左手その後 [2016年08月29日(Mon)]
前回、コンプリート!=橈骨神経麻痺、正中神経麻痺、尺骨神経麻痺の、その後です。
左手の動きはロフストランド杖を握ってついて歩く形にはなっています。しっかり支えられているかといわれると、微妙です。すっぽ抜け防止のために、両方の杖をストラップで連結して、首から下げています。手が離れても杖が落ちないで済むというわけです。 手先の力が入らなくて苦労します。感覚もよくわからないので、パッケージをあけるときにどこからはがすのかわからない。透明なものは普通、触った感じでここからはがすとわかるものですが。さらに、粘着が強いと力が足りなくてはがせません。 ゴムの入っているパッケージですが、自力では開けられませんでした。 箸がまだ使えません。フォークで食べています。全然できないことはないのですが、頑張っても食事終了までもたない。途中で手が攣ってしまいます。 買い物をした時の小銭を出すのとか、もたつくので、周りの状況を見て店員さんに財布から取ってもらったりすることもあります。セブンイレブンはナナコカードで済ませます。 駅で定期券や切符を出し入れするのとかも、不自由です。通勤でいつも乗り降りする駅は、片方がまだICカードが使えないので、ペラペラの切符が必要。定期券も、改札に通さなければなりません。 あとは左腕の位置感覚がおかしいこと。目で見える場所にあれば状況がわかるのですが、手が後ろに行くと、手がどこにあるかわかりません。つまり、デイパックの肩紐に腕を通そうとしても手探りができないのです。おおよその感じで通そうとしていると、見かねたのか、周りの人が手伝ってくれたりします。こういうさりげない支援は、障害のある人間にとってとても助かります。ありがとうございます。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 |