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2022年02月21日

「今の自分にできること」 山口大学経済学部3年 蜷川あみ

インターンシップでの5日間は、

様々な人、多様な価値観との出会いが詰まった5日間でした。

また、自分がどれだけちっぽけな世界で生きているのか痛感した5日間でもありました。


「個性が溢れ、大事にされる世界を作りたい」

「困っている人にポジティブな選択肢を提供できる人になりたい」

大袈裟かもしれないけど、そんな気持ちが溢れ出す瞬間が何度もありました。


この人のために何かできないかなという気持ちを行動に移すことが、

沢山の人を救うことになるのだと改めて感じることができました。


インターンシップ初日、フリースクールを運営するHappy Educationの代表である村上さんに偶然会うことができました。

「学校に行かなくてもいいんだよ」

この言葉は私にとって衝撃でした。

様々な理由で学校に行くことのできない子どもとその親御さんを救う言葉。

“学校は行かなきゃいけない場所、子どもを学校に連れて行かなきゃいけない”

その概念を払拭して、子どもたちやその家族を安心させる場所が存在する。


インターンシップ初日から自分の知らない世界に一歩踏み入れた気分でした。

何も知らない自分が怖くもあり、その現実と向き合っていかなければならないと強く思いました。

 インターンシップ初日(村上さんとオリエンテーション).jpg

(みんなでHappy Education村上さんのお話を聞きました)


私には、社会課題に対する当事者意識が無さすぎる、そう痛感しました。

事実、市民活動団体の方は当事者の方が多い、

結果、届けたい人に届かないという状況があることも知りました。

でも、近くで当事者の方やさぽらんての方と話す度に自分のことのように考える機会も増えていくように感じました。


だからこそ、私のように市民活動に触れ合った人が伝えていくべきなのだと学ぶことができました。

情報発信として「知らせる」ことも大事ですが、

私のような人が「知ろう」とする努力が本当に今、重要だと思います。

「知らない」ではなく「知ろう」に、

「知ろう」を「知っている」に、

変えていきたいと思います。


私自身、このインターンシップで

まだまだですが、市民活動について知ることができました。

また、この経験をどう生かしていくのかが重要だと考えています。


インターンシップを経験して、

「個性が溢れ、大事にされる世界を作りたい」

「困っている人にポジティブな選択肢を提供できる人になりたい」

という想いをどう行動にしていくのかしっかり考えていきます。


難しく考えるのではなく

“今の自分にできること”を行動に移していきたいです。


この5日間、

市民活動団体のこと、

NPOのこと、

山口市でのお困りごと、

沢山のことを知ることができました。

そして、沢山の想いの部分に触れることができました。


この5日間は、

私の価値観を変える瞬間だったと言っても過言ではないくらい

様々な価値観に触れることができました。


これからは、

社会課題や地域課題に対して当事者意識を持ち、

今自分ができることを行動に移して生活していきたいです。


さぽらんての皆様、

本当にありがとうございました。


インターンシップ最終日(さぽらんてとは).jpg

(写真右:蜷川さん)


posted by さぽらんてスタッフ at 10:11 | Comment(0) | インターンシップ
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