事もあろうに、細菌感染症で発熱、約20日間も入院してしまいました。予防的なバクタの内服と、マスクの装着と手洗いはしていましたが、免疫抑制状態なので仕方ないみたいです。
抗生剤はセフトリアキソンから開始して、感受性を見て途中から変更になりました。ビクシリンとバンコマイシンを併用で2週間。回数が多いので、持続点滴していました。
さすがに今回は熱が出て最初は寝ていました。抗生剤が効いてくれたおかげで、すぐに元気になりましたが、どこの感染症なのかがわからなくて、血液中には菌が出ているのですが、部位が不明ということで色々検査をしていただきました。
一番心配していた感染性心内膜炎は最終的にはなかったようで、一安心です。
歩く人と違って、もともと車椅子のマイカーなもので、移動するときに点滴台とタンデム走行するのがそれなりに難しい。まあ、何とかなりました。
MTXは減量して、退院直前から8rで再開しています。
一番の問題は、寝ていた分、筋力が落ちて、全然動けないといいますか、移乗すると次の動作に移れない。たとえばトイレに行っても、終わってから車椅子に戻って、一休みしてからトイレを出て走る状態です。部屋に戻ってもすぐにはベッドに移乗する気分になれない。なんか、動きたくない感じ??電動アシスト車椅子なので自分で駆動していませんが、立ち上がりの時のプッシュアップがイマイチきかなくなっていました。リハビリで体幹と近位筋力強化をして貰いました。
本当にまずいと思ったのは、家に帰ってから。家の中でこれまで伝い歩きみたいなことができていた水回りのところでの動作がこれまで通りにいかなくなっています。フツーに狭くて散らかっているので、とにかく片付けて、家の中も、どこでも車椅子が使える状態にしなければ。
気持ちは焦りますが、筋力も体力もないので、片づけるどころではありません。飲み物の入ったカップが片手では持ち上がらないレベルですから自力では重い物が動かせない。カバンがあったら中身を出して、みたいな感じです。
ぼちぼちやるしかありませんね。
改めて、細菌感染症は怖い。
今回、命拾いしました。
慌てて生き急ぐこともなし。
深部静脈血栓症のほうは、よくなりました。嘘みたいに足の腫れが引きました。


弾力ストッキングがサイズがSでは緩すぎるので、SSです。



ガイドラインでは、はっきりした誘因がなくて(手術や、極端に安静を強いられた、などの)発症した場合、3か月間は血栓再発予防の為に、抗血栓治療薬の内服は必要とのことです。リクシアナ(30)を飲んでいます。
入院中、リクシアナの影響でしょう、点滴をしている留置針と皮膚の間からじわじわと出血が約1日続きました。点滴が漏れているのではなくて、刺した次の日になると出なくなってくる、ということです。1週間留置していますので、2回交換がありましたが、1回目も2回目も、同じでした。
