班長選挙 [2017年11月30日(Thu)]
============================================= <お知らせ> @2018年度入所申込み書類を受付中。詳しくはこちら。 Aアルバイト指導員を募集しています。詳しくはこちら。 ============================================= ●11月29日(水) 予定通り、班長選挙を行いました。 月曜日と火曜日にした約束通りに、 どの子も、学校からまっすぐに帰ってきました。 選挙にかける気持ちの入り具合を感じました。 初めての試みです。 どれだけ時間がかかるかもわからないので、 おやつと選挙を優先して、 宿題は後に回すことにしました。 習い事に行く子と早く帰らねばならない子は、 みんなより一足早く投票。 立候補しているBA.Yも早く帰る予定だったので、 他の候補者より先に、 みんなの前で決意表明をしました。 ものすごく緊張した顔をしながらも、 しっかりと「班長になって頑張りたいので、 よろしくお願いします」と伝えていました。 決意表明をするにあたってはまず、 もりもりが 「自分が本気で班長をやりたいから、 立候補したと伝えるためにやるべき」 と伝えました。 恥ずかしい気持ちや自信のなさから、 やりたがらない子もいたのですが、 もりもりが強く「やってほしい!」と伝え、 それぞれが発表することにしました。 ![]() おやつが終わり、選挙の説明と投票の時間に。 登所した6年生は3人。 ES.TとER.Yが司会。 EA.Nは投票用紙作成と投票の立ち会い係を 担当してくれました。 まず、司会の2人から、選挙の説明がありました。 2人がいつになく真面目な口調で説明をするので、 みんなも真剣に聞き、緊張感が高まりました。 みんなの投票で決める班長だから、 誰がなってもみんなで認めること。 出席人数の半分以上の得票で 当選できることを確認しました。 続いて、立候補者が、 どんな班を作りたいか発表していきました。 当初、決意表明を嫌がっていた子たちも しっかりと、学年を問わず、 1人1人が堂々と発言していました。 立候補者全員がカッコよくて 目頭が熱くなりました。 そして、投票。 ![]() 8班作るので、1人最大8人まで投票できます。 投票用紙には、候補者全員の名前と 「1人以上8人まで」の注意書き。 EA.Nが書いてくれました。 作成を頼んだ時は、「え〜」と言いながらも、 一度書いた名前を書き直すなど、 とても丁寧に作ってくれました。 EA.Nが投票立ち会い係を担当するため、 6年生、立候補者、1年生、2年生、3年生、 4年生、5年生の順に投票しました。 投票用紙を見つめながら、 即、立候補者に○をつける子、 悩みながら◯をつける子…、 みんなそれぞれに真剣に投票していました。 ![]() 指導員が開票をして、結果発表。 すると…。 当選者はDH.Yのみ! DH.Yは当然喜びましたが、 他の子は「えー︎、1人だけ︎」と驚いていました。 急いで、2回目の投票に取りかかりました。 今度は、投票用紙からDH.Yの名前だけ除き、 最大7人までを投票します。 その結果、7人が決まり、 以下のように8人の班長が決定しました。 DY.U DH.O DN.S DA.T DS.M DH.Y CK.I BR.H 5年生の子はそれぞれにガッツポーズでしたが、 CK.Iの当選が決まった時は、 他の4年生の立候補者が一緒に喜ぶ姿があり、 BR.Hの時は、周りにいた低学年の男の子が 一緒に喜ぶ姿があって、とても印象的でした。 自分は落ちても、他の子の当選を喜んであげられること (本当は悔しい気持ちも大きかったはずなのに)、 3年生が選ばれたことで、 低学年の代表のような気持ちの表われ︎を見て、 とても胸が熱くなりました。 当選しなかった子は、本当に悔しかったと思います。 1人1人、本当に真剣に選挙に取り組んでいましたから。 BS.Tと話した時には 「落ちた子にしかわからない思いが、 きっと強さになるから」と伝えました。 BS.Tは「それもあると思うけど…」と、悔しそうでした。 これからの糧になってほしいです。 ![]() もりもりが立候補した子たちに言いました。 当選した子どもたちには、 「当選した8人は、落ちてしまった9人の想いも一緒に 班長として頑張らなければいけない」と。 落選してしまった子どもたちには、 @班長になりたいと立候補したことに まず、自信を待って欲しい。 みんなはその姿を見てくれている。 Aこれで終わりじゃなく、これからが大事。 Bもし、新班長がしっかりとできていなかったら、 良くない!と声をあげても良い。 C次のチャンスに向けて頑張って欲しい と、伝えました。 班長になる子も、落選した子も、 今までとは違う思いで活動することで これからの班活動がよりよいものになり、 個人の成長と集団としての成長が生まれることを 期待しています。 良い班を作りたい――。 良い班長になりたい――。 立候補者は思いを伝えました。 そして、みんなで選びました。 学童全体で選挙に取り組む姿が見られて、 学童っていいなぁ、 子どもたちの姿っていいなぁと 強く感じました。 子どもたちの思い、そして 子どもたちの変化する姿があることを 改めて学ばさせてもらう機会となりました。 (いでっち) |