
『健康寿命のための食生活のすすめ』講演会報告[2023年03月16日(Thu)]
支え合う会みのり主催
健康寿命のための食生活のすすめ
〜シニア世代のための食の手立て〜

3月12日(日)稲城市地域振興プラザにて
元東京都健康長寿医療センター研究所研究員の熊谷修先生をお招きし、
講演会を開きました。
熊谷先生は、高齢者の栄養改善の意義を科学的に実証し、「老化を遅らせる食生活指針」を
確立・提唱した高齢者栄養に関する第一人者です。
NHK[ガッテン」出演をはじめ、これまで多くの本を出版されています。
【プロフィール】
元東京都健康長寿医療センター研究所研究員
元人間総合科学大学教授
博士(学術) 管理栄養士

講演会と資料に基づいて、一部ご紹介させていただきます。
「生活を維持するために予想以上に十分なエネルギーを摂取しなければならず、
老化に負けず、耐えられるように身体に余力を付けることが有効な対策に!」

シニア世代の食事三原則
❶ 欠食は絶対に避け、三食しっかり食べる
栄養素が不足したり、偏ったりしないために。
❷ 和洋の主菜を取り入れ、副菜もつける
毎食 主食+主菜+副菜の献立を工夫し、楽しみながら食べる。
❸ 一日一食は油を使ったおかずを食べる
油脂類を十分に摂取することが大事。
高齢になると揚げ物をしなくなるので、
おやつにドーナツやケーキ、シュークリームなど取り入れてみる。
➍ 10品目群チエックシートを活用し、〇印をつける
多様性のある献立をバラエティーに組み立てる。
チェックシートでバランスよく食事が摂れているか確認。
会場に配布されたチェックシートを見ながら、日頃の食生活をチェック!

「私達はいつか老化を受け止めなければならない」と熊谷先生。
健康寿命のために必要なこととは…。
生活を営む力 生活を楽しむ力 人を思いやる力
●自分の価値観を自分の生活に結びつける。
●社会参加をして、気配りと心配りをすること。
●色々な情報を集めて、人を楽しませる力を持つ。
●家の中に誰が来ても、恥ずかしくない環境を作る。

講演会の時間がオーバーするほど、質疑応答の時間も取って下さり
熱心に耳を傾け、メモをする姿があちことで見られました。
また、講演会の終わりの方で…
みのりのボランティアの中で90歳を超えても活動している方が紹介され、
熊谷先生から
「素晴らしいですね。全然お年には見えません。
私からではなく、そちらから何か提案してください」という一幕も^^

最後に、資料から抜粋させていただきます。
「年を取ったら粗食がいい」と思ってる人もいますが、
そんなことはありません。高齢者は食べ盛り。
「あれも食べよう、これも食べよう」という心持ちで、
介護のいらない健康寿命を目指しましょう。
■photo&レポ:堀内
健康寿命のための食生活のすすめ
〜シニア世代のための食の手立て〜
3月12日(日)稲城市地域振興プラザにて
元東京都健康長寿医療センター研究所研究員の熊谷修先生をお招きし、
講演会を開きました。
熊谷先生は、高齢者の栄養改善の意義を科学的に実証し、「老化を遅らせる食生活指針」を
確立・提唱した高齢者栄養に関する第一人者です。
NHK[ガッテン」出演をはじめ、これまで多くの本を出版されています。
【プロフィール】
元東京都健康長寿医療センター研究所研究員
元人間総合科学大学教授
博士(学術) 管理栄養士
講演会と資料に基づいて、一部ご紹介させていただきます。
「生活を維持するために予想以上に十分なエネルギーを摂取しなければならず、
老化に負けず、耐えられるように身体に余力を付けることが有効な対策に!」
シニア世代の食事三原則
❶ 欠食は絶対に避け、三食しっかり食べる
栄養素が不足したり、偏ったりしないために。
❷ 和洋の主菜を取り入れ、副菜もつける
毎食 主食+主菜+副菜の献立を工夫し、楽しみながら食べる。
❸ 一日一食は油を使ったおかずを食べる
油脂類を十分に摂取することが大事。
高齢になると揚げ物をしなくなるので、
おやつにドーナツやケーキ、シュークリームなど取り入れてみる。
➍ 10品目群チエックシートを活用し、〇印をつける
多様性のある献立をバラエティーに組み立てる。
チェックシートでバランスよく食事が摂れているか確認。
会場に配布されたチェックシートを見ながら、日頃の食生活をチェック!
「私達はいつか老化を受け止めなければならない」と熊谷先生。
健康寿命のために必要なこととは…。
生活を営む力 生活を楽しむ力 人を思いやる力
●自分の価値観を自分の生活に結びつける。
●社会参加をして、気配りと心配りをすること。
●色々な情報を集めて、人を楽しませる力を持つ。
●家の中に誰が来ても、恥ずかしくない環境を作る。
講演会の時間がオーバーするほど、質疑応答の時間も取って下さり
熱心に耳を傾け、メモをする姿があちことで見られました。
また、講演会の終わりの方で…
みのりのボランティアの中で90歳を超えても活動している方が紹介され、
熊谷先生から
「素晴らしいですね。全然お年には見えません。
私からではなく、そちらから何か提案してください」という一幕も^^
最後に、資料から抜粋させていただきます。
「年を取ったら粗食がいい」と思ってる人もいますが、
そんなことはありません。高齢者は食べ盛り。
「あれも食べよう、これも食べよう」という心持ちで、
介護のいらない健康寿命を目指しましょう。
■photo&レポ:堀内