たくさんの感動をくれた東京オリンピックがもう終わってしまいますね…
多くのメダルを獲得した日本勢、本当にすばらしかったですね!
そんなオリンピックの真っ只中だった8月1日、私は「アレルギーっ子のための炊き出し支援を考える」の第2回研修会に、学生スタッフの築山さんと二人で参加してきました。

次のような設定で、A〜Eの5グループにわかれてどんなメニューをどう調理して提供するか?を考えるワークショップです。
●避難所開設後1週間
●避難所の炊き出し担当
●70人分の食事を2時間で作る
●電気と水道は復旧したが、ガスはまだ使えない
●食材や調理器具は限られている
●アレルギーのあるお子さんのための配慮が必要
私は学生奉仕団+支援センターのEグループとして、頼もしい学生さんたちと一緒!
どんなワークになるか、ワクワク♪
まず、使える食材一覧の中から材料を選び、作れそうなメニューを考えて付箋に書いていきました。
注意しなくてはならないのは、アレルギーがある人に配慮したメニューであるかどうか。
成分や原材料が違うものもあるのでウインナーやカレールー、だしなどは2種類あったり、小麦粉だけではなく片栗粉も選択肢にあったりしたので、みなさん成分表示をしっかり確認していました。
(お米は別途支給されることになっていました)

私たちEグループは、各々でメニューを考えたものを出し合い、アレルギーにどう配慮するか、限られた食材をどう使うかを話し合って
●野菜スープ(あっさり野菜で栄養と食物繊維が採れる)
●チヂミ(お腹の足しになる。1週間目なので少し変わったものが食べたい)
●ゆで卵(卵がダメな人は食べずに済む、食べる人が殻をむくようにする)
に決定!
さらに、アレルギーのある方などに配慮した配膳方法や会場設営なども話し合いました。
そして、いよいよ各グループの発表です。

Eグループは、トップバッター!
学生さんたちが堂々と発表してくれました。
その発表を受け「アレルギーっ子の会ぽれぽれ」代表の田辺さんがコメント。
「アレルギーのある人に配慮してくれて嬉しいです。チヂミを作るとき小麦粉が舞うこと、ゆで卵の殻をむいた手でいろんなところを触ることで、アレルギーを発症する場合があるので、小麦粉を扱う場所を決めることや、ゆで卵を扱う前後は手を拭いてもらえる工夫があるといいなと思いました。」
なるほど〜〜!
あと、成分表示が誰にもわかるように、使った材料を明記したり、食材の空き箱などを提示しておくなどすると安心だということでした。
アレルギーのあるお子さんを持つ方からの視点が加わり、さらに学びが深まりました。
続いて各グループそれぞれの発表。
みなさん、それぞれの専門分野の知識を持ち寄って、メニューを考えておられました。
▼D…給食調理員グループ

▼C…医師率いる専門家グループ

▼B…日赤奉仕団給仕グループ

▼A…アレルギーっ子の親子グループ

最後のAグループは、アレルギーっ子たちが中心になって考えたもので
●野菜スープ
●豚肉炒め
●わかめサラダ
●ツナ
アレルギーのある子たちが出した答えは「シンプルなメニュー」でした。
豚肉炒めはあっさり塩コショウだけ。
わかめサラダにツナを混ぜてしまうと、大豆が混ざっているツナのせいでわかめサラダを食べられなくなる人がいるかもしれないので、別にする。
そうかぁ…!
当事者の声って、とても説得力がありますね。
▼テーブルにあった「災害伝言ダイヤル」表示のある飴の袋。こんなのがあるんですね!

すべてのグループの発表が終わり、第3回研修の案内がありました。
なんと次は今回考えたメニューを実際に炊き出ししてみるとのこと!!
(メニューは今回出たものの中から精査して、みんなで同じものを作るようになるそうです)
え〜〜〜!できるのか、私!?
でも、本当に災害が起こって避難所を運営することになったら、有無を言わせずやるしかないですしね。知っておくと知らない、やったことあるとやったことないでは大違い!なので、ここで経験できることに感謝です。
アレルギーのある人もそうでない人も、避難所で安心して過ごすことができるように、まずいろんな人がいると知ることが大事!!
気遣ってくれる人がいると思えるだけでも嬉しい、という田辺さんの言葉が心に残りました。
次回、みなさんの足を引っ張らないように炊き出し訓練頑張ってきます!!
【なるべくなら料理したくない 藤岡】



