2022年10月23日(日)
さぽらんてにて「がんを知る展示会」が開催されました。
当日は団体さんによる展示やワークショップ、ベジチェックや薬膳カレー等
食べること・知ること・楽しむことを体験できるイベントでした。
そして午前午後と2部にわたって
がんサバイバーによるトークセッションも。
私は午後の「もしがんと宣告されたら〜家族や周りの人の対応〜」に
参加させてもらいました。
三者三様の体験談で、
実際にがんを体験した方から語られる話は
とてもリアルで説得力があり、あっという間の1時間半でした。
・がん体験者(がん友)という共感できる人と出会えて救われたこと
自分も救われたし、仲間と支え合える関係になっている
・家族が寄り添ってくれた、いつも通りに接してくれた、
団体活動を応援してくれたことが嬉しかった
でも他の人にがんになったことを勝手に話されたのはつらかった
・がん治療でかかったお金や保険の話
抗がん剤や部屋代にどれぐらいかかったか
もしもの時の備えは大事
高額療養費や傷病手当金の話も出たので
総務も担当している私としては
会社側としても
その辺りの知識も必要だと思いました。
勉強になった波多野さんの 家族としての言葉がけ の話
“オウム返し”で共感する
「痛い」と言ったら「痛いね」
「つらい」と言ったら「つらいね」
そうやって共感する言葉がけにより、
寄り添うことができ穏やかになれる
“がん家族は第二の患者”という言葉があるそうで、
本人も家族もがんと向き合わなければならなくなります。
藤本さんの
「家族ができることを、できるだけしてくれたことが嬉しかった」という話。
もし家族や周りの人ががんになった時
当事者意識を持ち、自分のできることを探し精一杯やって
少しでも寄り添えるようになりたいと思いました。
そして國光さんの
「がんになって人生が豊かになった。色んな人に出会えた」という言葉。
がんになっても人生は続く。
がんになったことで得るものもあり
それがよりよい人生へと繋がることもあると知りました。
今回のイベント「がんを知る」
“がん”と聞くとなんとなく怖いイメージがあったのですが
知ることの大切さを実感。
自分や家族ががんになった時、どうしたらいいか?どうして欲しいか?
知っていればイメージもわくし、
山口市にこんな団体があることを知っているから心強い。
(参考団体:ポポメリー、リレー・フォー・ライフ・ジャパンやまぐち)
そして、少しでも早くがんを見つける大切さを考える一日になりました。
< ベジチェックで この日まさかの最低数字を叩きだした
スタッフ たけだ >
続きを読む・・・