私はすごいインドアな人間で、キャンプなんて生まれてこの方一度もしたことがなく、
しようとも思わなかったのですが、子どもが幼稚園に入ったのを機に、やってみることに。
これが! ハマったんですねー。
いやもう、目からウロコ、お釈迦様が悟りを開くぐらいの衝撃的な経験でしたよ。
キャンプの効能はいろいろいわれていますよね。
自然の中にいると癒されるだとか、生きる力を呼び戻すだとか。
私にとっては、
「情報が制限されることで、頭がすっきりする」でした。
このキャンプ場では、私の使っているケータイは圏外となってしまったため、
時計としてしか役に立たなくなり、テレビもなく、カンテラも薄暗くて本も読めないので、
暗くなったら寝るしかないんですよ。
テントの中は蒸し暑くて、明け方は寒くて、床はかたいしで、
何度も目が覚めてぐっすりなんて眠れなかったんですけど、
それでも朝6時には気持ちよく起きられて、
ここ数年なかったぐらいに頭の中がクリアになっていました。
私が分析するに、
・睡眠で一番大事な22時から午前2時の間はわりと眠れたこと。
・目からの情報が極端に減ったこと。
が挙げられるんじゃないかと思いました。
人間は目からの情報にほとんど頼って生きてるらしいのですが、
特にテレビとケータイの情報量が半端なく多いことが、なくなってみるとわかります。
それを処理する脳は、ずっと働いてるんですよね。
お酒を飲む人が肝臓のために休肝日を作るように、
脳のリフレッシュのためにも「情報断ち」するのがいいんじゃないかと思いました。
あと、これは脳科学者の茂木先生が言ってたんですけど、
脳を休ませるのに、寝るのはあんまり効果がないらしいです。
(寝ても脳は働いているため)
脳のリフレッシュ方法は「普段とは違うことをする」ことだそうです。
普段本を読まない人は本を読んだり、運動しない人は運動してみたり。
なので、アウトドアをしない私には、今回のキャンプはぴったりだったんですね。
この大原湖のキャンプ場は、山口市徳地にあります。
市内に、ケータイがつながらない山奥があるっていうのもなかなかすごい(笑)。
市役所から1時間以内で別世界になるので、気になる方はぜひ体験してみてくださいね!
市民広報記者 藤山
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