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NPO会計・税務リクツとコツ
中尾さゆり(税理士・准認定ファンドレイザー)

NPO法人ボランタリーネイバーズ(https://www.vns.or.jp/)理事長
税理士法人TAG経営(https://tagkeiei.tkcnf.com/)社員税理士
個人としての、NPOの会計税務専門家

さまざまな立場の経験を活かして、
バックオフィサー・経営者向けにリクツとコツをかいています。

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NPOの監事のためのMeetUP 参加しました〜監事の監査報告書(ひな形)だけでも学び多し[2022年04月21日(Thu)]
NPOの監事のためのMeetUP【監事ってどうやったら・なにやったらいいのを手繰り寄せる】
日時:2022年4月21日(木)19:00〜20:30
場所:Zoom
主催:非営利組織評価センター 山田さん

途中までしか参加できなかったけれど、下記はすぐに使えるのでお勧め。
とくに、監査報告書は、この報告書から「姿勢」を学ぶことができます。

<JCNE>
NPOの監事ハンドブック
https://jcne.or.jp/2021/07/13/npo-auditorhandbook/

【参考情報】監事の監査報告書(ひな形)の公開
https://jcne.or.jp/2021/05/11/auditorauditreport/

<@PROのも紹介>
NPO法人のための業務チェックリスト
https://npoatpro.org/user/media/npoatpro/page/tool/NPOChecklist2018.pdf

事後の思い出し・・・
**************
あと、監事の話で時々聞くのは、「役所では」「会社では」「自治会では」こうだから・・・。
それぞれの適用されるルールが違うことは踏まえておきたい。NPO法人なり、社団・財団なりでは、そこで適用されるルールを把握したうえで、指摘していただきたい。ほかのルールや常識をもってきて「できていない」って混乱させることは避けてほしいなあと思っております。

 NPO法人でも定款や規定の書きぶりによりルールが違う部分もあるから、そこからチェックする癖はもっておきたい。例えば、事業計画や予算、役員は総会で決めるのか理事会で決めるのかなど。
うっかり上書きしてしまった(会計王エクセル出力) [2022年04月11日(Mon)]
@会計王で決算書をエクセル出力(総会用の活動計算書・貸借対照表・財務諸表の注記・財産目録)
⇒必要な加工をして保存

A会計王で決算書(収益事業のみ)をエクセル出力
⇒確認して保存

したら、@をAで上書きしてしまった。
会計王10年以上使っていて、初めての失態・・・。
もう今日は仕事するのやめた。

こんなうっかりさんは、私だけでしょうか。
(基本は私うっかりさんでして、あとでチェックして抜け漏れをなくすための手法開発に汗水たらしているのです。でも、これはやらかした〜)。

今日はその他、ドロップボックスの同期がうまくいっておらず、古い資料を基に作業をしていたという悲しい出来事があったこともご報告します。

でもまだ決算シーズンは始まったばかり。これをネタに、次からは超効率的にやるほうほうをみつけよう・・・。

そうそう、これは今後の講座のネタの仕込みなんだから、だいじょうぶだいじょうぶ。
中部圏地域創造ファンドの事務スタッフ求人が出ています[2022年04月08日(Fri)]
中部圏地域創造ファンドの事務スタッフ求人が出ています。
テレワークありの週4勤務。
裏方から活動を支え・仕組みをつくっていくようなお仕事です。

中尾が個人的に素敵だと思っているセンパイたちと一緒に働くことができます。
NPO支援のマインドをと知恵と経験を持ったいろんな先輩たちと切磋琢磨しながら、
助成先の団体や関係者と真摯に向き合うことを通じて、
自分の成長や変化を味わうことのできる仕事です。

いまお仕事を探している方、ご検討ください。また、お仕事を探している方にお知らせいただけるとありがたいです。

******************
■休眠預金草の根活動支援事業2021「チームによる支援活動の広域展開」スタッフの募集
休眠預金による「チームによる支援活動の広域展開〜子ども・若者(外国人を含む)に焦点を当てた社会的包摂の実現〜」事業を担当するスタッフの募集です。助成を受けて民間公益活動をおこなう団体をサポートする業務を主に担当します。
募集人員:1名
業務内容:標記事業における助成団体のサポートを含む事務作業全般。助成団体の対象エリアは中部5県(長野・岐阜・静岡・愛知・三重)、現地派遣あり。
募集職種:
【A】事務スタッフ
・助成事業に関わる事務作業全般
【B】事業・事務スタッフ
・【A】に加え、助成団体に対する伴走支援、研修企画などの業務全般
雇用期間:2022年4月1日以降〜2023年3月31日(更新あり)
※雇用開始後、3か月間は試用期間とします。
労働時間等:週4日程度(応相談、1日8時間程度。土日祝日問わない)。テレワークあり。
給与等:時間単価1200円〜1500円。月末締め翌月払い。賞与(年2回)あり。
その他:通勤手当、社会保険加入あり。
申込方法:申込書と経歴書(特に、助成事業や民間公益活動に関する経験等を記載のこと)をメールでお送りください。書式・様式は自由です。
問合せ:電話、FAX、Email などで、下記事務局までお問合せ下さい。
※休眠預金草の根活動支援事業2021については下記ホームページを参照
https://www.crcdf.or.jp/9_kyuminyokin/kusanone2021.html
※本法人については、団体ホームページを参照。
https://www.crcdf.or.jp/
(問い合わせ)
一般財団法人中部圏地域創造ファンド
460-0002 名古屋市中区丸の内 3-5-16
愛知県林業会館 2F
電話:052-228-0350/FAX:052-228-0360
Email:crcdf@crcdf.or.jp
ソーシャル系キラキラ苦手な私が寄付をした話[2022年04月07日(Thu)]
ここのところLivEQualityHUBさんのオンラインイベントの追っかけ化しています。なんかよくわからないけど、なんかやってくれそうだから観察したいなあって(参加費無料だし)。

https://readyfor.jp/projects/livequalityhub/announcements

LivEQuality HUBさんについて知ったきっかけは、東京の関係者経由から、名古屋で新しい動きをする方がいると聞いたこと。ですが、聞けば聞くほど、すごい経歴を持ったソーシャル系のキラッキラッしたひとたちだし、代表が公認会計士でプロだから私がお役に立てるようなことはないな〜と思っておりました。

