CANPAN ブログ検索
Loading
  • もっと見る

2013年03月15日

DEAI と IDEA


先日、ファンドレイジング・日本2013に参加してきました。

なんかいい話しをさぽろぐ愛読者(?)と共有したいと思いますが・・・
なんせ、3日間20時間以上かけて、
ファンドレイジングとはなんぞや?
ファンドレイジングを勧めるためのツボ? 
組織にファンドレイジング体質をつくるためのツール紹介!
などなど一気に学んで、キャパのない頭はウニ状態。
おまけに年度末と次年度の交錯作業で、、、、
と言い訳しつつ、簡単な報告だけさせていただきます。

DSC_1006.jpg
<山口県徳山高校ご出身の長浜洋二さん 社会変革をおこすNPOのマーケティングについてのセッション>

DSC_1004.jpg
<電通の執行役員 あのNPOの伝える力の著者でもある 白土謙二さん>

みなさんファンドレイジング(Fundraising)ってご存知ですか?

NPO法の改正前、NPO界でもっぱら言われ始めたことです。

民間非営利団体(Non-Profit Organizations:日本では公益法人、特定非営利活動法人、大学法人、社会福祉法人などを含む)が、活動のための資金を個人、法人、政府などから集める行為の総称。主に民間非営利組織の資金集めについて使われる用語であるが、投資家や民間企業に関連する資金集めに使われる場合もある。<Fresh eye ペディアより>

そう、寄付だけでなく、助成金や補助金も含まれます。
これを、ファンドレイジング・日本では
@社会の課題の解決のために、課題と社会をつなぐためのパラダイム(枠組み)作り
そして
A未来のこどもたちのためのファンドレイジング
 行政のみの維新以後の公共を変えるため
 次の世代の子どもたちのために新しい日本をつくる

つまり、チャレンジすればきっと誰かが助けてくれると、子どもたちが希望が持てる社会にしていくためのものであると言い切っています。

未来の子どもたちのために、新しいお金の流れの日本をつくるんです!

では、どのように、具体的に進めていくのか?
少しだけ各セッションのエッセンスを紹介

■SOCIMO論
DEAI(出会い)
IDEA(アイディア)
DSC_1002.jpg 
 Iの位置が違うだけのこの二つのワード
 人と出会うことで、私としての発想が生まれる!
 しっかり、人と出会い、アイディアを産んで、お金をかけずにニュースを作ろう!

この講師は、SOCIMO論というソーシャルモチベーションを広げるための独自の理論を持っておられて、
日本愛妻家協会として日比谷の中心で愛を叫ぶと題して
日本経済と夫婦愛の関係をきちんと発信しておられます!
この活動充分SOCIMO(ソーシャルモチベーション)な活動なんですね〜

■寄付サイト紹介 
READYFOR?      
個人でも団体でもOK!90日間もしくは50日間で自分のやりたいことを伝えて小さなお金を集めるサイト。2000円や3000円の気軽な寄付、特典のある100,000円などの大口の寄附など寄附集めの工夫のアドバイスもらえます。集め方など参考になります。
    
■コーズ・リレイテッド・マーケティング
    収益の一部を非営利団体などへの寄付をして、社会的課題の解決のために役立てるマーケティング
    例@:ボルビック 1L for 10L売り上げの一部をユニセフへ
       ユニセフがアフリカマリに井戸を新設し、10年間のメンテナンスを行う
       これまで224億6273gの清潔で安全な水の支援(2007−2009年)
    例A:アサヒビール うまいを明日へ
       アサヒスーパードライ対象商品1本につき1円を、全国47都道府県ごと自然や環境、文化財などの保護・保全活動に役立てる
    これらは、商品を区別化していくための企業の戦略でもあります。お互いにとっていいというしくみです。これが今どんどん増えています。

