こんにちは。
まつやまNPOサポートセンターの白石です。
1月10日(土)、コムズで開催された学生団体cues主催
「国際協力って何だろう?グローバル化ってどういうこと?
〜ネパールでの教育支援に学ぶ〜」に参加しました。
参加者は高校生と大学生、あわせて8名でした。
今回のイベントでは、ネパールで学校を設立された吉岡大祐さんが講師を務め、
国際協力の本質やグローバル化についてお話しくださいました。
はじめにアイスブレイクとして、参加者全員が自己紹介を行いました。
その後、吉岡さんがネパールを訪れた経緯について語られ、当時の現地の様子へと話は進みました。バス停から医療キャンプ地まで歩いて4日間かかる地域もあり、医療や薬が不足し、下痢で命を落とす子どもがいる現実についても伝えてくださいました。
そうした厳しい状況の中で、吉岡さんがネパールの学校づくりを通して最初に取り組んだのは、石けんで体や衣服を洗うという、基本的な衛生習慣だったそうです。生活環境を改善するための取り組みでしたが、当初は子どもたちも嫌がっていたものの、次第にそれが日常となり、当たり前の行動として根づいていったとのことでした。
また、親たちの多くは、子どもを学校に通わせるよりも、農場の手伝いをさせ、食事を得て賃金を受け取ることを重視している現状があるそうです。教育の重要性が十分に理解されていないことが、どれほど大きな課題であるかを物語っていました。
そのため、学校に来てもらう工夫として「学校に来ればご飯が食べられる日」を設けたところ、その日は多くの子どもたちが集まったという話も印象的でした。
ネパールには他にも学校を設立したものの、廃校になってしまった例もあるそうです。作って終わりではなく、その後をどう支えるかが重要だという考えお聞きして、その通りだと思いました。
吉岡さんが設立した学校では、10年間で300人が卒業し、弁護士や教師になる人も生まれています。試行錯誤を重ねながらも、教育の力を信じて運営されてきたことが伝わってきました。
今回のお話は、ぜひ多くの人に聞いてほしい内容であり、私自身、深い感銘を受ける時間となりました。



