CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る
«5月16日(月) | Main | 「ジュネーブ出張」»
leprosy.jp
resize.png日本財団はハンセン病の差別撤廃を訴える応援メッセージサイト「THINK NOW ハンセン病」を開設。皆様からのメッセージを随時募集・配信しています。
Google
<< 2020年10月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
プロフィール

笹川 陽平さんの画像
笹川 陽平
プロフィール
ブログ
カテゴリアーカイブ
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
リンク集
https://blog.canpan.info/sasakawa/index1_0.rdf
https://blog.canpan.info/sasakawa/index2_0.xml
学生ボランティア その1 [2011年05月17日(Tue)]

海上保安大学校の海保体操


「東日本大震災への救援活動」その62

連休を中心に、被災地には全国から心ある学生ボランティアが集まり、瓦礫の撤去をはじめさまざまな分野で活動、汗を流してくれた。被災直後の「日本は一つ」の連帯意識が若者の心の中にしっかりと意識されたとしたら、望外のことである。

簡単に参加しているように見える学生ボランティアであるが、日本財団の例を見ると、相当な覚悟で挑んでいることが分かる。

日本財団から被災地までの往復バス代以外はすべて自己負担である。12時に受付で1400円の損害保険に加入。被災地の映像を見せながら財団職員が現地での作業内容、緊急時の避難場所の説明、秩序ある行動をとるために7〜8人に一人の小隊長の任命、指揮命令系統の確認等を行い、15時頃、3泊5日間の作業に出発するわけだが、寝袋、長靴、手袋、食糧、全て個人負担、個人持参なので、エベレスト登山かと思われる重装備の学生もいる。しかし、それぞれ秘めたる責任感、志を持っての参加で、底抜けに明るい表情に学生らしい若さを感じ、見送る方も心が弾む。

多くのボランティアが参加する被災地の中で、先般、防衛大学、海上保安大学の学生を中心に、牡鹿地区の漁村で、陸に打ち上げられた牡蠣棚、魚網、ブイ、漁船、イカリ等々、山にまで散乱した津波の爪痕の整理に汗を流した。回収したブイだけで3000個余りになり、失意のどん底にあった漁民もボランティアの活動を目のあたりにして発奮。「皆に本当に助けてもらった。何年かかっても俺ら必ずまたおいしい牡蠣を作るから、この浜に帰って来いよ。牡蠣をいっぱい食わせてやるからな!!」と別れを惜しんだという。


学生ボランティアにより回収されたブイ


筆者は学生ボランティアの出発式で「人生とは何か、生きるとは何か、自然と科学技術の関係等々、作業を通じて『何か』を考えてきてほしい」と偉そうな激励をしたが、十分にこたえてくれたと確信している。

防衛大学生と海上保安大学の学生は、日頃の鍛錬(たんれん)で鍛えあげられた体力と集団生活の中で養われた規律で、当然といえば当然だが、普通の大学生とは大いに異なる。作業場所での「海保体操」は独特のもので、他大学生の笑いを誘いながらも好評であったらしい。

座学も重要だが、生きた学問を学ぶ機会でもあるので、早速、鈴木久泰海上保安庁長官に休日を利用して海上保安大学生全員のボランティア参加を要請した。厳しい大学のカリキュラムの合間を活用し、全員参加を了承してくれた。

海上保安大学生の海辺での真摯な活動は、多くの漁民に今一度、海で生きる希望を与えるに違いない。



<支援金募金>
10,000,000円 大村市モーターボート競走事業部 
7,873,323円 (社)日本造船協力事業者団体連合会
2,000,000円 当麻町会計管理者
1,248,480円 Mr. Ca Van Tran (ベトナム障害者支援協会代表)

