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「元気なボートレース」その2―1年間で選手になれる― [2014年09月24日(Wed)]
「元気なボートレース」その2
―1年間で選手になれる―


ボ−トレースの中心は、ファンが愛する選手の活躍であることは当然である。現在1592人の選手が活躍中で、中でも女性選手が196人もいる。世界広しといえども、プロスポーツの世界で男女が同じ土俵で競うスポーツは他にない。

最近、女性の社会進出の必要性が叫ばれ、安倍首相が率先して閣僚への登用や高級官僚への女性抜擢、女性起業家の世界会議の開催等、懸命のリーダーシップを発揮されている。しかし、ボートレースは何十年も前から男女混合レースを行っており、美人でガッツのある女性選手がファンの喝采を浴びている。中には時代を先取りして、女子選手が稼いで夫が育児をしているカップルもいる。かつては、本人の希望により、性同一性障害の女性レーサーを男性として再登録して出場させたこともあった。

プロスポーツの多くは、子供時代からの長年の英才教育で頭角を現し、サッカー、ゴルフ、野球、相撲にしても、ほんの一握りの選手が職業として成り立っているわけだが、選手生活の寿命は以外に短い。サッカーでは27〜28歳、相撲や野球でも、例外はあるものの、35歳くらいまでであろう。

ボート選手は、一度もモーターボートに乗ったことのない未経験者を一年間で育てるわけであるから、礼儀作法に始まって教育、訓練が厳しいことには定評があるが、危険を伴うスポーツである以上、当然のことである。選手生活は平均20年と長く、年収は平均1600万円である。又、引退後の共済システムも完備しており、プロスポーツ業界ではまれにみるしっかりとした組織である。

礼に始まり礼に終わる.jpg
礼に始まる厳しい訓練により公正で迫力あるレースが・・・

レース風景.jpg
水しぶきもレースを演出


ボート選手は社会貢献活動にも熱心で、東日本大震災では率先して街頭募金を行い、今も被災地を訪問して活動を続ける一方、世界のハンセン病制圧活動にも毎年多額の寄付をされている。

全ての選手を統率する上瀧和則会長は、43歳までに16.5億円を獲得した名選手である。選手はいわば個人商店であり、それぞれの意見を一つに集約してボート業界の目標と一致させることは至難なことである。

先日、上瀧会長より個人的な寄付をいただいた。聞くところによると、選手会長はレースに出場しなくてもよいそうだが、上瀧会長は現役にこだわり、出場する以上は大切なファンの期待に答えないと申し訳がないと一節間(6日間)出場することにした。そのため3ヶ月前から減量に入り8kgの減量に成功。3年ぶりの地元・唐津のレースで準優勝戦まで進出した。

彼の出場レースは顕著に売り上げが上がったので、人気は今も続いていることが証明された。「どうして一節も頑張ったんですか?」と質問したところ、「選手会会長として、東京の事務所で働いているだけでは選手の悩みもファンの気持ちも分からなくなる。会長といえども、1592名の選手と心を一つにして業界の発展の一翼を担うため、現場主義に徹します」とのことで、出場手当とその時の賞金を日本財団に寄付して下さった。

寄付金授与 笑顔.JPG
上瀧会長からレース出場で得られた賞金を寄付していただきました


かつて労働運動華やかかりし頃、一般労働者の苦労も忘れ、銀座、赤坂の高級料理店やバーには労働貴族といわれる労働組合の幹部がたむろしていた。今の労働組合の凋落はその頃から始まったのである。

規模は異なるが、ボート選手たちは上瀧会長の指導のもと、ファンを大切にし、業界の団結と発展への協力を惜しまない。有難いことである。
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コメント
労働組合の凋落ですか。
選手の凋落も凄まじいですね。
Posted by: 坊主  at 2021年02月21日(Sun) 19:22

上瀧会長に7月上旬、仕事でお会いする機会がありました。
レースを1カ月後に控え、厳しい減量の最中だったと思います。
「プロに努力≠ニいう言葉はない。努力するのが当然だから」とおっしゃったのが印象的でした。
Posted by: 大串 英樹  at 2014年09月26日(Fri) 09:50

上瀧会長に<君子は本を務む>(論語 学而第一)のお手本を
見た 嬉しいですね
Posted by: 田中一哉  at 2014年09月25日(Thu) 12:56

ありがとうございます、
初心を呼び起こされました。
Posted by: 田中千代美  at 2014年09月24日(Wed) 10:46