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2025年09月07日

キャンサーくんづくり

こんにちは!学生スタッフのTです!

昨日から2日間、ポポメリーさんのボランティアと座談会に参加させて頂きました。

ポポメリーさんは、がんに向き合う団体として山口県で2020年に生まれました。

がん検診を定期的に受けないといけないという思いを込めて、キャンサーくんというキャラクターの目を貼って、台紙を切って、袋に入れてという作業を、会員の方やボランティアの方々とさせていただきました。
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座談会では、がんを経験された方や、ご家族のお話しを伺いました。
経験者だけではなく、ご家族や、がんに関心のある方がこの座談会に参加することができます。
ネットで経験者の声を見るのとは違い、座談会では色々な話が広がっていき多くのことを学ぶ事ができました。

がんは自分には関係ないということではないので、何か違和感をおぼえたらすぐに病院に行くということを絶対にしようと思います。
posted by さぽらんてスタッフ at 16:44 | Comment(0) | スタッフのつぶやき

2025年09月04日

「さぽらんて」で5日間のインターンシップをさせていただきました

 インターンシップを行う前までは、NPOについて漠然とした知識しかなく「中間支援」とはどのようなことをするのか明確なイメージができていませんでした。しかし、この5日間を通して漠然としていたものが明確になったと感じています。

 1日目には、NPOと「さぽらんて」の活動についての説明を受けました。この時、NPOとはどのようなものか説明する難しさと自分の言葉でNPOについて言える必要性があると感じました。また、「さぽらんて」は「中間支援」の役割を担っており、市民活動をしている人、したいと思っている人へのきっかけづくりを行っているということで、とても重要な立場にあるのだなと思いました。他にも、「ええやん新聞」についての説明を受けました。特に印象的だったのが、「市民活動」をあまりよく知らない市民が、市民広報記者となって市民目線で書いているということです。週に1回の会議や思いを大切にしながら記事を書かれているなど、製作の裏側を知ることができて勉強になりました。

 2日目は、「ええやん新聞」の納品と発送作業を行いました。ボランティアの方も一緒に作業をされていて、記事を書く道のりも含めて多くの人のが携わって配られるのだなと思いました。回覧板用に「ええやん新聞」を折っていく作業をさせていただきましたが、数が多く折る段階を分担して効率よく進めていかなければならず大変でした。広報誌が手元に届くまでの工程を知らなかったので2日目の作業で経験することができて良かったですし、スピードと効率がいかに重要になってくるのかを知ることができました。

 3日目は、こども明日花プロジェクトの実習を行いました。私は宮野学習会に参加させていただきました。生徒さんが来るまでは学習会についての説明を受けたり、子どもたちへの接し方で気を付けるべきことなどを聞いたりすることができました。私はこの実習で、生徒さんの人権作文の内容をアドバイスしながら一緒に考えるということを行いました。段落の構成や付け加えると良い内容のアドバイス、まとめで書いたらいいと思うことなどをメモに書きながら説明しました。考えて書く力を身に着けてほしいと思ったため、質問を投げかけることを特に意識して実習を行いました。元々、学習会のボランティアに興味があったのですが、うまく教えられるか不安だったので参加を躊躇していました。しかし、こども明日花プロジェクトの実習で参加させてもらったことで、学習会のボランティアへの参加に対する認識が変化しましたし、「一緒に考える」ことが何よりも大事なことなのかなと思いました。

 4日目は、午前中に「ええやん新聞」の搬入作業、午後は団体ミニポスターづくりを行いました。搬入作業も2日目の作業と同じように、効率とスピードが大切だと思いました。まさか、搬入作業まで経験できるとは思っていなかったので貴重なことをさせていただけたと思います。団体ミニポスターづくりは、団体に合う写真選びと活動内容を紹介する文章を簡潔に分かりやすくまとめるのが難しく、1枚を仕上げるのにかなり時間をかけてしまいました。

 5日目は、4日目と同じく団体ミニポスターづくりを行いました。やはり、活動内容について書くのが難しく、苦戦しました。しかし、知らなかった団体や活動を調べて書く作業は、どのような団体があって何を目的として活動しているのか知るきっかけになりました。

 5日間の中で、「さぽらんて」を利用されていた団体の方に直接活動内容や団体の名前の由来など聞くことができて、とても貴重な経験をさせていただきました。また、初日に「中間支援」についての説明を受けましたが、業務を通してさらに「中間支援」の重要性を実感しました。また、私は国際系のことに興味があり、今まで在日外国人が抱える課題のみ目を向けていました。しかし、「ええやん新聞」を読んだり、こども明日花プロジェクトの実習をさせていただいたりしたことで、他の分野の社会課題にも目を向けるきっかけとなりました。

 5日間経験させていただいた業務は全て、勉強になることばかりでしたし、「中間支援」についても詳しく知ることができました。インターンシップ生として受け入れて下さった「さぽらんて」の皆様、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。