DSC_0991.jpg

    山口で言えば、かとうの赤い羽根弁当ですね。
  
私の頭の中は、見るもの全て寄付付き商品の可能性があるように見えてまいりました。

NPOの皆さん、企業は商品のPRに寄付付き商品を考えています。決して、企業の下請けになることなく、企業にとってもNPOにとっても良い関係になるためには、NPOの理念、ミッション、ビジョンをわかりやすく言い切れることが大切になります。
それをできるようにしていくのが平成24年度行ったマネジメントセミナーです。これからも、しっかりと団体マネジメントの支援をおこなっていきますので、資金がないと嘆く前に、さぽらんてをぜひご活用くださいね。

ファンの度を上げていく!これがファン度レイジングだそうです。

応援者をどう増やしていくか。
人をどうつないでいくか。 
そして、いろいろなIDEAでまちを活性化していく そこですね。

久々の東京、おまけにセッションは横文字が多くて、その都度ググってる全身唐草模様な3日間でした。

<わたなべ>



posted by さぽらんてスタッフ at 17:23 | Comment(0) | 社会を変える!(ヒト)

2013年01月29日

なければつくる!


本日他市の方から相談のお電話。
「以前、フリースクールのことをお聞きしたことがあるのですが・・・」お子さんが、発達障害で来年6年生。地域の2つの中学校が選べるのだが、ひとつはマンモス校で、支援学級がいっぱいで6,7人に一人の教諭でこれ以上の受け入れは無理な状態。もう一つは児童数も少なく、支援学級もなく、教育委員会も一人だけのためにクラスは作れないとやんわりと、養護学校をすすめられたそうです。お母さんは、ピンとこなくて、自分でフリースクールを探そうと、以前耳にした情報を元にさぽに電話してこられたのです。

さぽらんてには、発達障害も教育の専門性があるわけではありません。でも、たくさん頑張っている先人たちを知っています。つながることで何かそのお母さんのヒントになると、自閉症研修協議会あくしゅの会やフリースクールAUC、民間の相談窓口、ついでにええやん新聞やさぽらんてだよりも紹介しちゃいました。

「山口市はすすんでいますね〜」とお母さん。
「なかったらつくるんですよ〜」とさぽ。

そうそう、結構この類の相談はあります。
作日も、行政の相談窓口ではご自身の意に叶った応対がしてもらえなかったとのことで電話があり、市民のネットワークで、相談対応してくださる市民同士をつないだり。。。
困りごとは行政窓口だけがする時代ではなくなっています。自分の経験を開いていくだけで誰でも公共を担う力になります。
市民活動はそんな、きっかけをつくり、市民の伸び代を引き出すお手伝いでもあると思っています。

ニーズはあります。欲しいサービスがなかったらつくる!その時に困ったらさぽがサポートします。

ええやん新聞 テーマ「発達障害」

さぽらんてだより117号 レポート記事 自閉症研修協議会あくしゅ

DSC_0906.jpg


<わたなべ>
posted by さぽらんてスタッフ at 19:51 | Comment(1) | 社会を変える!(ヒト)

2012年12月18日

これが私のイキルミチ!

アメリカ、中国に続いて、日本の新しい指導者が決まる16日、反貧困ネットワーク事務局長の湯浅誠さん(NPO法人自立生活サポートセンターもやい理事)の講演を聞いてきました。
その内容のおすそ分けです。

DSC_0821.jpg

話のテーマは、人権を大事にすると社会は活性化するのか?

湯浅さんの三つ違いのお兄様は、電動車いすで40分かけて、もう25年福祉作業所に通われているそうです。そこから講演は、始まりました。
「身体障害者1級の福祉年金を月に8万円もらい、健常者の10分の1の生産性の印刷業務に携わるくらいだったら、自宅に引きこもった方が社会のためになるという意地悪な考えもあると思います。もし、兄が自宅にいると想定すると、まず母が、趣味のダンスをしたり、教えたりすることができなくなり、精神的にも参ってしまう。そうすると所帯を別にしている自分も、母と兄の面倒を見なくちゃいけなくて、支援活動はもちろん、本を書いたり、講演活動もできなくなります。経済活動も停滞します。だから、福祉施設などで働く人は、隠れた社会の稼ぎ頭だと思うのです。その人たちが居ないと働けない人たちがたくさん出てくるという現実があります。」
 なるほど、そうよね!保母さんだってそうだわ。福祉施設は本人のためだけではなく、明らかに社会の活性のためでもあるんですね。

