さぽらんての会議は緩やかです。
テーマに入る前のアイスブレイクにもしっかりと時間を取ります。
見知らぬ人が出会っても、気軽に本音が話せる雰囲気づくりが、成果を生み出す会議になるカギだと考えるからです。
そして、会議の目的、なぜ開催しようと思ったのかを担当者が思いを込めて説明します。時には、先進事例なども説明します。ここでなるべく、参加者の先入観やできる範囲で考えるのではなく、自由な発想を促します。
参加者の緊張が取れたころにテーマについての意見をカードに書き出し、発表、整理という流れが主なカタチです。
これまでテーマ型の円卓会議も数々開催してきました。
・若者のボランティア参加の促進・・・これはやっぱり大学生に聞かないとね。ということで若者ボランティアを巻き込みたい団体と大学生で語り合ってもらいました。さぽらんてのインスタグラム立ち上げのきっかけとなりました!
・ひきこもりから社会との再接続を考える・・・ひきこもり支援をしている関係機関に集まってもらい、当事者も入れて語り合いました。ひきこもり支援者のネットワーク会議が立ち上がりました。
・発達障害への理解を深める・・・当事者のママたちが立ち上げた団体を中心に、行政や応援者たちが集まり新たな啓発イベントを行う団体が立ち上がりました。
・特別な配慮を必要とする人への災害時支援を考える・・・災害支援ネットワークが強くなり、発達障害のママたちの災害を考えるグループが立ち上がりました。
・子どもたちの共育を考える・・・こどもたちが歩いて行ける範囲での地域での居場所づくりコドモジカンプロジェクトへとつながりました。
現在は、地域で見つける自分らしい生き方・働き方をテーマに地域のママを巻き込みたい人、ワークシェアを実践している人、自分の特技を活かして小銭を稼ぎたいと思っている人、働くを応援する人たちが集まって、わいわいと話をしています。
テーマを決めて、見知らぬ人が集まり、多様な考え方を共有していくだけで、まちは豊かなになるなぁ〜と実感します。
皆さんも緩やかに話す、円卓会議実践してみませんか?
<わたなべ>
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