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「ちょっといい話」その41―デニス・ブレア海軍大将 笹川平和財団USA会長へ― [2014年04月28日(Mon)]

「ちょっといい話」その41
―デニス・ブレア海軍大将 笹川平和財団USA会長へ―


デニス・ブレア元米国国家情報長官、元太平洋軍事司令官海軍大将は、5月より笹川平和財団U.S.A(ワシントン)の会長に就任する。

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デニス・ブレア提督


4月14日にご夫妻で来日され、安倍首相、小野寺防衛大臣、統合幕僚長などと会談。また、日本財団、日本記者クラブで講演。かつて3年間横須賀に滞在されたこともあり、夫妻とも知日派である。

笹川平和財団は日本財団の姉妹財団で、日米の多様なオピニオンリーダーの交流をはじめ、日米が協力して世界の諸問題の解決に貢献できる基盤作りを目指して活動している。

大将は「財団を、日米関係を扱う最良のシンクタンクにするため全力を尽くしたい」と、筆者に抱負を述べてくれた。

米国における知日派はアーミテージ、ハムレ、ナイの各氏が良く知られているが、人材は極めて限られている。この層を厚くするためには見識、知見、人脈を有する米国人有力指導者で、積極的に協力してくださる人材の出現が待望されていた。笹川平和財団・羽生会長の尽力によりこの人事が実現したことは、これからの日米関係をより幅広くより強固にするための英断であった。

デニス・ブレア海軍大将の略歴は下記の通り。
2009年1月から2010年5月まで、米国家情報長官(DNI)として16の国家情報機関を統合し、50億ドル規模の予算を執行し、大統領、議会、そして戦地の作戦部隊に対して情報支援を行った。米海軍で34年間活動し、米軍最大の戦闘部隊である米国太平洋軍司令部の司令官を務めた後、2002年に退役。米海軍では、大西洋および太平洋艦隊の誘導ミサイル駆逐艦に従事し、キティ・ホーク空母打撃群を指揮した。また、統合参謀本部の事務局長、国家安全保障会議(NSC)における予算や政策担当の役職等も務めた。

米国海軍士官学校で教育を受け、ローズ奨学生としてオックスフォード大学で歴史学と言語学の修士号を取得。米国の防衛殊勲章および、国家情報業務に貢献した者に与えられる勲章を複数授与された他、日本、タイ、韓国、豪州、フィリピン、台湾を含む外国政府からも勲章を授与されている。
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