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2022年10月24日

「知ること」って大事!

20221023日(日)

さぽらんてにて「がんを知る展示会」が開催されました。


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当日は団体さんによる展示やワークショップ、ベジチェックや薬膳カレー等

食べること・知ること・楽しむことを体験できるイベントでした。



そして午前午後と2部にわたって

がんサバイバーによるトークセッションも。


私は午後の「もしがんと宣告されたら〜家族や周りの人の対応〜」に

参加させてもらいました。


三者三様の体験談で、

実際にがんを体験した方から語られる話は

とてもリアルで説得力があり、あっという間の1時間半でした。

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・がん体験者(がん友)という共感できる人と出会えて救われたこと

 自分も救われたし、仲間と支え合える関係になっている


・家族が寄り添ってくれた、いつも通りに接してくれた、

 団体活動を応援してくれたことが嬉しかった

 でも他の人にがんになったことを勝手に話されたのはつらかった


・がん治療でかかったお金や保険の話

 抗がん剤や部屋代にどれぐらいかかったか

 もしもの時の備えは大事



高額療養費や傷病手当金の話も出たので

総務も担当している私としては

会社側としても

その辺りの知識も必要だと思いました。


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勉強になった波多野さんの 家族としての言葉がけ の話

“オウム返し”で共感する

「痛い」と言ったら「痛いね」

「つらい」と言ったら「つらいね」

そうやって共感する言葉がけにより、

寄り添うことができ穏やかになれる



“がん家族は第二の患者”という言葉があるそうで、

本人も家族もがんと向き合わなければならなくなります。


藤本さんの

家族ができることを、できるだけしてくれたことが嬉しかった」という話。


もし家族や周りの人ががんになった時

当事者意識を持ち、自分のできることを探し精一杯やって

少しでも寄り添えるようになりたいと思いました。



そして國光さんの

がんになって人生が豊かになった。色んな人に出会えた」という言葉。


がんになっても人生は続く。

がんになったことで得るものもあり

それがよりよい人生へと繋がることもあると知りました。



今回のイベント「がんを知る

“がん”と聞くとなんとなく怖いイメージがあったのですが

知ることの大切さを実感。


自分や家族ががんになった時、どうしたらいいか?どうして欲しいか?

知っていればイメージもわくし、

山口市にこんな団体があることを知っているから心強い。

(参考団体:ポポメリーリレー・フォー・ライフ・ジャパンやまぐち


そして、少しでも早くがんを見つける大切さを考える一日になりました。




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< ベジチェックで この日まさかの最低数字を叩きだした

                   スタッフ たけだ >


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posted by さぽらんてスタッフ at 16:52 | Comment(0) | さぽらんて講座報告

2016年08月20日

大内コドモジカンプロジェクトin氷上

さて、大内コドモジカンプロジェクト!問田、小野につづき、ファイナルとなる第3弾が氷上地区で開催されました。

氷上の地区リーダーは、「文厚部会」の長である田中さん。
氷上では既に、地域の大人が子どもの学びや子育てを応援する取り組み(寺子屋)があり、そのパイオニアメンバーも迎え、強力な自治会バックアップのもとすすめられました。

プログラム内容は全4つ。

【午前の部】
3年生以下は、やまぐちエコ倶楽部さんによる、エコクイズの座学とダンボールコンポストづくり。
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お母さん方も興味津々に話を聞いていました。

4年生以上は、流しそうめんの準備。竹を組む作業はさすがに難易度が高く、ここはプロの竹林ボランティア山口さんの匠の技を見学。
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子どもたちは、器づくりを担当しました。炎天下の中、ノコギリで竹を切る作業。「引く時に力を込める」言葉ではなく体で覚え、目に見えてだんだんと上達していく姿がまぶしかったです。
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大内交流センターの職員さんも一緒に汗だくで作業してくださいました。子どもたちへの声掛けや、指導も入り、地域密着な一面を見て感激しました!
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子どもたちの外での作業と同時進行で、調理室ではいきいきサロンの女性陣と参加のお母さんたちが昼食準備!!
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炊き立てご飯をほどよく冷ましてもらって、子どもたちも思い思いの形でおにぎりをにぎり、昼食準備が整いました!!

流しそうめんがスタート!!
じゃんじゃん流れてくるそうめんや、お楽しみのトマト、ぶどう、ゼリーに大興奮のこどもたち。大人も負けじと隙間から〜。みんなで食べると、そうめんもおにぎりもいつもよりたくさん食べれるから不思議ですね。
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午後は、男女わかれてのものづくり教室!

