装着型ロボットスーツのリハビリ 追加情報 [2015年11月10日(Tue)]
2015年11月10日現在の報道をまとめて、あいてぃ・らぼ が出していましたのでリンクを貼っておきます。
要は、サイバーダインのHALという装着型のロボットスーツが、検証実験結果、有効性が認められた8つの難病に関して来春を目安に健康保険適応でリハビリテーションに使えるようになる見込みであるということです。 コストの問題が大きい現状ではいろいろな疾患で有用性があることは分かっており、サイバーダインでも全国の医療機関にリースして使ってもらっているが、レンタル料のコストが無視できないほど大きいいので、回数限定で自治体が補助したりしているのが現状。場合によっては自費で続けている患者さんもいる。 ほかのメーカーも、歩行アシストの装置は作っていて、本田技研の作っているより小型・簡便に装着できるものもありますが、今回の厚労省の実証実験の対象にはなってなかったのか、報道には出てきませんでした。 厚生労働省のホームページから実証研究の対象となった疾患を調べてみました。 【神経疾患】 脊髄損傷(外傷で、厳密には病気とは異なる)、HAM(HTLV-T関連脊髄症)、多発性硬化症、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、脊髄性筋委縮症、球脊髄性筋委縮症、シャルコー・マリー・トゥ―ス病。 【筋疾患】遠位型ミオパチー、先天性ミオパチー、封入体筋炎及び同等なもの、筋ジストロフィー どのように8疾患を選定したのかは10日時点での報道発表にはなかったです。 |