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自然の力ってすごい! [2019年03月26日(Tue)]

指導員いでっちの投稿です。

●3月25日(月)

6年生の卒所旅行のまとめです。

大成功の卒所旅行でした。

H.Mが体調不良のため
学童で留守番になってしまったことは
とても残念でしたが、充実した活動となりました。

自然の力に引っ張っられてなのか、
みるみる解放的に、テンションが上がっていく
子どもたちの無邪気な笑顔と姿を
見ることができたことが、とってもよかったです☆

それは参加した大人すべてに一致した感想でした。

本来、もりもりが引率するはずだった卒所旅行。
僕はピンチヒッターなので、
ここまでに至る経緯は
もりもりと子どもたちによるものです。

なので、最後のおいしいところだけを
もらってしまった感というか、
申し訳ない感もありますが、
誰が一緒に行ったとしても、
子どもの姿は変わらないものであったことは
間違いないと思うので、
大切な部分に変わりはありません。

image1 3.jpeg

山登りなんて久しいことで、
ましてや岩登りなんて未経験だったので、
もりもりから「代わりに」と頼まれた時は、
正直「マジで︎」とひるみました(汗)。

しかし、フタを開けると、
思春期に足を踏み入れ始めた、
どこか鬱屈とした雰囲気も漂う
普段の6年生の表情とはかけ離れた、
子どもらしさを取り戻したとでも
言うべき表情と姿に立ち会えた貴重な機会となりました。

A.Yが「おーい、いでっちー!」
と手を振ったのなんて、何年ぶりか︎。

山登りしながら、6年生となんでもない会話を
長時間することも久しぶりでした。

出発時の、あまりテンションの上がらない
「めんどくさい」という言葉も飛び交う雰囲気から、
全員がいきいきと動いている後半への変化は、
ドラマチックでした。

前半は…

時折走って進んでいく
N.S、T.M、H.Y、A.Y、H.Oの
(イノシシになぞらえて)猛進組と、
歩いて進んでいく、A.T、S.M、Y.U、N.Uの
ゆっくり組に分かれていました。

それが、お昼ごはん以降は
みんながハイペースになり、
元気に走ったり、大きな声を出したりと、
学童の中や街中ではできない
自然に身を任せたような行動に変わっていきました。

思えば、前半もY.Uが「膝が痛いから、ゆっくり行く」、
N.Uも「体重重いから、ゆっくり行く」
なんて言いながらも楽しんでいる様子でした。

image2.jpg

A.T父と一緒にコーディネイトしてくださった
山のプロ(子どもたちに、そう呼ばれてました)も、
「普段使わない体の部分を使えて、
いきいきしていると思う」というようなことを
おっしゃっていました。

そんなふうに体全体を使って、
ありのままに楽しむことができたようです。

また、自然とできているペアを見ているのも
楽しかったです。

女子は、3人一緒ですが、
男子はN.SとT.M、A.YとH.Y、Y.UとN.U。
途中バラけてもまたペアに戻る。
今はその形が落ち着くんだろうなと見ていました。

かなり険しい場所もいくつかありましたが、
誰もが躊躇することなく進んでいたことも驚きです。

だいたい学年に1人か2人は
躊躇する子がいるものですが、
この学年はみんな度胸がありました。

振り返ると、他の学年よりも
同学年のみでの活動が多かった学年かもしれません。

4年生になる前のおやつ作り、
4年生の時のごはん炊き練習とおにぎり作り。

普段はチームワークがあるとは正直言えませんが、
共同作業を重ねてきて、きっちりとやってきました。

その時と何か変わったような、
何も変わっていないような、
そんなことを考えながら、
本当に無邪気な姿を見ることができて嬉しかったです。

学童に帰った途端にいつものマイペースに戻り
「ほんまに〜」とも思いましたが(笑)。

N.S母、T.M母と
卒所式のスライドや写真の話、
T.M母とブログの話をしたこと、
ブログが随時更新されていることを話して
にぎわった時間も良かったです。

きっと、この卒所旅行を
子どもたちは一生忘れることはないだろう、
そのくらい本気で楽しんだ1日だと思います。

イノシシがリュックをさらっていったという思い出とともに…。

いつか、このメンバーが自分たちで
また同じ場所に行ったら、すごく素敵だなと思います。

今回教わったことは、
自然の中では無邪気になれること、
荷物は放置しないこと。
これから忘れずにいようと思います☆

Posted by 真田山子どもクラブ at 07:15 | さなだやま日記2019 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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