その後、日本が14年間連続で3万人を超え続けている自殺者の問題に。
自殺者が3万人と聞いて、今更驚く人はいない、数字的に慣れてしまい、異常なことが普通のことのようになりつつある現状を指摘しながら、ちなみに、他殺者 約600人/年、交通事故死 約5000人/年と、比率から見ても自殺者の多さに驚きです。

これがどういうことかというと、
年間が3万人が追い込まれているということ。
14年間の合計が約45万人、家族が4人としたら約200万人の関係者がいるということ。
 自殺者は家族に対して、「ごめんね」ということばを残しいくことが多く、遺族は「まさか!」 と思っている人が殆ど。必然的に、家族は自分を責める。
閉塞感を抱えた200万人の人がいるということ。
これでは社会が明るくなるわけがない。
 ※NPO法人自殺対策支援センターライフリンクによると、自殺未遂者は自殺者の10倍、年間30万人とあります。その関係者は200万人。14年間の合計ではなく、1年間に200万人の人が暗鬱とした状況であるということになります。

自殺者に対して、これまで周りはどうすることもできないと思われていたけど、平成21年3月に内閣府が自殺対策強化月間を行ったことで、前年比18%減少した。このことで自殺は防止できることが明らかになった。平成24年は3万人を切る見通しだそうです。

自殺対策の活動の中では、命日に家族に電話をする。止められなかった自分を責める家族の後追い自殺を防ぐためだという。自殺者を交通死亡事故による補償金額に当てはめると、2兆7千万/年になるという。自殺者を減少、なくしていく活動は、社会の損失をなくしていくことになる。つまり全ての人の生活につながっている。この問題意識をどう社会に広げていくのか。。。本日講演を聞いた人は、年内3人は必ず伝えてほしい。

一人一人の人権に寄り添い、活動をしている人たち(ボランティア)は、間違いなく社会を支えていることになる。でも、まだまだ一部の人たちに過ぎない。自分たちは、価値観の違う人たちにも耳を傾けてもらうために伝え方、接し方、話し方を鍛えて、お互いが気付く方法を編み出していく必要がある。こんな風に自分の球種を増やしていく、マニュアルにない創造的作業が、人を鍛えていき、社会が活性化し、発展する。


非正規雇用が4割を占めるという社会。異常なことが普通になっていく社会。
追い込まれて、決定権を任せて、適当に決めといてと「おまかせ民主主義」にとなってしまう社会。
湯浅さんは、現状は悲観的でも将来には楽観的だという。日本社会の底力を信じていると。短期では強い危機感を持ちながらも、自分の創意工夫でアプローチの球種を増やしていくことがおもしろいという、支援者の鏡。

この頭脳、行動力は比にならないけど、私もこのマインドだけは忘れることなく、地方でも日々手法を工夫した支援をし続けたい。
そして多様な生き方、価値観を当たり前に受け入れ、誰もが心豊かに暮らせるまち。
一人の自殺者も居ないまちに向けて、私にできることを創意工夫していくことが、「これが私の生きる道」なんてね。
ちいっちゃな力でも、大切なのは、あきらめないことだと思うから。

手元の写真だけでも撮って、FB・ブログに載せたいとお願いしたら、少年のような笑顔で答えてくださった。温かな温かな男子でした。
DSC_0822.jpg

〈わたなべ〉


posted by さぽらんてスタッフ at 07:25 | Comment(0) | 社会を変える!(ヒト)

2012年09月30日

補講中!

