こんにちは✿山口県立大学国際文化学部の吉中彩風です。
今回、私は地域実習の授業の一環で「さぽらんて」さんを通じて2つの団体のボランティアに参加させていただきました。
まず一つ目は「特定非営利活動法人市民プロデュース」さんでの活動について報告させていただきます。市民プロデュースさんでは9月14日から11月4日まで開催されていた「山口ゆめ花博」でのボランティア活動に参加させていただきました。
主な活動内容は、運営支援で、来場者の方へのイベント案内や道案内などの対応をさせていただきました。私自身、初めての山口ゆめ花博で、さらに会場内は広く、すべての情報を把握しているわけではないのではじめは不安でいっぱいでした。しかし、実際にボランティアをしていると、来場者の方から声をかけていただき、お話しする機会がたくさんありました。来場者の方から運営支援で役立つような情報を教えていただくこともあり、コミュニケーションの大切さを感じることができました。休憩時間などの時間で他のエリアのボランティアの方とコミュニケーションをとることで自分の知らない情報を得ることができ、次の来場者の方の対応に生かすこともでき、来場者の方と会話を楽しむことができました。
また、山口ゆめ花博のボランティアには2回参加させていただいたのですが、1回目で出てきた運営の問題点が2回目のボランティアの時には改善されていて、その対応の早さと、少しの変化でもそれがもたらす効果の大きさに驚きました。
次に参加させていただいたのが「こども明日花プロジェクト」さんでのボランティアです。こどもの居場所づくりと学習支援のボランティアに参加させていただきました。ここでの活動では、「いろんな子がいる」ということを感じました。活発な子もいれば、おとなしい子も居たし、素直だなと思う子もいれば、素直じゃないなと思う子も居たし、性格だけではなくて、その子たちを取り巻く環境もそれぞれ違っていて、みんな同じように見えても一人一人違った考えを持っているんだなと思いました。だからこそ、一人一人に寄り添うことが大切だし、一見何事もないような言動でも「その子の思いが隠れているかもしれない」と、一つ一つに向き合うことや理解しようとする姿勢が大切なのかなと思いました。ありのままでいられる環境がどれだけ大切なのか考えさせられました。
今回のボランティアは授業の一環ではありましたが、私にとって初ボランティアでした。今まで、ボランティアに参加してみたいなと思ってはいたものの、勇気が出ず、参加できないでいましたが、今回2つのボランティアに参加できたことでボランティアだけでなくいろいろなことに挑戦することへの自信につながったと思います。また、今までボランティアと聞くと、「支援する側、される側」というイメージが私の中にあったのですが、実際に自分がボランティアを体験してみて、私の働き以上のものを得ることができたし、新たな自分の一面に気が付くことができました。そもそも、私がボランティアをしたいと思ったところで、相手が受け入れてくれないと成立しません。ボランティアは「支援する側、される側」という一方的な関係ではないということが分かりました。
今回の活動では、本当に貴重な体験ができてとてもうれしく思います。活動にあたり、支えてくださった団体の皆様、ありがとうございました。
2018年11月20日
インターンシップブログH
posted by さぽらんてスタッフ at 12:51
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