先日10月21日に開催された「学校に行かない子どもの居場所づくり円卓会議」にグラフィックレコーダ―として参加してきました。
(超濃密なお話で、2時間のグラレコで模造紙3枚が埋まりました!)
私自身はテーマとは真逆の「学校だけが居場所だと感じてた子ども」だった時期があり、その学校でも先生の話をろくに聞かず落書きばかりしているような生徒だったので、「学校以外の居場所づくり」について真剣に話し合う大人たちの言葉を板書したのがとても不思議で。多分当時の先生が知ったら驚きのあまり心臓発作を起こすと思うくらい(笑)
だからこそ、当時の私とは正反対の子どもたちをちゃんと理解できるのかと正直自信がなかったのですが、円卓会議でのお話を聞いて「あるべき場所に居場所のない苦しさ」は同じなのだと気付きました。
幸いにも、私は社会の中での環境に恵まれ、いつまでも勉強に付き合ってくれる先生や目を腫らして登校した時に寄り添ってくれる先生、遊びに行けばいつでも歓迎してくれるお店のおっちゃんがいてくれたので、地元を離れて新しい社会の中に飛び込むのにも億劫にはなりませんでした。当時を振り返ると先生方や地域の方、友人には感謝の二文字しか浮かびませんが、それと同時に、当時感じていた行く宛の無い寂しさや、自己否定感も成仏されることなく未だにひっそりと在り続けています。
全国の不登校児童生徒のうち38%は、必要な支援につながれていないという現状。
不登校という形で学校から離れてしまった子どもたちが、自身の状態を受け容れ、そして将来的にもう一度社会を信じ、飛び込んでいくのは、きっと私が想像する以上につらく苦しいものだと思います。
私たち大人が、学校ではない社会が限りなく広く存在すること、そしてそこにはあるがままの子どもたちを受け容れてくれる人がいるということを伝え、社会とのつながりを絶たないような関係づくりを作っていかないとな思いました。
さて、さぽらんてでは、さまざまな立場の関係者と社会課題を共有したい!新しい価値を生み出す活動を考えたい!という団体の皆さまと一緒に、話し合いの場をつくるお手伝いをしています。
今回のようなオープンな場もよし、関係者だけのクローズドな場もよし。ぜひご相談ください♪
<お姉ちゃんとおばちゃんの狭間をもがくスタッフ畑中>
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さぽらんてさんで4日間インターシップに参加させていただき、各団体さんがそれぞれ解決すべき課題のため、人のためを想って活動していることを実感しました。私は4日間の活動の中でkikkakeさん、こども明日花プロジェクトさんと一緒に活動させていただいたり、ええやん新聞のミーティングに参加させていただいたりして、日頃体験できない貴重な経験をさせていただきました。
kikkakeさんの活動に参加した時は、ハンドメイドを教えていただきながら、ゆる~くお話しました。市民活動と聞くと、堅苦しく黙々と活動するイメージがあったため参加して驚きました。ハンドメイドが苦手な私に優しくお声がけいただき、するすると編む姿はとても素敵でした!誰でも参加できて地域の人と仲良くなる「kikkake」をくれる、名前通りの団体さんでした。あまり上手なものは作れませんでしたが、ハンドメイドが楽しいと思えたのは、編み物の魅力だけでなく、その場の雰囲気や空間が心地よかったからだと思います。
こども明日花プロジェクトさんの活動にお邪魔させていただいた時は、なのはなハウスに来てくれた子どもの夏休みの課題をお手伝いし、一緒にご飯を食べました。嫌々ながら一生懸命取り組む姿は素敵だなと感じます。私も勉強頑張らないと…。一人暮らしでコンビニや外食に頼りきりだったので、栄養のある美味しいご飯を久しぶりに食べることが出来ました!また食べたいです!
ええやん新聞のミーティングでは、活動している方の中には、人助けしたいという意識があるわけではなく、自身がやりたいと思った活動が結果的に人を繋ぐ、人に良い影響を与えていることを知りました。ほとんど知識のないトピックで、まだまだ私は無知なのだなと痛感しました。それでも「参加してくれてありがとう」と言われとても嬉しかったです…!!
たった4日という短い期間でも充実した日々を送ることができたのは、さぽらんてさんをはじめ、参加させていただいた団体さんや他のインターン生のおかげです。人生の中で行き詰まった時に、このインターンシップの素敵な体験を思い出し頑張ろうと思います。ありがとうございました!
I had a valuable experience. Thank you so much!
]]>夏のインターンシップに5日間、参加させていただきました!大学生のAです!
私は「誰もが住みよいまちづくり」のために、さぽらんてが担っている役割である中間支援「つどう」「つなぐ」「つたえる」「ささえる」とは、どのようなものなのか?具体的にどのような活動をしているのか?について学びたいと思い、このインターンシップに参加しました。
さて、稚拙な文章ではございますが、上記に挙げた4つの中間支援について挙げながら学んだことをお伝えできたらと思います。
ではまず、「つどう」とは?
はじめは言葉の通り、さぽらんてが市民や活動団体の集まる場としての意味合いだと考えていました。もちろんその意味もありますが、他方で、社会活動をスタートしたり、発展したりするきっかけの場になっていると感じました。
では続けて「つなぐ」とは?
「つなぐ」は、「つどう」にも通ずることがあります。さぽらんてというきっかけ作りの場につどい、様々なつながりが出来るためです。この5日間の中でも、SDGsについての地域が抱える課題を様々な角度から捉えるために、企業の方や、専門に活動している方、さぽらんてスタッフ等が集まり検討する機会がありました。このことから、「つなぐ」ことは、協働することとも言えるのではないでしょうか。そして、さぽらんては、様々なつながりがあるネットワークを持って運営されているため、多角的・多面的な支援の実現には本当に重要な役割を担っているのだとこの機会に改めて学ぶことが出来ました。
それでは、「つたえる」とは?
今回のインターンでは、さぽらんてが作成している「ええやん新聞」の編集会議に同席させていただきました。この新聞はさぽらんてスタッフが直接市民の方へ届ける情報紙として、たくさんの想いが込められていることを肌で感じる機会となりました。また、さぽらんてでもボランティアや活動についての発信も積極的に行われているので、支援をしたい人、支援を受けたい人が、欲しい情報をしっかりと手に入れることが出来ます。
最後に、「ささえる」とは?
個人的には、さぽらんての最も重要な役割だと感じました。大きくまとめると、
・活動を始めること(団体の立ち上げ、ボランティアの参加受付窓口など)
・活動を続けていくこと(新しいつながりづくり、情報発信のサポートなど)
・活動を発展させること(スキルアップのための助言・機会の提供など)
が挙げられると考えています。インターン中にお会いした様々な活動団体の方々はさぽらんてスタッフさんと仲良くお話しする中で、情報交換をしたり、新たなイベントの開催について検討したりしていました。それは、活動団体さんから、さぽらんてスタッフさんからの双方が相談や提案をして、よりよいまちづくりを考えての事だと思います。
本当に最後になりますが、さぽらんてにおいて目の前で学んだ中間支援は、本当に新鮮で刺激的な体験となりました。そして、さぽらんてが山口市のまちづくりに果たす役割を実際に学び、私は1人の山口市民として何か出来ることはないだろうかと考えるとともに、地域作りの面白さを知ることが出来ました。また、スタッフさんをはじめ、インターンの中で私に関わってくださったすべてのみなさんから多くの事を学ばせていただきました。本当に感謝しています。
時間を作って、また、さぽらんてに来たい!と思う程、楽しく充実した時間でした!
ありがとうございました!
<インターンシップ A>