女子は、以前さぽらんてにも来ていただいた中崎さんのプラバン教室。
中崎さんの作品を見せていただいたり、上手に仕上げるコツや、アレンジなど教わりながら、わきあいあいと楽しそうでした♪
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男子は、引き続き竹林ボランティアさんと竹とんぼづくり。
竹とんぼが飛ぶ仕組みから作り方、小刀の使い方まで丁寧に教えていただきました。
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はじめての小刀に、ちょっとテンションの上がる男子たち。職人気分で竹細工に挑戦!!
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どの子も小刀を握る手が緊張していましたが、その分慎重に安全に使うことができていました。

空き時間で、地域の大人や中学生たちとも思いっきり遊んでいた子ども達。
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楽しい夏休みの思い出できたかな。



氷上は世帯数700を超える、大内一の大所帯です。大所帯のメリットは、人材の豊富さ。でもその巻き込みは容易ではなく、これまでも新たな人材の巻き込みに課題を感じていたと自治会長さん。今後、コドモジカンプロジェクトを通して、一人また一人とつながっていけると期待しています。

企画・運営からたくさんの汗を流していただいたみなさま本当にお疲れ様でした。


スタッフ おだ
posted by さぽらんてスタッフ at 15:12 | Comment(0) | さぽらんて講座報告

2016年03月01日

「伝える」を学ぶ

先日、報道の第一線で活躍されていたNHKOBの堀江穆(あつし)さんをお迎えして、スタッフの広報研修を行いました。
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伝えたいことはたくさんあるのになかなかうまく伝わらない。そんなモヤモヤを抱えているのは、決して私たちだけではないと思います。そう、本当に「伝える」って難しい。幾度となく、広報関連の講座に参加してきて、わかったような気になって実践してみるけど、やっぱり課題は尽きない・・・

でも、懲りずに「伝える」ことに挑み続ける!!
これが私たちのモットーなのです。

だから、しょっぱなにさぽらんてに対する他者からのイメージを聞かされたって・・・

打ちのめされ一瞬凹みましたが・・・
すぐに立ち上がるグッド(上向き矢印)モットーですから(笑)

堀江さんからは、まずは己を知ること、発想や視点を変えて物事を見ること、それぞれに得意不得意の凸凹があるからチームがなりたつことを学びました。

凸凹してるからいいチーム。
これ、とっても豊かな発想だと思いませんか?

あと、特ダネは探していて見つかるものではなく、日常の中にあるから人がはっと驚くのだと言われてました。上の写真の中にも見方を変えるとニュースが隠れているものだと。

私たちは「特ダネ」は追いかけていませんが、日常の中にニュースがあると言われたしかに「はっ」としました目目目

堀江さんは人を「はっ」とさせるプロなんです。

発想を変えるには、色んな経験や情報収集が必要ですね。日常を斜めに見たり、色んな人の発想に触れたり。

そして、また改めて「伝える」ということの奥深さを知ったのでした。



<スタッフおだ>
posted by さぽらんてスタッフ at 13:17 | Comment(0) | さぽらんて講座報告

2016年02月25日

きらめきゲッターズinさぽらんて

きらめきゲッターズinさぽらんてを開催しました。
講師は 山口きらめき財団、森永小波さん。
急遽決まった講座で殆ど広報もしていないにもかかわらず(行きたかったと思われた方すみませんたらーっ(汗))8団体15名の方が集まりました。さすがきらめき財団!!

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まず、助成金って何?から始まった講座では、助成金の長所、短所整理から・・・

◆長所◆
・大きな金額が一度に手に入る
・助成財団が他の財団に団体の宣伝をしてくれることがある。
・信頼が得られる
◆短所◆
・お金の使用用途に制限がある。
・助成には期限がある(長くて3年)
・清算払いの場合が多い(立て替え)
 ※きらめきは財団の助成金は概算払いOK
・提出書類がたくさんある。

この長所・短所を踏まえて申請書作成にあたっての留意点をステップ1〜3で説明していただきました。

☆step1☆
地域の課題やニーズを捉えた「助成金を活かす」魅力的な事業を計画しよう!
助成金をもらうことが目標ではなく、どう助成金を活かすかを考えること。
「公共的事業であること」が大前提!!

☆step2☆
自分達の「意図」を明確に伝える申請書を書こう!
ここでは、きらめい財団の好むワード、NGワードを教えていただきました。
◆すきなワード◆
・地域一体 ・協働 ・人材育成

◆NGワード◆
・お金が足りないので助成してほしい。
・他の助成財団の助成かきれたので・・・

きらめき財団に申請しようと思っている参加団体さんは、必死でメモしていました。
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☆step3☆
助成金をレベルアップのチャンスにしよう!
申請書を書くにあたって、目的も大事だか、団体が何がやりたいのか、どんな成果があるのかを、財団は一番知りたいと思っている!!

