• もっと見る

2021年02月19日

インターンシップで体験したこと

インターンシップで来ています山口大学のS.Kです。僕は公務の仕事に興味があるのでこの事業所を希望しました。

2/15はさぽらんてにいらっしゃった発達障害をもった親御さんの話を聞く機会を与えていただきました。
話をしてくださった方々は「ブルーライトやまぐち」という任意団体に所属しています。ブルーライトやまぐちは、主に発達障害の保護者や当事者、支援者が中心となり、市民に発達障害や自閉症について知るきっかけを提供し、「発達障害があってもなくても誰もが住みやすい町にしたい」という思いを持って活動している任意団体です。

発達障害には多くの人が聞いたことがあると思われるアスペルガー障害、ADHDなどがあり他にも「学習障害」などがあげられます。
僕は発達障害にはどういうものがあり、そしてどのような症状があるかくらいは既知でした。なぜならば僕は教員免許を取得する予定ですので上述したことは授業で習ったからです。

この記事を見てくださっている方の中には発達障害について詳しく知っている、あるいは僕のように特徴的な症状を一つくらいは知っているという方もいると思います。またADHD、アスペルガー障害という名前くらいしか知らないという方もいるかもしれません。
もし、僕が教員免許などとる予定がなければ恐らく名前くらいしか知らないという状況だったと思います。

まずここで述べておきますが発達障害のことを詳しく知らないことは悪いことではありません。我々は医者のように医学に精通しているわけでもなく、また発達障害をもった子どもの親でもないので詳しく知らないことは至極当然のことです。

ただ、発達障害のことに興味をもち少しでも知ろうとする態度は発達障害をもった本人あるいはその家族を助けることにつながると思います。
これは当然ながら発達障害だけに限ったことではありません。障害全般のことにも同様のことが言えます。
「障害をもった人はどういう所に難しさを感じているのか」「何ができにくくて不安に感じているのか」などの事をもし自分が理解していてそのような方々に接する機会があれば少しはその方々の支え方などを適切に判断できるかもしれません。ただ当然、専門家ではないのでその支え方よりもっと適切な方法が存在する、あるいはその方法自体が間違っているかもしれません。また、そもそも障害の程度も人によって異なりますので最適解を見つけるのはかなり困難なことであると考えられます。

いずれにしても知ろうとする姿勢が広まれば障害をもった方々を支えることができる可能性は上がるのではないでしょうか。

最後に僕は今回の体験を通して次のことを思いました。
相手を知ることが多様性を認める第一段階であるのではないでしょうか。

最後になりましたがこのインターンシップを通して人との関わりは重要であるということに気づきました。明日はこども明日花様の方で学習支援のボランティアをさせて頂きます。うまく教えることができるか不安ではありますが頑張りたいと思います。
ブルーライトやまぐちの皆様並びにさぽらんての皆様、このような機会を設け頂きありがとうございました。
posted by さぽらんてスタッフ at 16:33 | Comment(0) | インターンシップ
この記事へのコメント
コメントを書く