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慢性疼痛と抗鬱剤 [2014年08月15日(Fri)]
いわゆる「坐骨神経痛」、お尻から脚、特に膝から下は外側が締めつけられるようなというかむしられるようなというか、寝ているときはそうでもないのですが、座っていると間もなく症状が出てきて、ご飯を食べる時もできることなら寝たまま食べたい、いっそ食べないでいたほうがマシといった気分にもなります。胡坐みたいにして腰を曲げてかがまった格好だと少しは耐えられるので、仕事中は車いすの上で胡坐をかいています。(もちろん、相手の方には失礼な格好であることをお詫びし事情を話した上ですが)おかしなもので、仕事を午前中大体2時ごろまでしているのですが、気合が入っているときは何とか頑張れてしまうんですね。「心頭を滅却すれば火もまた涼し」終わった途端に痛さがよみがえってくる、もしかしたら根性がまだまだ足りないのだろうか、メンタルの自己管理がだめなのかな、なんて、自責の念に駆られたりもします。
 2週間に1回仙骨部硬膜外ブロックも受けていますが、よく効くのは事実で、これで何とか座れる・働ける=社会生活ができているのです。残念ながら、4日目過ぎるとだんだん効果は薄れて、座ることが苦痛になってきます。オフタイムは寝転がって物を書いたりノートパソコンを打ったりしているわけです。基本的には、内服薬でコントロールすべき状況なのだろうなと思います。
 さて、慢性疼痛の治療薬剤の第一選択は、抗鬱剤になっています。これまで、いろいろな薬を使ってきました。人それぞれ、相性とか感受性とかがあるでしょうから、あくまでも私個人の経験と完走であることをご承知の上でお読みください。
 副作用でギブアップしたものも多いです。トリプタノールサインバルタは、眠気が強くて、生活になりませんでした。ノリトレン(10)は飲んだ少し後に急激に眠くなってしまうので、(いわゆる「寝落ち」)入浴中に危うく溺水するところでしたが、夜間は眠れるし、日中はまあまあ痛みの角が取れていたというか、良かったかな。でも、今回もう少しどうにかしたいので見直しの対象になりました。今回開始したトレドミンは、以前にも飲んだことがありますが、あまり効果が実感できません。ノリトレンをやめてトレドミン(15)になってから、なんとも言えない不快な感じが下半身に出てきて、だるいというか脚のやり場がないというか、イライラします。相変わらず、腰から下はしびれています。感覚が鈍いのと、ジンジンした状態がずっとあるのと。ジンジンするのはまだ許容できるんで、これは置いときます。発作的に痛みが突出してフリーズしてしまうのは、どの抗鬱剤を飲んでもある程度は抑えられているかなと思います。ノリトレンの時には収まっていたはずの左大腿神経痛症状、これは深部のずきずきする自発痛+表面の知覚過敏+知覚鈍麻+突出する「ビシーッ」と来る大腿前面痛なんですが、また出てきています。何も抗鬱剤を使っていなかったときに比べれば、こいつで動けなくなるほどのひどさではないので、一定抑制はしてくれているのだろうとは思います。
 これから飲み薬を増量してもらったらよいのか、変えてもらったほうが良いのか、次回のペインクリニック受診日に相談してみようと思います。
曼荼羅花がこの夏もいっぱい花を咲かせてくれます。つぼみから巻いている花弁がほどけて開花する様子をご覧ください。
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