ところが、以前からよく知っている・信頼・尊敬している人の関わりもあって、お会いしてみることに。するとすごく考えられているだけど、名古屋・愛知界隈でのつながりがまだ少ないということがわかりました。

そんな中、雑談の中で出てきたことをさっと拾って、いつの間にか会いに行く・つながりをつくる、そのスピード感と柔軟性そして、周囲の人に敬意を払って学ぶ姿勢に驚かされました。実るほど頭がたれるというのはこういうことかと。

昨日は「第1回サポーターズミーティング」に参加してきました。クラファンあと1週間くらいで、最初のゴールは達成したものの、ネクストゴールまではまだけっこう距離がある。それをどう考えているかをききたかった。少人数で、率直に話せそうであったので「ぶっちゃけ、今までの寄付者ってどんな人ですか?取りこぼしと感じているところはどの辺ですか?」ってきいちゃいました。こんな、空気読まないぶしつけな質問にも事務局長さんは誠実に答えてくれました。

LivEQualityさん、すごすぎて私が出る幕はないなというところから、
このひとたちの近くでウロウロしていることで、ひとりでは行けないところにいける(かもしれない)。それもおもしろいのかなと思い始めたところです。

イベントに3回くらい参加して、やっと何か見えてきた感じ。(1回目・2回目は高級デパートに行って場違いなとこ来てまった〜というような気持になったが、3回目の終わりごろからやっと自意識過剰から抜け出し始めました・・・。みなさんいい人でウェルカムな姿勢出してくれてると頭ではわかったるんですけど、田舎者で気が引けちゃうんですよね。)

ということで、まだいろいろイベントあるみたいなので、いちど覗きに行くことをおススメします。見に行った本人が寄付をするかしないかは、あとから考えればいいことだし、これをみて、自分の心の動きを味わうのもオツなものかなと。

4/9追記
遠くに行くというより、「異世界に行く」というのが感覚に合っているかも。でも、転生しないで日常も続いているのがラノベとの違いです。
まさかの特定収入手計算〜ありがとう、国税庁のWebつくっているひと[2022年04月07日(Thu)]
年に1回(と、時々電話)のお付き合いのNPO法人さんの決算相談。

「今年変わったことありました?」の質問に、
「コロナで経営が大変だったけど、みんなが助けてくれて、寄付も集まって、ほんとうにありがたかった」
「よかったですね〜」

といって、いつも通り決算チェック。

消費税のところまできて、うっ、まさか・・・。
寄付割合けっこう多い→特定収入計算あり、だよね・・・。

いわなければ法人側は気づかない
特定収入計算やると税額は増える、
でも、職業倫理上、言わないわけにはにはいかない。

シートをダウンロードして書きましたよ。

【公益法人等と消費税の説明】
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/shohizei.htm

●実際の計算には上記内の「特定収入に係る課税仕入等の税額の計算表(PDF/634KB)」をつかいます。本当はエクセルで、計算式が入っていてほしい・・・。

●上記の計算表を記載するには、消費税の基礎知識(+特定収入ってなんだよ!の判定知識)が必要。そういう意味で「特定収入に係る課税仕入等の税額の計算表(PDF/634KB)」は優秀。
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/check_sheet/index.htm

だけど、普通の納税者にこれをやるだけの体力と気力があるかは疑問・・・。

【参考】
消費税及び地方消費税の確定申告の手引き・様式等
https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/shinkoku/shohi/06.htm

⇒いつもは会計王から消費税の計算を出力しているからいいんだが、
 特定収入計算は会計王は対応していない
 →税務署からも送られてこない
 →としたら、国税庁のWebサイトからダウンロードするしかない
ということで、URL貼り付けておきます。
仲間が増えたから、引き受けられた入力代行[2022年04月06日(Wed)]
【仲間が増えたから、引き受けられた入力代行】

ボランタリーネイバーズで入力代行しているNPO法人の決算のため、入力担当者と団体さん訪問。

現預金等の残高確認、
活動計算書の科目ごとの確認、
部門別確認、
補助金の報告書作成サポート
NPO法人としての財務諸表出力プラス注記まで、
ノンストップ2時間半。

2月頃ヘルプが入ってからここまで、よくがんばりました。そして、団体さんにとってはこういう関わりが心地よい、というか有効なんだということも感じました。
こういうことを必要とする団体に届けたい。入力やってられん!外出ししたい!という方は年度の前半までにメッセージください。ギリギリのとか、いまから2021年度をというのはムリよ。
所得拡大促進税制(2022年3月期決算対応)の準備エクセルツールをつくってみた[2022年04月06日(Wed)]
所得拡大促進税制(2022年3月期決算対応)、前年度と比べると適用しやすくなりました。
青色申告で、役員等以外に支給した給与の額が一定アップしていれば、税額控除できるというもの。
https://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/zeisei/syotokukakudai03guidebook.pdf

去年より使いやすくなったので、判定をしていくための業務フローを意識したエクセルシートをつくってみた。試用版のため、責任は負いきれません。ご参考まで。
所得拡大促進税制2022年3月期.xlsx