卒業後もお互いに「一生のお付き合い」を合言葉にし、信頼できるネットワークの構築を目指していることである。手間のかかる仕事ではあるが「忍耐と継続」は私のモットーである。

私の部屋に置かれたダンボール箱には、奨学生たちの近況報告、卒業生の就職、結婚、出産などの報告で一杯である。

そして、ほとんどの人に返信を出す。事務方には余分な仕事となるが、私は最も重要な仕事と考えている。

今日報告する奨学金プログラムは、地政学を重視した戦略的奨学金と自負しているもので、中央アジア諸国である。

アゼルバイジャン、カザフスタン、キルギスタン、タジキスタン、トルクメニスタンなどは、かつて旧ソ連に属していたイスラム教国である。歴史的にトルコの影響が強いとでもころである。

日本財団の国際担当常務理事・大野氏は、これらの諸国の学生をトルコの大学で勉強させるスキームを構築した。

日本財団の資金で中央アジア諸国の学生をトルコの大学で勉強させ、時には日本から派遣の先生に日本経済や文化について出前講義もする。

現在各国より180名の学生がトルコの各大学で勉学中である。


お土産に帽子をいただく(写真右の女性が山口京子さん)


今回、アゼルバイジャン20名、カザフスタン19名、キルギスタン26名、タジキスタン17名、トルクメニスタン12名、合計94名の礼状や近況報告を携えて、現地責任者の山口京子さんに引率され、3名の代表者が来日した。

山口さんは、かつて日本財団に在職したことがあり、当時、慶応大学に留学していたユーゴスラビア出身のヴォルボスキー氏と結婚。

現在大学教授のご主人とトルコ在住で、この奨学金制度の責任者として献身的な活動をしている。
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