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2010年09月12日

情報プチ断食

8月の終わりに「ふれあいパーク大原湖」へ家族でキャンプに行ってきました。

私はすごいインドアな人間で、キャンプなんて生まれてこの方一度もしたことがなく、
しようとも思わなかったのですが、子どもが幼稚園に入ったのを機に、やってみることに。

これが! ハマったんですねー。
いやもう、目からウロコ、お釈迦様が悟りを開くぐらいの衝撃的な経験でしたよ。

キャンプの効能はいろいろいわれていますよね。
自然の中にいると癒されるだとか、生きる力を呼び戻すだとか。

私にとっては、

「情報が制限されることで、頭がすっきりする」でした。

このキャンプ場では、私の使っているケータイは圏外となってしまったため、
時計としてしか役に立たなくなり、テレビもなく、カンテラも薄暗くて本も読めないので、
暗くなったら寝るしかないんですよ。

テントの中は蒸し暑くて、明け方は寒くて、床はかたいしで、
何度も目が覚めてぐっすりなんて眠れなかったんですけど、
それでも朝6時には気持ちよく起きられて、
ここ数年なかったぐらいに頭の中がクリアになっていました。

私が分析するに、

・睡眠で一番大事な22時から午前2時の間はわりと眠れたこと。
・目からの情報が極端に減ったこと。

が挙げられるんじゃないかと思いました。
人間は目からの情報にほとんど頼って生きてるらしいのですが、
特にテレビとケータイの情報量が半端なく多いことが、なくなってみるとわかります。
それを処理する脳は、ずっと働いてるんですよね。

お酒を飲む人が肝臓のために休肝日を作るように、
脳のリフレッシュのためにも「情報断ち」するのがいいんじゃないかと思いました。

あと、これは脳科学者の茂木先生が言ってたんですけど、
脳を休ませるのに、寝るのはあんまり効果がないらしいです。
(寝ても脳は働いているため)

脳のリフレッシュ方法は「普段とは違うことをする」ことだそうです。
普段本を読まない人は本を読んだり、運動しない人は運動してみたり。

なので、アウトドアをしない私には、今回のキャンプはぴったりだったんですね。

この大原湖のキャンプ場は、山口市徳地にあります。
市内に、ケータイがつながらない山奥があるっていうのもなかなかすごい(笑)。
市役所から1時間以内で別世界になるので、気になる方はぜひ体験してみてくださいね!

市民広報記者 藤山
posted by さぽらんてスタッフ at 00:17 | Comment(0) | スタッフのつぶやき
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