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半年後…@ [2018年10月11日(Thu)]

指導員あんちゃんの投稿です。

●10月10日(水)

いつも仲が良いがゆえに、ケンカも多い
一年生男子のY.K、S.K、K.N、R.S。

学童に入りたての頃は
毎日どこかで誰かがケンカをしていました。

この日、Y.Kはお着替えの服を忘れてしまい、
制服姿で私に言いにきました。
「きがえ、わすれてきた」

 玉造小は制服登校のため、
 学童に帰ってくると、すぐに私服に着替えます。


ロッカーの中を確認すると、キャラクターの描かれた
置き着替え用のTシャツを発見しました。

あ「これ、あるやん?」
Y.K「バカにされる、いやだ」

キャラクターが描いてあるからと、
シュンとしてしまいました。

バカにされてるところを見たことないけど、
そんなに嫌なのか…制服でいるべきかな…。

私が迷っていると、
S.KとK.NとR.Sが寄ってきました。
「どうしたん?」
「何があったん?」

Y.Kと話した内容を3人に伝えると、
3人とも真剣な顔になり、
口々にY.Kに声をかけ始めました。

K.N「オレも○○(キャラクター)のTシャツ着てんで!
   おかしくないやん!」
R.S「ボクだってプールの時のタオル、
   くまさんの使ってるで!でもバカにされへんで!」
S.K「誰がバカにするん?そんなことでバカにするやつが
   いたら、オレがぶっとばしてやるわ!」

「そうやんな、そんなことでバカにされないし、
皆が助けてくれんで」と私も言いました。

結局、Y.Kは3人の言葉に後押しされ、
そのTシャツに着替えて、
いつも通り宿題をして、元気に遊んでいました。

  autumn_budou.png

おわりの会が終わったあと、Y.Kに聞きました。
「誰かにバカにされた?」

「ううん!バカにされなかった!」
と答えると、また遊びだしました。

ふだんはささいなことからケンカの絶えない彼ら。
でも、誰かが困っていたり不安がっていたら、
助けたい、大丈夫やでと声をかけたい。
そんな様子がうかがえました。

こういうことを積み重ねて
彼らは1日1日仲を深めていくのだなあと、
思いました。

Posted by 真田山子どもクラブ at 05:45 | さなだやま日記2018 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)
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