有難く、心より御礼申し上げます。
責任をもって、大切に活用させていただきます。

コメントする
コメント
笹川陽平様、
産經新聞の内藤と申します。会長は覚えていらっしゃらないかもしれませんが、以前に会長とお会いしたことがあります。小生がモスクワで勤務していた際、会長が出版記念関係行事でモスクワを訪問されました。
実は、小生はいま、産經新聞が発行しています日刊のタブロイド紙SANKEI EXPRESS(EX)の副編集長をしています。そのEXで、毎週火曜日に発行される「Campus新聞」という企画の担当をしております。本企画は、やる気のある学生さんたちが自分たちでテーマを決め、取材、執筆して紙面をつくるという挑戦的なものです。
笹川会長のコラムを拝読させていただき、今回、震災ボランティアとして被災地で力仕事などをしてきた学生さんたちに、ぜひEXの「Campus新聞」で被災地ボランティア体験談を書いてもらえないか、と思った次第です。つきましては、大変お忙しい中、恐縮なのですが、そうした企画に関心がありそうな学生さんを紹介していただけないか、という厚かましいお願いのメールを書かせていただきました。
これまでの「Campus新聞」はネットでも読むことができますので、参考に下にそのサイトのアドレスを書いておきます。
もし、可能でしたら、紹介していただけたら大変助かります。
よろしくお願いいたします。

http://www.iza.ne.jp/search/news/%25EF%25BC%25A3%25EF%25BD%2581%25EF%25BD%258D%25EF%25BD%2590%25EF%25BD%2595%25EF%25BD%2593%25E6%2596%25B0%25E8%2581%259E/date/


SANKEI EXPRESS副編集長
内藤 泰朗

産経新聞社
〒100-8077 東京都千代田区大手町1−7−2
пF03-3275-8104(直通)
FAX:03-3231-2868
携帯:080-6523-7943
E-mail: yasuo.naito@sankei.co.jp
   y-naito@tkg.att.ne.jp
     naityas@gmail.com
http://www.sankei-express.com/
ツイッター: @naityas

Posted by: 内藤 泰朗  at 2011年05月18日(Wed) 00:37

日本国は素晴らしい国と心から思います。
青雲の志に感謝します。
素晴らしい活動に心から敬意を表します。
私どもも儀援金、支援金の区別もわからぬまま、あるところに寄付した後で会長様のコメントを拝見し、赤面の至りです。
現地で活躍する方の報道が少なく、天皇皇后陛下のご訪問も報道が少ないことも疑問です。
日本財団のご活躍が私の救いになっております。
Posted by: 松浦  at 2011年05月17日(Tue) 16:55

笹川陽平 会長様

日本財団主導による学生ボランテイア活動は、本来ならば日本の大学教育界が率先して行うべきものであり、更に言えば政府の仕事でもあると思います。
大学進学率が50%を超えても、多くの大学生が浮薄な世の流れに身をまかせている中、ボランテイアに出るという学生は誠に貴重な良い意味での狂人の範疇に入る人たちでしょう。
政府はこのような良き狂人を強制的に少しでも多く育成してほしいものです。
が、今の政府には期待できそうもありませんので笹川会長のご長命にご期待するしかありません。
Posted by: 狂育  at 2011年05月17日(Tue) 11:22

将来ある若者が、命の危険を承知の上で、無私の心で被災地で活躍する姿に、心底から湧き上がる感動を覚えます。
安易な見込みは厳禁ですが、私はこの大震災が、惻隠の情をはじめとする武士道から受け継がれた日本人のDNAを活性化させ、必ずや社会や地域の幸せづくりに貢献すると考えます。釜石市の小中高生徒やTDLスタッフの3.11の活躍は、ソフトの防災教育が、必ず豊かな人づくりに貢献していることを実証しています。
陽平会長、ストラディバリウス19丁すべてを復興のためのオークションにかけませんか?1100年ぶりの大震災に際して、若者は命をかけて被災地で活動しています。価値を知らない若輩者の暴言をお許しください。
Posted by: 加藤道夫  at 2011年05月17日(Tue) 10:57