もし、不採択になったとしてもせっかく作成した申請書を無駄にしないよう、別の助成財団を探し利用しましょう。


また、昨年度きらめき財団から採択された2団体から体験談を伺いました。
申請書に何を書くか!どのように書くか!詳しくわかりやすく教えてもらいました。

その一部を紹介すると
・財団の好きなキーワードを盛り込む。
・地域の課題は何か⇒どんな将来にしたいのか・・・ストーリーを組み立てるようです。
・財団がどのような団体に支援をしたいと思っているのかを知る。(そのために、穴が開くほどきらめき財団の概要が書かれたパンフレットを読むそうです)
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最後に団体個別相談をして「きらめきゲッターズいnさぽらんて」を終了しました。
2時間ほどでしたか、たくさんの質問も飛び交い、内容の濃い良い時間でした。

また来年度も、助成金講座を開催予定です。今度は皆様にキチンと広報しますので、参加お待ちしております黒ハート
28年度採択された団体さん、さぽらんてスタッフ一同報告楽しみにしています。
<スタッフ こうとく>

posted by さぽらんてスタッフ at 18:00 | Comment(0) | さぽらんて講座報告

2016年02月04日

介護予防・生活支援サポーター養成講座

渡邉センター長講師の 山口市介護予防・生活支援サポーター養成講座 フォローアップ講座が市内2カ所で行われました。(主催:山口市、実施主体:山口市社会福祉協議会)
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高齢者が安心して住み慣れた地域で暮らし続けられるように、地域の支え合いの活動に取り組み自分ももっといきいきと輝いていける市民を養成していく講座で、昨年10月から基礎編3回 応用編として実習1回が既に行われてきました。応用篇の フォローアップ講座の今回は今まですべて参加してきた方がとても多かったのか印象的でした。

当日のプログラムは
1、前回までの振り返り
2、グループワークT
3、簡単レクチャー
4、グループワークU
5、茶話会

2、グループワークでは、そもそも高齢者は地域で暮らし続けられないかということについて参加された皆さんに考えてもらいました。要因をポストイットに書いて張り出すという作業、慣れていない人には難しいかなとも思われましたが、要領をつかむとどんどん意見が出て、それについて3,4人のグループで自分の実体験を制限時間を忘れるほど熱心に話されていました。買い物が出来なくなる、耳が遠くなる、食事か作れなくなる等々出来なくなることが多くなり生活していくことが困難になるといった、身体の衰えに原因があるものと、核家族化が進み独居の高齢者が話し相手のなく孤立するという、現在のコミュニティーのありかたに原因があることが浮き彫りになりました。
 それを踏まえて・・・・

3、簡単レクチャーでは高齢化の現状と地域活動の紹介
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4.またまたワーク!今度はワークTを踏まえ
 ◆どんな支援があれば介護を受けないですむのか(予防)
 ◆どんなサービスがあれば高齢者が地域で暮らし続けられるのか(支援)
 ◆自分たちはどんな活動ができるが(活動)
またまたポストイットに書き出して張り出すという作業!!戸惑いながらも一生懸命考えて、たくさんの意見が出ました。予防、支援、活動といった観点から解決策を探る作業。すでにしていることや、こんなしくみが、あればいいという意見まで模造紙がいっぱいになるほどの意見の山。
 一例としては、買い物等のときの運転代行をする、見守り訪問をして困りごとを聞き関係機関につなぐ、食事作り居場所を提供する等々・・・本当にたくさんの意見が出ました。ちょっとした、助けがあれば地域で暮らし続けることも可能。そのちょっとした助けを税金を投入して行うには限界があります。民間の地域力でカバーしていくことが出来れば私達若い世代も安心して高齢者の仲間入りできます。
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高齢者が安心して住み慣れた地域で暮らし続けられるように、地域の支え合いの活動に取り組む意欲のある人のための講座と、謳うだけあり 2会場に集まった参加所の皆さんの 意識の高さと熱意に驚きました。参加者の方に「何かされていらっしゃるのですか?」と、質問すると 一般の主婦の方、かなり高齢の女性の方、ケアマネージャーをされている方、傾聴をされている方などなど。みなさんの参加された理由を聞いてみると、高齢の参加者の方は自分が老いてきてしまい、一人暮らしなので、どんな点に気を付けてこれから暮らしていけばいいのか、どこに相談したらいいのかを知りたかったそうです。またそこで得た知識を周りの高齢者の方に教えてあげたいと言われていました。

 このセミナーで得られた、貴重な意見と意欲的な人材をどう生かしていくのかか大きな課題です!!新要介護認定では在宅で独立生活をしている独居高齢者の要介護度が従来より軽く出る傾向にあるようです。そうなると、介護対象から外れ生活を維持できない高齢者は死活問題です。そのためにも生活支援サポーターの養成は必要不可欠な急務です。
 セミナー卒業生が地域の高齢者のために活躍してくれる日も近いのではないかと感じられる2日間でした。
(スタッフ こうとく)
posted by さぽらんてスタッフ at 11:57 | Comment(0) | さぽらんて講座報告