山口県立大学国際文化学科 S
posted by さぽらんてスタッフ at 09:45 | Comment(0) | インターンシップ

さぽらんてで活動してみて

 インターンシップとしてさぽらんてで活動してみて、自分のボランティアに対する知見を深めることができたと感じた。初めてのインターンシップで不安なことも多かったが、スタッフの皆さんはとても暖かく迎え入れてくださり、たくさんお話をして、いつの間にか胸の中にあった不安もなくなっていた。

 初日はまず、館内紹介をしてもらった。
ここではさぽらんてに登録してある活動団体の多さを知った。山口県内だけでもこんなにたくさんの人たちがそれぞれの目標をもって活動をしているのだと気づくことができた。
自己紹介がてらにした偏愛マップを用いたアイスブレイクでは、それぞれの好きなものを知ることができ、緊張も解けてとても楽しかった。
 お昼を挟んで、午後からNPOやさぽらんて、ええやん新聞について小田さんから教えていただき、これまで知らなかったNPOのことやさぽらんてのことを知ることができた。そこで印象的だったのは、課題解決を目的としているNPOはその課題が解決したら解散をするということであった。活動によって目標を達成するまでの期間は違うと思うが、長年やって来たことが達成されたら団体はなくなってしまうということがとても感慨深いなと感じた。それと同時にそのような活動をサポートすることができるさぽらんてやええやん新聞はとてもやりがいを感じられるなと思った。

 二日目はええやん新聞の発送作業を始めた。
封筒に宛名が印字されているシールを張ったり、新聞を必要な部数分詰める作業をした。3万分も発行されていると聞いていたが、朝ええやん新聞が運ばれてきて、実際にその量を見たときはとても驚いた。
 一緒にインターンシップを受けている子やボランティアで駆けつけてくださった地域の方たちと一緒に発送作業をしたが、忙しい反面、どこかやりがいや楽しさを感じることができた。

 三日目はさぽらんてに登録している明日花プロジェクトに参加をした。
 子供たちに勉強を教えるというものであったが最初はとても不安だった。どのように接すればいいのかを自分なりに考え、活動に臨むことができた。いっしょに勉強をしたり昼食を食べたりお話したりすることを通して、子供たちと仲良くなれた。帰り際に子供たちや明日花プロジェクトのスタッフの方たちからたくさんお礼を言っていただいて、とてもうれしかったし、ボランティアはこのようにして人と人をつないでいくのだなと気づくことができた。
 お昼過ぎにさぽらんてに帰ってきて、再び発送作業をした。残りも少なくなってきていてとても早いなと思った。途中さぽらんてで活動していたリスの会山口さんのアライグマ作戦のお話を聞かせていただいた。災害などで持ち主の手を離れてしまった写真をきれいにして返してあげるという取り組みをしていることを知りとても感動した。

 四日目はいよいよええやん新聞を市役所まで搬入しに行った。
 初めて入った新しい市役所の中はとてもきれいでたくさんの部署や職員がいた。みんなで封筒に詰め込んだええやん新聞を届ける先別に分けて置いていった。ここからいろんな人の手に渡っていくのだと気づき、ええやん新聞はたくさんが関わってできていることを改めて実感した。
 搬入が終わってから、さぽらんてに登録してある活動団体のポスター制作をした。フォーマットに倣ってそれぞれの団体の活動内容を調べ、キャッチコピーや写真などを配置していった。調べていくうちに自分が生まれる前から活動を行っている団体があったり、自分が知らないことについての活動を行っている団体があったりした。ポスターを作っている際、それぞれの設立者の思いを知ることができた。そしてそのほとんどは誰かのために行っているもので、人のために声を出して腕を上げられる人たちがこんなにもいるのだということが分かった。
 その後、さぽらんてで活動をしていたときめきの会さんの活動について、お話を聞かせてもらい、趣味で始めたギターがいろんな人の心に届くものとなっていることを知った。このことから何かのきっかけが自分以外の人にも影響を与えることができるのだと感じた。

 最終日は、昨日から取り掛かっていた活動団体のポスター制作をした。必要な情報がなかなか見つからなく、苦戦したが何とか取り組むことができた。
 その後、道場門前にある子育て広場を見学しに行った。あまり行ったことがない場所にも人のために何かをしている団体があることを知った。もっと身近なところにもそのような団体があるのだと思い、これからは意識してみてみようと思った。

 この五日間、実際に団体の活動を体験をしてみたり、お話を聞いたり、調べたりしていく中で、自分のボランティアへの考え方は大きく変わった。ボランティアは意外と身近な多ころにあり、さまざまな種類があることを知った。
 そしてそれらはたくさんの人たちの思いが積み重なっているのだと気づくことができた。今回のインターンシップでの体験を通して、自分は人のためになる仕事がしたいと改めて思うことができた。

山口県立大学文科創造学科3年 T
posted by さぽらんてスタッフ at 09:26 | Comment(0) | インターンシップ