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資金収支差額についてB [2013年02月04日(Mon)]
 こんにちは、
 税理士法人サムライズ 横山です。

 私事のブログが間に挟まりましたが、

 資金収支差額についてお話します。

 今回は、固定資産・負債が増減するケースの現行(おさらい)についてです。

 まず固定資産が増加するときですが、

 代表的なものとして固定資産(ここでは備品)を購入したとき、

 現預金で支払か、一時的に未払いとしても即時支払う前提のときに

  (借方)                (貸方)

 備品       ×××      現預金(未払金)   ×××

 という仕訳がたちます。

 これでは、流動資産の減少ないし、流動負債の増加に対して、その発生源を表す

 資金収支支払書の科目がないため、

 いわゆる、展開仕訳として

 (借方)

 固定資産(備品)取得支出  ×××

 が同時に発生し、

 支払資金収支差額=流動資産 −流動負債 の整合性を保つことになっております。

 仮に、今の取得にあたり支払方法が長期的なものとなって

 (借方)             (貸方)

 備品   ×××       長期未払金  ×××

と貸方が固定負債になる仕訳を起こすと先ほどの展開仕訳は不要となりますが、

 現行、1年基準の考え方がない会計基準ではほとんどこのような仕訳は発生せず、

 展開仕訳が発生しているのが現状です。
(そもそも、予算に合わせた固定資産の取得なので、即時払いが基本のためともいえますが)

 今度は、固定負債の増加ですが、これも

 代表的な例としました資金の借入の場合

 (借方)               (貸方)
 現預金  ○○○       長期運営資金借入金  ○○○

 のような仕訳の場合、流動資産の増加を資金収支に反映させるために

                   (貸方)
                   長期運営資金借入金収入 ○○○

 という展開仕訳が発生していました。

 また、固定資産が売却などによって減少したり

 借入した長期性のものを返済することによる

 固定資産・負債の減少についても
 それぞれ

                     (貸方)
                     固定資産売却収入  △ △
 
  (借方)
  長期運営資金返済支出 □□

 等の展開仕訳が発生し、

  支払資金収支差額=流動資産ー流動負債
 の原則を保ってきました。

  では、これが1年基準の採用によってどうかわるか
  次回ご紹介します。

 下の写真は、大好物の肉まんで、

 家内が、いつもよりちょっとグレードが高い(どこのか聞きましたが、すぐ忘れてしまいました)
 ものを買ってきてくれたので紹介します。

 普通のに比べてとにかく大きかったのですが、
 まだまだ寒いこの時期、
 あっという間に食べてしまいました。
 
にくまん_0159.jpg

  


 


 
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