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末梢神経麻痺とステロイド筋症 [2017年10月18日(Wed)]
 朝起きたら着替えるときにポロシャツのボタンが留められなくなっていて、おかしいなと思いました。親指・人差し指・中指の3本がしびれています。
細かい動きができない。財布が開けられない、ファスナーが止められない、パソコンのマウスが使えない、などなど。こんな急性増悪を繰り返すのは、いつものことではあるけれど、利き手の左手が使えないとすごく不便。前回は橈骨神経麻痺だったけど、今回は正中神経麻痺みたいです。

 サルコイドーシスの神経障害は、スモール・ファイバー(細い神経線維)が障害されるのが特徴といわれます。末梢神経伝導検査は、神経伝導速度を調べますが、これは残っている神経線維の太くて一番速いものを検出しているので、よほど重症化しない限りは異常が出ないことも考えられます。

 ステロイドがやっと一日プレドニン10rまで減量できていたのですが。ここは、一時的に増量しましょうと担当医師に言われ、パルス療法で1000rを3日間か、40r内服を1週間か。できれば日常生活を続けたかったので、内服を選択しました。しかし、甘くはなかったです。長期のステロイド内服で筋肉が減って、力も出なくなってきていた「ステロイド・ミオパチー」のに加えて、今回の上乗せで、背中や胸・肩や太ももの筋肉で、激しい運動をした次の日みたいなひどい筋肉痛がするし、力が出ません。寝ていたら起き上がれない、寝返りをしようとしても腕を敷き込んで動けない、みたいな。体を起こしていられません。つまり普段みたいに座っていられません。
 最近は座り続けるのが、かなり厳しいなと思っていました。背もたれが上まである車のシートなら大丈夫でした。車椅子だと腰までしかサポートがないので、長時間は体を立てていられなくて、仕事帰りの電車では前かがみになって二つ折り状態、居眠りしているふり、といったスタイル。ここにダメ押しが来てしまった感じです。

 今日は仕事をお休みして、とにかく寝転がって過ごしました。ホットパックといいますか、電子レンジで温める湯たんぽを使って、背中や胸を温めたら、息苦しいぐらいだったのが、こわばりが取れて楽になりました。

 自然の手当:しょうがシップと蒟蒻を使った温罨法が一番効果がありますね。昼頃にこれをして貰って、夕方まで休んでいました。
今日はこれで復活できそうです。

 動かないと筋力が弱るし、無理をすると過労で動けなくなるし、なかなかバランスを保つのは難しいものです。検査では数値化できない分、「廃用症候群」と言われてしまうと自己嫌悪になりますよね。
 どんなふうに筋力をつけたらいいのかというエビデンス(科学的根拠)は、探していますがなかなか見つかりません。
 余談ですが、ステロイドにもいろいろあります。いわゆるドーピングで問題になるような、筋肉増強作用のあるものは、炎症を抑える治療の場合に使うステロイドとは種類が全く違います。