【イベント報告】愛媛大学マドンナbloom♡主催「シトラスリボンをきっかけに私たちが社会にできることを考えよう vol.01」
[2021年10月24日(Sun)]
こんにちは。
まつやまNPOサポートセンターの和田です。
10月24日(日)にZOOM(WEB会議システム)で開催された
マドンナbloom♡主催「シトラスリボンをきっかけに私たちが社会にできることを考えよう vol.01」に参加しました。
(松山市市民活動推進補助金 次世代育成事業)
マドンナbloom♡の正岡藍理さんがファシリテーターとなり、
講師の甲斐朋香氏(松山大学法学部准教授)と前田眞氏(愛媛大学社会連携推進機構教授)によるシトラスリボンプロジェクトについてのお話がありました。
ZOOMでは、25人ほどの参加者が耳を傾けていました。
いまや全国に広がっているシトラスリボンは愛媛県が始まりです。
愛媛県特産の柑橘にちなみ、シトラス色、
安心の目印として、リボンの形、
おうち、まち、学校や仕事場、3つの輪を表現しています。
新型コロナウイルスに感染する人に対して優しい地域社会を、
「ただいま」「おかえり」と言いあえるまち、と例え新聞などのメディアでアピールしたところ、賛同者が次々に増えていきました。
シトラスリボンプロジェクトに賛同、支援された例を一部お伝えします。
シトラスリボンプロジェクトのことを知った東京の老舗組みひも工房「龍工房」の福田隆太さんは「愛媛のものを使ってシトラスリボンのための組みひもを作りたい」と野村シルク博物館に「伊予生糸」1sをオーダー。
シルク博物館はこれを無償で福田さんに提供し、伝統の技で編まれた100メートルの組みひもが野村町に里帰りしました。
野村町で行われた「伊予生糸のシトラス組みひも」贈呈式の様子です。
他にも宮崎県の運送会社では、シトラスリボンのラッピングトラック。
ラッピングトラック以外にも、車体にステッカーを貼ったり、リボンをドライバーの皆さんが身に着けているようです。
愛媛県内の四国乳業では、パッケージ側面にシトラスリボンプロジェクトの内容を記載した広報欄を設けています。パッケージ以外にも、ポスターやピンバッチを制作しています。
講師の甲斐氏は、全国にシトラスリボンプロジェクトが広まった理由として、
プロジェクトメンバーが目的などを理解した上で対話を重ねたこと、
賛同者皆さんの「誰かの力になれるってうれしい」という共感力を挙げました。
目的に対して話し合いをじっくり行い、方向性を見失わない姿勢は、
日常の集団生活にも重ねることができる、目的を達成するために必要な要素だと感じました。
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