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2022年09月11日

中間支援と人とのつながり

夏期インターンシップに参加してくれた県立大学の学生さんに書いてもらいました↓


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夏のインターンシップに参加させていただきました。

さぽらんてさんの活動内容、多文化共生(多聞加共生)、災害・防災、各団体さんの取り組み、プレーパークボランティア等多くのことを体験し、学ばせていただいた五日間でした。


様々な活動をさせて頂く中で、頑張っている人や困っている人を支える方法がたくさんあることに気づきました。インターンシップに来るまで、「中間支援」について、あまりイメージが湧かず、ボランティアや市民活動をしたい人と、該当の団体さんを繋ぐのかな?としか思っていませんでした。しかし、実際にインターンシップで体験をしてみると、多くの発見がありました。ここで、いくつか例を挙げようと思います。


 まず、一言に「中間支援」といっても、紹介だけではないと知りました。団体さんが活動しやすいように、印刷できる環境を整えたり、PR活動のサポートをしたり、代表者さんの個人的な負担を減らすために各団体さん用の郵便受け(ポスト)を用意したり、助成金の情報についてお知らせしたり、困りごとの相談に乗ったり、団体さんのイベント開催をお手伝いしたりと、様々であるとわかりました。日々、一生懸命活動に取り組まれている団体さん達をきめ細やかにサポートする体制が整えられているのだと知りました。


 次に、ええやん新聞についてです。ええやん新聞は、20代から50代くらいのお母さんをターゲットにしており、市民活動の発信を主軸として、健康やSDGsについて等様々なトピックを取り上げながら、誰もが豊かに暮らすためのはじめの一歩となるようにという思いが込められた情報紙です。実際に手に取って、隅々まで読んでみると、初めて知ることも多く、為になると感じました。また、ちょっとしたコメントやデザインも、主な読者層であるお母さんたちが、ほっとするような仕上がりになっていて、感動しました。実家の母にもぜひ読んでほしいなと思いました。(でも実家が県外なので、地元にもこんな新聞があったらいいなと思いました。)これはまさに、日々一生懸命なお母さん達を間接的に応援する手段だなと感じました。


 他にも、団体さんのボランティア募集の情報を発信したり、団体さんの活動を知ってもらえるような企画をインターンシップのプログラムに組み込んだりされていて、これらも間接的な支援につながっているのだと気づきました。

 また、この五日間を通していくつかの団体さんと直接お会いして、お話を聞く機会があったのですが、どの団体さんも熱い想いをもっていらっしゃるということを肌で感じることができました。何も予定のない休日に家でダラダラするのも良いけれど、ボランティアや何かの市民活動にちょっと顔を出してみるのも楽しいのではないかと、今は感じています。バイトをしてお金を稼ぐことはもちろん大切なことだけれど、人と人のつながりも同じくらい大切で、素敵なことだなと感じられた五日間でした。


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さぽらんての皆様、団体さん、今回のインターンシップに携わってくれた方々、本当にありがとうございました。ぜひまたお会いできたらと思います!

posted by さぽらんてスタッフ at 10:33 | Comment(0) | インターンシップ
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