声が大きくて、理路整然と話しができる人だけではなく、
声が小さくても、まとまっていなくても重要なことばを発する人もいる
多数決だけでは、貴重なことばを練り合わせていくことは難しい。
過去の美しいことばを美しく朗読しても、それは市民のことばにはなりにくい
新しい社会を作り出していくためには、
新しいコミュニケーション方法が生み出されなければならない。
市民の新しいコミュニケーションを考えるために、市民のことばを提案する一冊
(紹介文より)
さまざまな形で参加した人が議論に関わることが可能なワークショップをいろいろな場面で用いたいと思っている方にオススメの一冊です。
地域の課題解決に向けての正しい結論は、誰かが持っているのではありません。
市民一人ひとりが解決に向けて、考え、動き出すことが大切です。
これまでは、声が大きく、理論的で理性的な人が議論の主導権を握り、少数のリーダーが考え判断して、多数の人が従っていくというトップダウンの手法です。
声が小さくても、他の人が気づかない重要なポイントに気づく人もいます。
意外な人から意外なアイディアが生み出され驚くこともあります。
これまでの話し合いでは見えなかった新たな視点から掘り下げていくことができると、議論の内容も深まり、会議が活性化されることもよくあります。
調整はいりますが、決めたことに責任を持つ人も増えていきます。
新しい市民社会をつくるためには、新しいコミュニケーションの方法を生み出す必要があります。
そして、コミュニケーションの問題を解決することは、人と人、人と組織などの社会の問題を根底から変えていくということです。
著者:加藤哲夫(せんだい・みやぎNPOセンター代表理事)
発行元:(有)ひつじ書房 定価695円
さぽらんてでも貸出中
10年以上前に私の中の小さな声を吸い上げてくれるワークショップに参加したこと。
それが、まちづくりに関わるきっかけとなりました。
<わたなべ>
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