さぽらんてでは、今年度NPO知的資産マネジメントを全4回で実施中です。
4ヶ月間にわたる、作業のために参加できない回もあるのですが、そんな団体には補講を行なっています。

今日は、前回、地域のイベントで班長の役目を果たすために参加できなかったピース★バンビーノさんが補講にこられました。

まずは、知的資産を書き出します。
 ○直感的に思ったことを、みんなで実現していく力
 ○次世代を思う気持ち
 ○家庭生活と活動とのバランス
 ○人を信じる力
ゆっくり向き合うことで、こんな、素敵な知的資産が・・・

続いて、前回のSWOT分析をクロスして対策を考えていきます。
 ○寄付体制を整える
 ○子どもとお母さんが一緒に参加できるメニューづくり
 ○オープンでカフェみたいで、誰でも気軽に立ち寄れる場づくり
 ○広く活動を見える化していくために、ブログの強化!会議の様子などのプロセスの発信!
 ○収益事業を考えていく

最後に理念・ミッションをまとめていきます。
 ○平和について考えるきっかけとなる機会を提供
 ○子育て中でも活動できるモデルとなる

これらをあと2回のセミナーで、上記を戦略的にまとめて、ビジョン、行動計画を作っていきます。

他の団体が6時間かけてこなしていった内容を、ぎゅっと2時間で仕上げたピースさんでした。

DSC_0627.jpg

日頃は、事業に追われて、ゆっくり団体の中期ビジョンなど考える余裕がない団体ですが、NPOが本来の社会変革の役割を果たしていくためにも、専門家のアドバイスを受けながら、団体運営を考えていく作業は必要なことです。

さぽらんてでは、今後も専門家を巻き込みながら、骨太NPOを応援していきます!

NPO知的資産マネジメントレポート@
NPO知的資産マネジメントレポートA

〈わたなべ〉


 

posted by さぽらんてスタッフ at 11:33 | Comment(0) | 社会を変える!(ヒト)

2011年11月27日

生乙武に感動!

3回山口市男女共同参画センターフェスティバル・乙武洋匡講演会「みんなちがって、みんないい」に行ってきました。ちょこっとだけ私の主観による様子をご紹介しますね。


乙武に感動! でした(^○^)/


電動車いすでの登場、器用に文字を書き、ストローを使わないペットボトルの飲みっぷり、話し方は、落語家のように面白おかしく感動しました。

彼のツイッターのフォローワーは30万人を超えているんです。私もその一人です。
宇部空港に着くなり、前回来たときに買えず気になっていた「生ういろう」を今回は買って帰るぞとつぶやき、忘れていたらフォローワーさんつぶやいてねといった具合に。

講演冒頭がその「生ういろう」の話から入っちゃってました。

ご存じのように彼は、3年間、小学校の教師をやっていた。彼が教師になろうと決めたのは、2003年に起こった「長崎男児誘拐殺人事件」が切っ掛けだったそうで。
犯罪者の中学1年生も何らかのサインを出していたのでは。大人は気がついてあげられなかったのか。
私にはこんな障害があったけど、周りの大人達に恵まれていた。
次は、自分の番かなと、次の世代のために恩を返そうかなと思って、教師になることを決心したそうです。

いろいろあった、エピソードの中から2つだけ紹介しますね。
・ある幼稚園の園児が、「その手は秋になったらどうなるの」と聞いてきた。子どもの着眼点って凄いですね。
・教師になって、子どもたちがだいぶ慣れてきたとき、6年生の子が「先生の靴のサイズはいくら?」と聞いてきた。障害が分からなくなる関係になれば締めたもの。

勉強の出来る子は、運のいい子である。ただ大人の価値観に合っているだけ。クラスで一番、○○○○ができるでいいのでは。
教師の役割は、
  1 一番の良さを見付けてあげる。
  2 いいところを徹底的に褒めて、自信を付けさせてあげる。
  3 その子の良さを他の子に伝えてあげる。
である。
一つひとつが全て違うジグソーパズルのようなクラスであってほしいと。

りの人がどうして普通に出来ないのと「普通」を求めてはいけない。「みんなちがって、みんないい」じゃないか。
この金子みすゞの詩は、私が出来ないこと、出来ないことを並べ、でもこれが出来るんだよと言っているんですと。


てな感じが、私が気になったところです。何か楽しいですね。

広報スタッフ 原 秀昭
posted by さぽらんてスタッフ at 23:33 | Comment(0) | 社会を変える!(ヒト)