数年前、涙のお電話をいただいた難聴児の親御さんから、
本当にうれしいお手紙とご寄付をいただきました。
『息子も今では大学生です。
中学生の時にサマライズさんに出逢わなければ、
今の生活はできなかったと思います。
あの時は親子共々、勇気をいただきました。
実際には学校から(遠隔支援の)使用許可は
いただけなかったですが、その時の対応
(啓発のための学校訪問、教育委員会との電話協議、
遠隔支援のお試し授業実施など)がきっかけとなり、
介助員を付けてもらえて、息子も勉強を諦めずに
学びを続けることができました。
これからの難聴の子どもたちが、
授業中、先生の声が文字変換されることが
当たり前になる社会になって欲しいです。
私も応援しています。』
長野サマライズ・センターは、
小学校中学校高等学校の授業の内容を文字にする、
「遠隔文字通訳」の活動で、直接支援を担えるよう、
最大限の準備をしております。
一方で、そのお子さんお一人お一人にとって、
私たちが直接支援させていただくことだけを
目的にしておりません。
学校の先生方とご一緒に、お子さんの困りごとに向き合って、適切な解決策を導いてくださる、その最初のきっかけになれるように努力することも役割です。
ぜひ、皆様の周りで、
聞こえに不自由を感じながら学んでおられるお子さんが
いらっしゃいましたら、ご相談ください。
関係する皆様とご一緒に、知恵を絞っていきたいと思います。

▼長野サマライズ・センターからのメッセージ▼
「インターネットを活用した遠隔授業の普及に取り組んでおります。
教育現場での聴覚障害のお子さんの支援の理解やシステムを、難聴児に関わる多くの皆さんにご紹介できるよう、長野サマライズ・センターを応援してください 」
http://www.nagasama.net