低周波パルス凝固療法 [2018年11月17日(Sat)]
慢性的に下肢の痛みはあったのですが、この半年ぐらい長く座っていたり立とうとすると左の太もものあたりが引きつれるように痛くて脚・腰が伸ばせない感じでした。股関節の痛みとはちょっと違います。夜寝るときもダンゴムシみたいに丸まっていれば痛くないけれど、まっすぐに寝られません。
腰椎のMRIをとったら腰部脊柱管狭窄症で神経根の出口が狭くなっています。 整形外科で神経根ブロックをして貰いました。その時はすっきりと痛みが取れて足を延ばして寝られました。でも数時間後にはつまりその夜には元に戻り始めて、結局同じ状態になってしまいました。レベルでいうと左L2です。 そんなわけでペインクリニックで低周波パルス凝固療法をして貰いました。神経根ブロックと同じような治療ですが局所麻酔薬ではなくて電気で約40度の熱を加えて神経根の周辺のたんぱく質を編成させるというものです。治療中は電気が来ているときは神経の支配領域に放散する違和感は感じますが神経根ブロックをしたうえで通電しているのでごくわずかでした。 日帰りでもできる治療ですが病院まで遠くて車を運転して帰らなければならないこともあり1泊2日で治療しました。 効果は持続しています。治療したのが10月初めで一か月後の海峡マラソン(車椅子)に出られたし、いまも左大腿痛で煩わされることなく日常生活できています。筋力はもともと殆ど歩いていないので良く分かりませんが変わっていないと思います。車の運転は今まで通り左足でアクセルとブレーキを操作しています。特に支障はないです。治療した神経根に限れば絶好調です。 ただ、ほかの部位も悪いので、腰を丸めていないと右下肢のだるさ・重さは出てきます。長く良い姿勢?出座っているのはつらいです。デスクワークの時は椅子の上で「体育座り」したり、休憩時間に寝転がったりして乗り切っています。通勤時は電車とバスに乗って車いすに座っている時間が待ち時間もいれると片道約1時間半~2時間。結構きついです。 もう少し歩行能力があれば歩行器にすがって前かがみで歩いたら楽かもしれません。現状は杖で支えるほどの腕力がないので車椅子に頼っています。ちょうどよい歩行支援機器はないでしょうか。福祉機器展にあるかもしれませんね。 移動するからには屋外移動、公共交通機関で普通の時間帯に通勤ラッシュの乗り換えを突破するスピードが必要です。贅沢言っているわけではなく、生活に必要なんです。 話は脱線しますが、お年寄りのデイサービスなどで一日車いすに座るのって、ご本人は平気なのでしょうか?車椅子は車であって椅子ではありません。運ぶ人の使いやすさが第一、次に乗って走る人の漕ぎやすさ。あくまでも移動の道具なんです。座り心地は決して良いとは限りません。座り心地では椅子に勝てません。 皆さんどう思われますか? 小道具も使っています。低反発マットを電動アシスト車椅子に乗せてみました。手動のほうにはロホ・クッションを今まで使ってきました。これですと自然とバランスをとるために背筋を伸ばしたよい姿勢にならざるを得ません。今の自分の脚・腰にはつらかったりします。 |